月草雑記帳

侍戦隊捏造文章


久しぶりすぎてスミマセン。


こんにちは!むちゃくちゃ久しぶりに「全」、更新です!期間空けすぎて逆に季節にマッチしたという偶然(苦笑)。ちなみに作品中では真夏ですまだ。たった一晩の話にどれだけかけるんだ…!?


ちょいちょい書いてはあるんですが繋がってなかったりするのですよね。次はいつ載せられるのやら…
とりあえず、よろしければお楽しみください。



『全』六話



「…!」
カードを持った流ノ介の表情がひきつる。
「次の『1』は流ノ介か。」
「む。わかりやすいな。」
「本当ね。ちなみにネタ振りは誰?」
「あ、次はうちやわ。」
ことはが自分のトランプを見せる。
「ことは、手柔らかに」
「何でも聞いていいってよ!」
言葉を遮られた流ノ介が千明を睨む。千明は知らぬ顔でことはのネタ振りを待った。
「あ、うん。えっとー…あ!流さんは、どれくらいモテはるん?」
「…うわー、ど真ん中ストレート。」
「てか話しづらいだろそれ。」
源太と千明の声にことはが頷いた。
「そっか、ほんなら…バレンタインデーにチョコレートどれくらいもらわはるんですか?」
「確かに、それはモテないともらえないな。」
「これ以上なくわかりやすいかも…どうなの?流ノ介。」
「うーん、確か…八十、くらいか?」
「「「八十!?」」」
驚きの声を受け、流ノ介がつぶやく。
「同級生と歌舞伎のお客様に頂けると確かそれくらいに…」
「さすが、腐っても将来有望な若手イケメン歌舞伎役者だな…」
「私は腐ってなどおらん!」
「比喩だよ。」

「千明は?」
「フツーに一桁全部義理。源ちゃんは?」
「年によって違うな。ていうか、場所によって?」
なるほどね、と茉子が頷く。
「丈瑠は?」
「…さぁな。」
「何よそれ。」
「いちいち覚えてない。」
「うわ、イヤミな」
「黒子が全部返却しに行ってたからな。」
「受け取り拒否!?」
千明の言葉に丈瑠が顔をしかめる。
「別にそういうわけじゃ…」
「贈り主がわからないやつとかなかったの?靴箱に入ってて、みたいな。」
「ああ。なんとか探し出していたらしい。」
「黒子さん流石やわぁ。」
「てかいいのかよそれ…」
「知らない人に物をもらって放置なんかできるか。安心しろ。ちゃんとお返しは黒子が持って行った。」
「訳わかんねー!」
千明の叫びに茉子と源太が苦笑する。
「みんな凄いなぁ。やっぱりモテモテやわ。」
ニコニコと楽しげなことははふと何かに気がついた。
「お姫さま、どうかしはったんですか?」
「…いや…」
「ん?どした?」
薫が戸惑ったような、自慢したいような顔で答える。
「私は去年百以上もらったぞ。」
「はいぃ!?」
「百!?」
「ああ。」
「お姫さま、凄いですね!」
「そうか?」
口々に賞賛され、薫は困ったような顔になる。
「『友チョコ』というらしい。しかしアレは大変だな。けぇきだったりまかろんだったりと随分手が込んでいた。」
「さすがです姫!」
「ほんま、モテモテやわ~。」
楽しそうで何故か誇らしげな流ノ介とことはを除く面々は、複雑な表情で同じことを考えていた。






『『『『それは、本命っていうんじゃないかな…?』』』』

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