月草雑記帳

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五宝文字と時空終着駅


超・電王&侍戦隊捏造 五宝文字と時空終着駅 『秒読みは始まった』


こちらは3周年記念スペシャル捏造です。
「超越時空炎鳥伝説」などの続編となっております。詳しくは目次をチェックしていただければおわかり頂けると思います…。
正式名称は「超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー 五宝文字と時空終着駅」です。ゴホウモジ ト ジクウ ノ ターミナルとお読みください。いやなんでもいいですけど。


とりあえず注意書きをば。
・こちらは捏造小説です。
・仮面電王捏造小説です。
・侍戦隊捏造小説です。
・つまり、電王とシンケンを勝手にコラボさせちゃいました。
・キャラ崩壊注意報発令中。
・読みにくさクライマックス。
・お読みになる際は十分な妄想力をお持ちくださると楽しめるかと。
・長さクライマックス。
・キャラクターの多さクライマックス。
・いつ終わるんだかわからない
・台詞が多い。
・どちらも詳しくないと読めない…なんてことはないけど詳しい方が楽しいかも。
・そしてシンケンにおいて、「帰ってきた」と「ファイナル」は無視。
・あと本家コラボ作品も無視。
・無視とはつまり「なかったことにしてください」ってこと。
 

そして今回は思い切ってシリアスです。私の全て(の妄想)をつぎ込んであります!
なんと!世界の危機とかなんです!
そして…今回の長編に関しては何書いてもネタばれになりそうなのであとがき?はつけないことにします。我慢我慢。
そして拍手やコメントは大歓迎ですが、(ストーリーについてなどのことは)返信できない可能性があります。申し訳ありませんがご了承ください。
それでは、覚悟はいいですか?
いろいろてんこ盛りな超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー最終幕!
開幕です!





『秒読みは始まった』


 この関係を、なんと呼ぼう?
 単なる同志とは違う。単なる主従とも違う。
 この、特別な関係を。
 なんという名で呼べばよいのだろう。
 ―――いや、
 やはり名前をつけるのは止めよう。
 名前のあるものは、いつか必ず、壊れてしまうのだから。
 名前をつけずに、ただ、祈ろう。
 どうぞいつまでも、ずっと。


「えっと…ここか…『鳴海探偵事務所』は…。」
 ドアの前で迷っているらしい少年を見て、買い物から帰ってきた女性は青年の前に顔を出した。
「はーいっ!依頼ですか?」
「え、あ、いやちょっとここの人に用事が。」
「え?」
 きょとんとする女性に青年が苦笑する。
「あ、えっと…俺は、野上幸太郎といいます。とりあえず、あがっていいかな?」
「あ、どうぞ。あ、あたしは照井亜樹子。」
 亜樹子に招かれ、幸太郎は事務所のドアをくぐった。
「それで?用事って?」
 お茶を出され、幸太郎は一口飲んでから答えた。
「『地球の本棚』に行ける人を探してるんだ。この事務所にいるって聞いて。」
「おう亜樹子!買い出し終わったか?」
「ただいま、亜樹ちゃん。」
 丁度ドアが開いて、二人の青年が中へ入って来た。
「あ、翔太郎君フィリップ君、おかえり!この子、依頼者さん!」
「…ああ、ようこそ鳴海探偵事務所へ。俺はここの探偵、左翔太郎だ。ご依頼は?」
「『地球の本棚』に入れる人を、探してるんだけど。」
「…はぁ?」
「ということは僕に用事かい?」
 ぽかんとする翔太郎の後ろから、頭にクリップをつけた少年が進み出る。
「あんたが?」
「ああ。僕はフィリップ。『地球の本棚』に入りたいのかい?でも君には無理だ。」
「あ、いや、入りたいのはそうなんだけど。でも俺が入れないってのは、知ってる。」
「じゃあ検索依頼か?一体何を知りたいって…ってかお前、『地球の本棚』のこと何処で知った?お前、誰だ?」
 ずい、と顔を近づける翔太郎に幸太郎は曖昧に笑う。
「えと…俺の事はいいからさ。」
「は?お前それでよく…もう良い。帰れよ。」
「待ちたまえ翔太郎。これはなかなかに興味深い。僕はちょっと彼を検索してみるよ。」
 そう言うが早いかフィリップは両手を広げる。
「キーワードは…」
「今だ!」
 青年がそう叫ぶと青年から光球が飛びだし、フィリップに飛び込んだ。
「え?何?何?あたし聞いてない!」
「おいコラてめえ!フィリップに何をした!」
「何も。大丈夫だからちょっと待ってよ。」
 掴みかかって来た翔太郎の腕を外しながら、幸太郎は息を整える。
「あれ?っていうかあの光、なんだか見覚えが…」
「ん?そう言われれば確かに…って!あー!思いだした!お前、電王の仲間か?」
「っていうか、俺が電王。」
「「は?」」
 亜樹子と翔太郎はぽかんと幸太郎を見る。
「いや、電王は確か野上良太郎ってやつじゃ…。」
「そうよ。あなた野上…幸太郎、だっけ?」
「そ。でも俺が電王だから。」
「?」
 亜樹子と翔太郎が首を傾げている間に、フィリップから光球が出てきて幸太郎の中に戻った。
「じゃ、お邪魔しました。」
「あ、おい、ちょっと待てよ!」
 幸太郎は一度頭を下げると、そのままさっさと外へと飛び出した。
 翔太郎が慌てて追いかけたが、その姿は何処にも見当たらなかった。
「…くそ、逃げられた。おいフィリップ。中で何があったんだ?」
「それが…僕にもわからないんだ。」
 フィリップが困惑した表情を見せる。
「どういうこと?」
「何かが僕の中に入って来たのはわかったんだけど…その後の記憶が曖昧で…。」
「どういうことだ?前はそんなことなかっただろ。」
「ああ。あの状態を確か『憑依』と言うはずだ。イマジンによってその力に差があるのかもしれない。」
 しばらく考えた後に、翔太郎がフィリップを見た。
「フィリップ。もう一度検索してくれ。」
「ああ。検索を始めよう。キーワードは、『野上幸太郎』。」
 いつものように手を広げ、フィリップが地球の本棚に入る。
「…どうだーフィリップー。」
「おかしい。彼のデータが見つからない。」
「え?」
「彼の本は見つけた。そこに記されているのは2008年から。2008年に東京に現れ、それから2009年、2010年といろいろな場所に現れている。」
「現れるって…何それ。」
「そして、つい最近が2012年。さっき此処に来たというものだ。」
「どういうことだ…。なんで『地球の本棚』に載っていない人間がいるんだよ。」
「あたし聞いてない!」
「おそらく、キーワードは時間だ。」
「時間?タイムスリップでもしたっていうのかよ…っと、そういやそんなことできるんだっけな電王って。」
「おそらくね。」
「未来の人間って事?」
「『地球の本棚』には地球の全ての記憶がある。だが、まだ起こっていない事についての記憶はない。」
「つまり、未来から来た人間はこの時間にある『地球の本棚』には記されていないという事か…。」
「その通り。」
「そんなのありかよ。」
「今はそれしか考えられない。」
「ふーん。どうするの?二人とも。」
「…少し調査が必要なようだね。翔太郎。」
「ああ。依頼はねえけど、調べるのは探偵の特異分野だ。」
 帽子をかぶりなおし、翔太郎はドアを開けた。
「フィリップ、もうちょい検索しといてくれ。亜樹子、お前は照井に聞いてくれ。」
「ああ。」
「おっけー!任せといて!」
 亜樹子がぐっと拳を握る。三人は顔を見合わせて、それから各々の行動に移った。


「よく集まってくれたな、お前達。」
 いつもの志葉家の居間に、侍達がきちんと正座して座っていた。
 上座に座るのは勿論志葉家十九代目当主、志葉丈瑠。そしてその隣に、その母親である薫が座っていた。
「は!殿や姫に再びお会いできまして、この池波流ノ介」
「はいはい、そういうのいいから。丈瑠、お姫様、久しぶり…で、いいの?」
「元気そうじゃん。ま、この間はバタバタしてたしな。なーんかよくわかんなかったし」
「うん。やっぱりなんか懐かしいわ。」
「まあな。で、丈ちゃん、姫さん、どうしたんだ?緊急集合なんてさ…」
 源太の言葉に丈瑠と薫はお互いを見た。そして、薫に促され丈瑠が話し出す。
「最近、隙間センサーがよく誤作動を起こす。」
 その言葉に空気が一瞬で張り詰める。先ほどの騒がしさが嘘のようだ。
「誤作動…ですか?」
 流ノ介の言葉に丈瑠が頷いた。
「ああ、黒子が確認しても異常は無かったし…俺も何度か現場に向かったが、気配は無かった。」
「それ、どれくらいあったの?」
「多いときで一日に二回だ。」
「マジかよ?とうとう壊れたのか?古いんだろ?」
「ああ、俺や母上もそう思って修理しようとしたのだが、故障個所は見当たらなかった。」
「ほんなら、まさか…」
「ああ。外道衆が復活する前兆かもしれないと思ってな。」
 全員が息をのむ。外道衆との激しい戦いは、消えない傷として体と心に残っている。
「…でもよ、ドウコクは封印したわけじゃねえ、完全に倒したんだ。復活はありえねえ。」
「ああ。だが、ドウコク以外にも外道衆はいる。」
「…殿、本日は我々を呼び戻す為の召集だったのですか?」
「違うぞ流ノ介。そこまで悲観するな。」
「ひ、姫!何をおっしゃいます!私が殿の命に悲しむわけが」
「そうじゃない。母上、適当に口出ししないでください。」
 息子に睨まれ、薫はぷい、と横を向いた。
「ならば丈瑠、さっさとあの資料を見せよ。」
 丈瑠は一瞬嫌そうな顔をしてから、黒子に目線を向けた。
「何、その資料。」
 黒子が持ってきた資料を丈瑠が受け取り、広げながら答える。
「…宇宙の構造についての胡散臭い資料だ。」
「志葉家の蔵から出てきた物に対して胡散臭いとはなんだ。しかも丈瑠。お前が見つけたのだろう?」
「見つけた自分を恨んでいます。」
 そう言って丈瑠が見せた資料には志葉家の紋はなく、代わりについていたものは。
「うわー…」
「イマジン印…」
「胡散臭い…」
「何を言う。おもしろ…奴等は時間を超えられるのだ。信憑性があるではないか。」
 こほん、と軽く咳払いをして、薫は丈瑠を見た。
「丈瑠、内容を説明しろ。」
「…はい。この宇宙には、いくつかの『別の次元』が存在する。その次元達は時に重なり、時に離れて存在している。」
「…いきなりファンタジーだな…。」
「その次元を繋ぐ役割を果たすのは、人間の望み。」
「人の望みやて。なんか素敵やわ。」
「今はうまく状態を保っているが、いつか人間の望みが大きく膨らみ、そして抑えきれなくなる時が来るだろう。」
「…そうなると、どうなるの?」
「その時は。」
 一呼吸置いて、丈瑠が答える。
「宇宙は終わる。」
「…た、大変だ!殿、その時とはいつ来るのですか!?」
「ていうか終わるってどういうことだよ…。次元?がいっぱいあるっていうのもわけわかんねえし…。」
「本当に分からないか?」
「…どういう意味だよ丈ちゃん。」
「この資料はあまり信用していないが…それでも俺は、何度かこの宇宙に違和感を覚えたことがある。…この、イマジンに関してもそうだ。あのような奴等が近くにいたと言うのに、俺達は誰一人気が付かなかった。違うか?」
 丈瑠の言葉にそれぞれが記憶をたどる。
 別の『戦隊』との出会い。
 『巨悪』との戦い。
 今まで何も気が付いていなかった不可思議さに、背筋が冷える。
「この宇宙には、俺達が知らない何かがある。そうは思わないか?お前達。」
 丈瑠がゆっくりと家臣達を見回す。家臣達の表情は硬い。
「まあ、そう固くなるな。丈瑠の考えすぎと言うこともある。」
 一方でまったくいつも通りにお茶を飲み、薫はにっこりと笑った。
「というわけで、真相を確かめるぞ。次元とは何で、本当に沢山あるのか?それは重なり始めているのか?この宇宙は終わるのか?私は知りたい事がたくさんあるんだ。ここで潰している時間が惜しい。丈瑠、命令しろ。」
 はきはきと言ってのけた薫に、家臣達の表情が和らいだ。丈瑠が小さく息を吐く。
「…協力してくれ、お前達。」
「丈瑠、さっさと命令しろと言っているだろう。」
「…丈ちゃん、さては独りじゃお姫様の暴走を止められないから俺達を」
「俺はもう少し資料を探してみる。流ノ介、手伝ってくれ。茉子・千明・ことはは外を探ってくれ。源太と母上はもう一度隙間センサーの調査を。」
「図星かよ…」
 テキパキ指示する丈瑠に源太が苦笑する。茉子・千明も似たような表情をしていたが、流ノ介とことはは真剣な眼差しで頷いた。

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暁さんへ 

コメントありがとうございます!
おもしろかったですー!!殿と御方様と姫に用事が出来て、源太とさくらちゃんの一日デート…とかがすごく読みたく(書きたく?)なりました!可愛いだろうな~!
勝手にしゃべりだすこと、ありますよね!そういう時の方が良い出来なので自画自賛してます、私。
子どもなのにカチカチ会話してる晃と悟も見たいぞ…そしてそれをひっかきまわす燎くん、とか…?うわあ見たい!

読んでくださってありがとうございます! 
これからどんどんわけのわからない方向に突き進んでいく予定ですが、よろしければ最後までお付き合いください!っと、その前に私が結末を知らなきゃな…!

あ、くれぐれも旦那様に知られないよう注意してくださいね!ひかれますよ!

現実逃避ばかりしてきましたが漸く「何かしなきゃな」という気分になれたので、また頑張ってみようかと思います。
応援よろしくお願いします(えええええ

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暁さんへ 

コメントありがとうございます!コメント欄ジャック、大歓迎です!
次世代ネタって楽しいですよね~。私の頭の中でも侍次世代ネタは相当暴走してますよー。子ども同士をくっつけたくなるのは二次創作のサガ・・・です・・・よ・・・ね?あれ?私だけ?

楽しみにしてくだされば幸いですー!誰にも読んでもらえなかったらどうしようかとドキドキしてました!もう暁さんの為にUPしますと言っても(プレッシャーかけてどうする)
しばらくは毎日UPする予定ですので、よろしければお楽しみに!です。

それでは、いつもありがとうございますでした~^^
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