月草雑記帳

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五宝文字と時空終着駅


超・電王&侍戦隊捏造 五宝文字と時空終着駅 『闇に潜むキーワード』


こんばんは、リオンです。
突然ですが『秒読みは始まった』、いかがだったでしょうか?
ちょっとシリアスな雰囲気で始めてみましたが目標もシリアス系ですので!気付いたらギャグってたなんてことは…ありえますけど…
いきなりアイツ等が出てきたことに驚いた方もいらっしゃるかと思いますが、この捏造はこんな感じで進みますのでひとつよろしくお願いします!


…とは言っても流石に電王とシンケンしか見てない人にこの仕打ちはないだろ…と思うので前回出てきた人たちの補足をしましょう。前回を読んでない人は回れ右ですよ~。



前回登場していただきましたのは2010年放送『仮面ライダーW』よりWに変身する「ハーフボイルド(半熟野郎)」左翔太郎と「検索馬鹿」フィリップ、それから二人が働いている鳴海探偵事務所の所長、照井亜樹子ちゃんです。
詳しくは本編を見ていただきたいところです…。あれ?なんの説明にもなってないぞ…。
この人たちが何故電王を知っていたのか?それは…「Tの記憶」や「時間旅行の本」をお読みください…(逃げた!)


これからもいろんなキャラを…出したいと…思っていますが全員は無理なので(現にアクセルこと照井竜が出てないしね)!期待しないでお待ちください。
さて、続きと参りましょう。
気になる方、お付き合いくださる方のみどうぞです。






『闇に潜むキーワード』


 ばたばたばた、と足音が遠ざかっていく。
「ああ…侑斗、追わなくていいのか?」
「…それより今は、事情を聞く方が先だろ。デネブ、来い。」
 追いかけようとしたデネブを引きとめ、侑斗はデンライナーに入り、まっすぐにイマジン達を見た。
「侑斗。」
「説明しろ。何があったのか。」
「…別に、お前には関係ないよ。」
 ぷい、と顔をそむけ、隅に移動して膝を抱えた紫のイマジンを見て、侑斗はますます険しい表情になる。
「そんなわけないだろ。」
「うるせえな!とっととでてけよ!」
 いきなり怒鳴りだした赤いイマジンに、青いイマジンがやれやれと首を振る。
「まったく…リュウタも先輩も分かりやすすぎ。それじゃ、何かあったって言ってるようなものだよ。」
「ほんまやなあ。」
 金色のイマジンがごきりと首を鳴らす。
「それで?説明する気、あるのか?」
「無いって言ったら?」
「さあな。」
「…ほんならこっちから先に聞かせてくれ。お前、何しに来たんや?」
「そうだ!イマジン…じゃなくて、よくわからないけどとりあえず化け物が出たんだ!それも一体じゃない!」
 デネブが慌てて答える。
 それを聞いたイマジン達は、一瞬驚きを見せ、それから、戸惑いの反応を見せた。
「…すぐに戦いに行かないってことは…よっぽど深刻らしいな。」
 静かにそう言うと侑斗はデンライナーの奥へと進んだ。
「話してもらう。…でないとここから帰らない。」
 しばらくの沈黙の後、ふう、と誰かが息を吐いた。
「わかった。」
 侑斗が声の主を見る。
 デンライナーの一番奥に居た声の主…ハナは、まっすぐな瞳で侑斗を見た。
「話すわ。あたしたちが知った事を。」
 瞳の強さとは対照的に、その声は微かに震えていた。


「とりあえず…イマジン印なんだから本人に聞くのが一番だよな?」 
 千明の言葉に茉子が頷いた。
「そうね。とりあえず…良太郎さんのところに行きましょう。二人は家を知ってるんだったわよね?」
「お家は分かれへんけど、お姉さんが勤めてはるお店やったら分かるで!」
「まだそこにいるかどうかは知らないけど…行くだけ行ってみようぜ。」
 記憶をたどりながら、三人はとある店の前に立った。
「ここだ。」
「なんか懐かしいわ~。」
「とりあえず開いてるみたいだし…入ってみましょ。」
 ドアを開けると、優しげな女性が振り返った。
「いらっしゃいませ。」
 中に他に客はいないようで、エプロンをつけた女性がニコニコと三人を見ていた。
「あ、あのすみません。ここに野上良太郎っていう人は…」
「あら、良太郎のお友だち?」
 明るい顔をして女性が答える。
「私は良太郎の姉の愛理です。ごめんなさい、良太郎、今日は朝から姿が見えなくて…」
「姿が見えない?」
 きょとんと返した千明に愛理は困ったような顔をした。
「またどこかでトラブルに巻き込まれてるんだと思うんだけど…」
 さらりと物騒なことを言われ、三人は戸惑い顔を見合わせた。
「どうする?」
「うーん…ちょっと待ってみるか?」
「でも、帰ってきはるんかわかれへんし…何か、あったんかも…」
 その時、扉が開いた。
 中学生か、高校生ほどの少年…探し求めていた張本人が、僅かに暗い顔をして立っていた。
「あ、良太郎、お帰り。ちょうどよかったわ。」
「良太郎さん!」
 良太郎は顔をあげ、三人を見て目を丸くした。
「…シンケンジャーの…?」
「よう、久しぶり。実は、ちょっと聞きたい事があって」
「すいません、今、ちょっと取り込んでいるので…姉さんごめん、また出かけてくる」
 そう言うが早いか、良太郎は入り口近くの棚に置いてあった何かをつかむと、止める間もなくまた扉から出て行った。
「あ…行ってしもうた。」
「良ちゃん?どうしたのかしら…ごめんなさいね。」
 愛理が首を傾げている。
「お…お邪魔しました!」
 三人は愛理に頭をさげると、良太郎を追いかけて外へ出た。
「…ね、どっちに行ったと思う?」
「…さあ。ことは、わかるか?」
「わかれへんわ…。」
 見える範囲に既に良太郎はおらず、三人はその場に立ちつくした。
 家を出てすぐに見えにくい路地に入り、それからも必死に走った良太郎は、息を切らして立ち止まった。
 そこは人通りの多い交差点で、走ってきて足をとめた良太郎のことなど、気に留める者はいなかった。
「…。」
 良太郎は後ろを振り返り、それから深く息を吐いた。
 良太郎、人通りの多い交差点で立ち止まってポケットから一枚の絵を取り出す。
 しばらく眺めた後、それをそっと折りたたみ、もう一度ポケットへしまう。
 空を見上げてから、良太郎はまた歩き始める。


 全ての話を聞き終えて、侑斗はゆっくりと口を開いた。
「間違いないんだな。」
 それは問いかけと言うよりも確認に近い口調だった。
「うん。」
 その短い返答にデネブがおろおろと手を振る。
「ゆ、侑斗、どうしよう!」
「落ちつけ。…とにかく野上を探すぞ。」
「駄目だよそんなの!だって、良太郎に知られたら…」
 リュウタロスを一瞥して、侑斗が小さく答える。
「知られるわけにはいかないかもしれないけど…狙われる可能性だってある。居場所くらい確認しないとな。」
 入り口に向かおうとして、侑斗はふと足をとめた。
「…もう、繋がってはいないんだな?」
 その問いに、四体のイマジンは躊躇いながら、目を泳がせながらも頷いた。
「そうか。」
「…侑斗。怪人がいたって、言ってたよね。」
「ああ。…そっちは…今は、なるべく何もしない。」
 唇を固く結んで、ハナが頷いた。
「とりあえず俺は野上を探す。お前たちは…頭冷やして、もう一回よく考えとけ。これからどうするべきなのかを。…どう、したいのかを。」
 行くぞ、とデネブに小さく声をかける。
「僕ちゃん。」
 ウラタロスの声に、侑斗が振り返る。
「…どれくらい、頼りにしていいワケ?」
 その意味を悟って、侑斗はまた視線をそらした。
「あまり、期待するな。」
 了解、と小さな声が聞こえる。
 侑斗はデンライナーを降り、そのまま時間の外へ出た。
 扉を閉め、侑斗は壁を思いっきり殴りつけた。
「…侑斗?」
「…なんでもない。行くぞデネブ。」
「りょ、了解。」
 さっさと歩いていく侑斗にデネブが続く。
「…ふざけんじゃねえ…。」
 誰にも聞こえないよう、侑斗が小さく呟く。その右手には、赤く血がにじんでいた。


「殿さま、戻りました!」
 少し息を切らしたことはが声をかける。
『急いで戻ってこい』という指令を受け、良太郎探しを中断して三人は屋敷に戻って来ていた。
「また隙間センサーが作動した。」
 その言葉に三人の緊張が高まる。
「さっきざっと点検してたけど、確かに故障個所は無かったぜ。」
「ああ。誤作動の可能性が高いから、現場は今黒子に探らせている。…それより、気になる点があってな。」
「気になる点?」
「今回作動したセンサーが作動するのは、今月に入って5回目だ。」
 それを聞いて、千明が顔を曇らせる。
「多すぎるだろ…」
「それ、どこなんですか?」
「天ノ河学園高等部の近くだ。」
「高校の?」
 茉子が不安げな表情を見せる。
「…って。え?天高?」
「千明、知っているのか?」
「まあ都内の高校は一応。そこって確か…」
「宇宙に関することで有名な学校だ。資料を取り寄せてある。」
 黒子が持ってきた資料を受け取り、丈瑠が眉をひそめる。
「殿、どうかなさいましたか?」
 丈瑠は無言で資料を見せる。その表紙を見て、5人は納得したように頷いた。
「なんだ、皆、知っているのか?」
 薫の問いにことはが頷く。
「はい。確か仮面ライダーフォーゼさんの学校やわ。」
「だよな。この間どっかで制服見たと思ったんだ。」
「ってことは、隙間センサーが反応してるのは…」
 源太が続きを言う前に、丹波がすっと廊下に立った。
「姫、客人が参っておりますが」
「客人?」
 丹波が玄関の方を振り返る。そこから現れたのは、一人の少年。
「こんにちは。」
「お前は…」
 七人の前に立った良太郎は、困ったような表情で頭を下げた。
「さっきは態度が悪くて、ごめん。用事が終わったから来てみたんだけど。」
「あ。いや…」
 茉子、千明、ことはが顔を見合わせる。
「あ、でも電王に関する事ならわからないよ。僕、縁をきられちゃったみたいだから。」
 さらりと言われ、七人は呆気にとられて良太郎を見た。丈瑠が辛うじて声を絞り出す。
「…何故だ?」
「さあ。愛想、つかされちゃったのかな。」
 曖昧に笑う良太郎に、侍達は顔を見合わせた。
 丈瑠が何かを言おうとした時、また隙間センサーが鳴り響いた。
「…。」
 侍達に緊張が走る。黒子が地図を示す。
「…近いわね。丈瑠。」
「ああ。とにかく行くぞ。」
「はっ!」
「りょーかい。」
「がんばります!」
「ま、とにかく見てみねえとなんもわかんねえしな。姫さんはここで見張り頼むぜ。」
 頷いて、薫は何か言いたげに良太郎を見る。
 その視線に気が付いた良太郎は苦笑してみせた。
「良かったら、此処に居てもいいかな。」
「…丈瑠。」
「俺は、構いません。母上、よろしくお願いします。」
「…引き受けた。」
 薫の言葉に頷いて、侍達は一斉に走り出した。
「…丹波、茶でも淹れてくれ。」
 ずっと部屋の隅で様子をうかがっていた丹波にそう言うと、薫は先ほどまで丈瑠が座っていた上座に座り、良太郎を見た。
「適当に座れ。ついでに、事情を説明してもらえると嬉しいが。」
 薫のその落ちついた声に、良太郎はまた曖昧に笑った。


 デンライナーの窓から外を見てはデンライナーの中をうろうろする。モモタロスはその行動を先ほどからずっと繰り返していた。
「ああああああああ…!!」
「先輩、落ちついて。」
「これが落ちついてられっか!!」
「そうだよ、アイツら倒してもいいよね?」
「それはそれで問題があると思うよ?」
 ふう、とウラタロスがため息をつく。モモタロスは窓の外を指して怒鳴った。
「あいつら、歪を増やしてるじゃねえか!」
「せやなあ。オーナーが言うとおりやねんやったら…増えとるやろな。」
 キンタロスはいつもオーナーが座っている席をちらりと見た。今、その席には誰も座っていない。
「あー見てられねえ!止めてくる!」
「待ってモモ!止めても…いいのかな?」
 ハナの声にイマジン達はそれぞれ頭を悩ませる。デンライナーの隅では白いイマジン、ジークが優雅に珈琲を飲んでいた。
「お前達。私はすでに一仕事を終えたのだから、もっと労わろうという気はないのか?」
「うるせえよ手羽野郎!からあげにすんぞ!」
 ウィン、とドアが開き、オーナーが中に入って来る。
 イマジン達の視線を浴びて、オーナーは静かに言った。
「彼らの世界とはほぼ完全に融合していますから、接触しても問題はありませんよ。」
「うし!行くぜお前ら!!」
 モモタロスは言葉を聞くが早いかデンライナーから飛び出した。ウラタロス、キンタロス、リュウタロスがそれに続く。ハナも後に続こうとし、ちらりとオーナーを見た。
 オーナーはそんな視線を気にすることなく、ナオミにチャーハンを要求している。
 ハナはまた前を向き、リュウタロスに続いてデンライナーから飛び降りた。


「なんなんだよこいつらは!」
 シンケングリーンが槍を振りまわす。うじゃうじゃいる黒い怪人が一度倒れ、そしてまたよたよたと起き上がって来る。
「弱いのに、ぎょうさんおりすぎや。」
 向かってくる一体を斬り捨てて、シンケンイエローがぐっとまた刀を構える。
「…流ノ介、こいつらなんだか知ってる?」
「いや、あまり見覚えがないな…。」
「ま、あんまりいい奴には見えねえしな。隙間センサーに反応したのはこいつ等で間違いなさそうだな、丈ちゃん。」
「ああ。ということは、隙間センサーに外道衆以外が反応するようになったということか?」
「多分そうだろうなー。」
「殿!そうだとするとこれまでの誤作動も納得できますね。」
「なるほど?外道衆を探してたから見つからなかったけど、それ以外の怪人に反応してたってことね。」
 怪人を斬りながら、侍達は会話を続ける。
「んじゃ、天高の近くで何回も誤作動って話は、フォーゼの敵…えっと、ゾディア

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