月草雑記帳

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五宝文字と時空終着駅


超・電王&侍戦隊捏造 五宝文字と時空終着駅 『君が願うことなら』


こんばんはー。
前回も読んでくださった方がいらっしゃるようで嬉しいです!我ながらややこしい話をしたなあと思うのですが、皆様ついてきていただけましたでしょうか??
まあなんとなくなんか大変そうだなと思っていただければおおよそ大丈夫です!
さて、そろそろストックに追いついてきたこの捏造…がんばろう!


そして前回出てきたライダーについてー。
前回登場した屑ヤミー(怪人)と火野映司君。2011年放送「仮面ライダーオーズ」より御出演です。
三枚のメダルを使って欲望から生まれる怪人と戦ってくれました。リアルタイムで見ていたので書きやすいですね、口調とか性格とか。
一応私は「放送されたものをほぼすべて見ないと捏造は書けない」というポリシーを持っていたのですが…今回の捏造はそれを無視することになりそうです…残念だ。


それでは『君が願うことなら』です!
だんだんサブタイトルが適当になってきたぞ!?






『君が願うことなら』


「その融合とやらを食い止めるには…どうすれば良いんだ?」
 流ノ介の問いにモモタロスがイライラと答える。
「もうどうしようもねえよ。俺達にはただ、見てることしかできねえ。」
「…お前たちらしくない事を言うな。諦めるのか?」
「諦めるとか諦めねえとか、そういうレベルの問題じゃねえんだよ!時間から零れて忘れちまうってことは、元からいなかったことと同じだ!」
「忘れなければいいだろう」
「元からいなかったことになるんだっつったろ!忘れない訳ねえだろ!」
 あまりに余裕のない言葉に侍達も戸惑いを見せる。
「…なんか、経験とかあんのか。」
 尋ねた千明にハナが頷いた。
「…昔ね、侑斗が、一度消えた事があるの。その時侑斗の事を覚えていたのはあたしと良太郎だけで…モモ達も、デネブも、みんな、侑斗のことを忘れてた。ううん、侑斗のいない世界に行ってたっていう方が正しいかもしれない。あたしと良太郎…特異点だけが、前の世界の事を覚えてたって感じだった。」
 多分、と小さな声で付け足す。
「今回も、そうなると思う。でも今回は、あの時よりもっと大きな変化だから…あたしだって、良太郎の事、覚えてられるかわからない。幸太郎だって、生まれる前の話だし。」
 俯いたハナに、千明が呟く。
「なんていうかさ…あんまりにも突拍子ない話だよな…。」
「うん。うち、頭ついていかれへんわ…。」
 ことはも困った顔で頷く。
「…いや、俺達も、その融合には関係していた。」
「え?そうなの?」
「と、殿!?どのような点で…。」
「隙間センサーだ。」
 ぽん、と源太が手をうつ。
「…はっはーん、なるほど。世界が融合してたから、だんだん『シンケンジャーの敵』が外道衆だけじゃなくなって、そのせいで隙間センサーが他の怪人にも反応するようになったってことか。」
「ああ、おそらくな。」
「どういうことだ?」
「ま、要するにさっきのヤミーってやつに俺達の道具が反応してたんだよ。」
 源太の説明を侑斗が繰り返す。
「シンケンジャーの道具にオーズの怪人が反応…。」
「もうそこまで融合が進んでるってことやな。」
 キンタロスがひとり頷く。
「そして最近むちゃくちゃ作動が多い事を考えると…なるほどな、融合が進む中で世界が歪んで、そのせいで怪人が大量発生してるってわけか。」
 うんうん、と源太もひとりで納得した。千明は眉をひそめ、軽く片手を挙げる。
「あのさ。ちょっと聞いていい?融合した後の世界ってどうなんの?」
「千明。話を聞いていたのか?我々は気付かないほど正常に近くなると」
「いやそれは聞いたけど。正常って何なんだよって思ってさ。」
 確かに、と茉子が頷く。
「完全に融合した状態っていうのがどういうものかは気になるわね。」
「んー…多分、仮面ライダーも戦隊もみーんないるんじゃない?」
「外道衆はいるのかしら?」
「僕そこまでわかんなーい。」
「…ま、確かにわからんなぁ。」
「ん?それってお前らも存在の危機って事じゃ?」
 千明の言葉にイマジン達は顔を見合わせる。
「…ああ。」
 そして四人同時に手を打った。
「気付いてなかったのか!?」
「言われてみればせやなあ。」
「良太郎の事に気を取られてて気付かなかったね。」
「でもさ、前におデブちゃんが大丈夫だったんだから大丈夫なんじゃない?」
 いやアレは侑斗が消えただけで、とわいわい話しだすイマジン達をじっと見てから、丈瑠が口を開いた。
「とにかく、今お前たちはこれ以上融合が進まないようにしようとしている。ということだな。」
「ああ。俺達に融合を止める力はねえからな。」
 ふ、と笑って丈瑠がモモタロスを見る。
「お前達にその力がなくても、俺達にないとは限らない。」
「あ?」
「歪を隠すというか、要するに封じてしまえばいいのだろう?」
「あ、まさか…丈瑠、封印の文字を使うつもり…?」
 その言葉に侍達が一斉に丈瑠を見る。
「ああ。封印の文字は元々、あらゆる不条理というか…正負で言えば“負”を封じる為に作られた。世界にとってその歪が“負”であるならば、文字が効果を発揮するかもしれない。」
「へ?」
「ただ、まあ…世界にとって歪が負であるかどうかはわからない。」
「おいおい、ちょっと待てよ、何の話だ?」
 モモタロスの方を向いて、丈瑠ははっきりと言い切った。
「諦めるのはまだ早いんじゃないか?何か出来る事はある、と言いたいだけだ。」
「さ…流石です殿ぉ!!」
「だよな。なんとかできるかもしれねえ。」
「うちもがんばります。誰かがおらんくなるなんて嫌や。」
「うん。何か出来るならやりたいわよね。モヂカラだってあるし。」
「考えようぜ丈ちゃん。みんなが助かる方法をよ。」
「ああ。とりあえずもう少し時間がほしい。歪をなくすにはどうすればいいのかわからないが、可視化すればモヂカラで対処できるかもしれない。」
「そうね。歪、歪って言われてもピンと来ないし。何かの形ではっきり見る事が出来れば対策も分かるかもしれないわ。」
「お前たちは歪を可視化する方法を探してくれ。俺は一度戻って文字を探す。源太。」
「あいよ、お姫さんに連絡入れとく。」
 源太が少し離れた場所で、しばらく電話をする。
「了解取ったぜ。滑らないようにだけは気をつけろってさ。」
 ちらり、と丈瑠が家臣全員を見る。丈瑠にしかわからないほど小さな動きで、全員が頷いた。
「そちらの戦力はどうなっている?野上良太郎は…どこに?」
 丈瑠の問いに、戸惑っているらしいハナが苦い表情で答える。
「わからない。それに、良太郎には、何も言ってないし、何もしてもらいたくないの。」
 意外な言葉に茉子が首を傾げる。
「…どうして?」
「まあ、めんどうだからいろいろ省略して言うとね、この世界の歪を元のように整えるって言うのはつまり、良太郎のご両親が長生きする可能性をつぶすって事になるんだ。」
 ウラタロスの答えにキンタロスが頷く。
「それを特異点である良太郎自身がおこなうのは、危険なんや…それに、俺等やってそんなむごいことさせたくあれへん。でも、良太郎が知ったら間違いなく力を貸そうとする。せやから、言われへんかったんや。俺等にできることはただ、良太郎と距離を置くことだけやった。」
 『愛想、尽かされちゃったのかな。』
 侍達の頭に、そう言って笑った少年の顔が浮かぶ。
 ウラタロスが肩をすくめ、続ける。
「まあ、ただ単にすごく冷たくしちゃったから会いにくいっていうのもあるし…ね。」
「会い方もわかんないんだよ。」
 リュウタロスが不機嫌そうに口を出す。
「契約が切れちゃったから、もう良太郎と繋がってないんだもん。」
「…そうか。わかった。野上幸太郎は呼びだせないのか?」
「あいつは良太郎の孫だからな。」
 モモタロスの言葉に侑斗が補足する。
「特異点が自分の出生の理由を消したりすれば…さっき言った通り危険で、それこそ世界がひっくり返って大変なことになる。だから、呼べない。」
「大変って…どんなことになってまうんですか?」
「ま、貴女方に分かりやすく言うと、三途の川が溢れます、かな。」
「…大変じゃないか!!ことは!筏の用意だ!」
「流さん落ちついて!筏はアカンって前に言うてたやん!」
「てか溢れた後の事考えんな!」
 どこかで聞いた様なやり取りを見て、茉子はため息をつく。
「とりあえず、なんとなく状況は分かったから。行って?丈瑠、源太。」
「ああ。とりあえず、俺と源太は一度屋敷に戻る。お前たちは歪を可視化する方法を探してくれ。」
「はっ。」
「了解。」
「お前たちはどうする?」
 丈瑠に問われ、ハナはしばらく考えてから答えた。
「…あたしはお屋敷に行かせてもらってもいいかな。その、何か手伝えることがあるかもしれないし。」
「なら俺も行く。」
「侑斗が行くなら、俺も行くぞ。」
「わかった。じゃあ源太。ハナと侑斗とデネブを連れて屋敷へ戻るぞ。流ノ介、茉子、千明、ことは、後のことは頼んだ。」
「わ、わかりました殿!この池波流ノ介、全身全霊をかけてイマジン達をおさえてみせます!」
「…いやそこは…まあいい。とにかく任せた。」
 丈瑠は流ノ介に近づくと、何かを手渡した。
「いざという時は、使え。」
「…はっ。」
「源太、行くぞ。」
「オッケー。じゃ、行こうぜ。」
 丈瑠、源太に続いてハナ・侑斗・デネブが歩き出す。
「じゃ、あたしたちも探しましょうか。世界を救う方法を。」
 にっこりと笑われ、イマジン達は大きく頷いた。

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~ Comment ~

おもしろい~\(^o^)/ 

 おはようございます~。
暁一人でコメント欄をジャックしてはと少し控えようと思ってはいたものの…
面白いんですもの!我慢できませんわっ!!

 や~そう来ましたか、うんうん。
と一人怪しくモニタにうなずいている姿は旦那にも子供たちにも見せられません(^^ゞ
オーズの火野くんもちらっと出てきて戦隊ライダー好きにはたまらない一品になりそうですね。

 ベースになるのが泰子さんの脚本だから混ぜようとすればこうなるのかもというお手本ですね。
暁には…無理ですわー。(しみじみ)シンケンだけで手一杯…。
あ、いや最近は違うものばっか書いてますが。早く「空の器」あげて次世代編に…ごにょごにょ。

 オリジナルキャラが出てくるの平気かなとつい腰が引けてしまうんですね。
ちらちら話膨らませる程度に出した人間にごひいき筋ができるとありがたいけど…いいのかな?って思ったり。

 毎日アップを楽しみにしております!暁のためにも!(爆っ)
いやいやリオン様のファンを代表して!(あっずうずうしい)…ん~…とにかく頑張れ~!!
ホント毎日楽しい話を読ませていただいてありがとうございます!(^^)!

暁さんへ 

コメントありがとうございます!
どうぞ、じゃんじゃんジャックしてやってください!面白いと言ってくださってとっても嬉しいです!!

オーズは実に自然に参加してきましたね…通りすがり属性が強いのかも(笑)。同じ靖子にゃんキャラということもあってか、はたまた映画で共演したことがあるからか、絡みはなくてもスムーズでした。えっと…まだまだ出ますよ~謎のキャラクターが!

オリジナルキャラ、良いと思います!綾子さん好きです(ここに書くな!)
うちの姫もほとんどオリジナルの部類ですしね…やっぱりオリジナルは動かしやすいっていうか…ごにょごにょ。
次世代も楽しみにしてます~

ファンだなんてそんな///
ありがとうございます!とりあえず頑張ります!!よろしくお願いします!…どこの選挙カーだ私は…?

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

暁さんへ 

こんばんは!いつもいつもコメントありがとうございます!
ええ、奴等もでてきましたねえ…(非公開にするわけにはいかないのでこの扱い!)ほとんど初めて書いたと思うんですがなかなかどうして書きやすいキャラ達でした。

脚本家様によって違うかと言われるとよくわからないのですが、電王とシンケンがキャラが濃くて書きやすいのは確かですね!脚本家様パワー!あ、そしていろいろ気が効かなくてすみません…!!

流ノ介、かっこいいですか?よかったです~。殿と離れてしまえばそれなりに働く流ノ介…ん?かっこいいのかそれ…?
綾子さん読みましたよ~わくわくです!!続きが!続きが気になるー!!
そして次世代楽しみです!私もネタだけは山ほど考えてるので、いつかアップするのが夢です!

まだまだ暑いですが、どうぞお元気にお過ごしくださいますように!
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