月草雑記帳

スポンサー広告


スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



TB(-) | CO(-)  *Edit

五宝文字と時空終着駅


超・電王&侍戦隊捏造 五宝文字と時空終着駅 『君に無限の可能性』


今日は大雨で雨漏りしてちょっと大変でした。こんばんはリオンです。
昨日飛んでしまいた捏造です。


あ、それから前回の補足を少し。
前回良ちゃんが話したことは、私が考えた「十周年」についての解釈です。
一つの考え方だと思っていただければ…勿論スルーしてくださっても大丈夫です。


さて、今回の所でやっとこさ前作までとの繋がりが出てきます。まあ読んでない方もなんとなく察してください!
そして今回いろいろてんこ盛りです。次回の補足が大変そうだ…!!
よろしい方のみどうぞですー!






『君に無限の可能性』


「丈瑠。」
 丈瑠が客間に入ると、薫がショドウフォンを片手に手招きした。
「母上。何かありましたか。」
「ああ。先生たちから大体の事情は聞いた。それから流ノ介から連絡があった。『歪計』という可視化する道具が手に入りそうだということだ。」
「ボウケンジャーの皆さんが、協力してくれるらしいの。」
「…そうですか。」
「ああ。だからな丈瑠。私たちがすべきことは、その歪をどのような文字なら封じる事ができるのかを調べること、それから。」
「モヂカラを強化する方法探し、ってことだ。」
 にっと源太は笑う。
「ま、モヂカラ強化については心当たりがあるんだよな?お姫さん。」
「ああ。丈瑠も察しは着いているだろうが」
 薫が口を開こうとした瞬間、薫のショドウフォンが鳴る。
「私だ。流ノ介か?」


「はい。姫、『歪計』を手に入れたのですが、起動にしばらくかかるということで…はい、え?あ、わかりました。」
 流ノ介はショドウフォンから耳を放し、スピーカー状態にきりかえる。
『お前達、聞こえているか?』
「あ、丈瑠。うん、こっちは大丈夫。」
「ハナくそ女もそこにいんのか?」
『ちょっと!その呼び方やめなさいって言ってるでしょ?馬鹿モモ。』
『おーちゃんと全員の声聞こえる。あんまり使わねえけどスピーカー機能ってすげえな。』
「ほんまや。なんか源さんたちがすぐそこにおるみたいやわ。」
 電話の周りに群がりながら、それぞれは話を続ける。
『可視化の方法が見つかったと母上から聞いた。だからこれから、モヂカラの威力を上げる為のものを探す。』
「え!?そんなのあるのかよ?」
『ああ。ある。封印の文字を使うにしろ、他の文字を使うにしろ、正直モヂカラが足りない。』
『姫さんでもか?』
『どれくらいかかるかわからぬがな。』 
 薫に促され、丈瑠が話し始める。
『探すのは、文房五宝というものだ。』
「文房…五宝?」
 ことはが首を傾げる。
「文房って、文房具のこと?」
 ウラタロスの言葉に茉子が眉をひそめる。
「四宝なら聞いたことあるけど…筆・墨・紙・硯のことよね。」
『そうだ。文房四宝である筆、墨、硯、紙に文鎮を加えてある。』
「文鎮?まあ確かにいる…かもな。」
「その宝を集めれば、モヂカラを高める事ができるのですね、殿!」
『そうだ。そうは言っても、五つの宝のうちの二つは既にある。』
「へ?」
『五宝はそれぞれ『火、水、天、木、土』の属性を持っている。』
 イマジン達は意味がわからない、というような態度をしていたが、侍達は、はっと顔を見合わせた。
「もしかして…」
『ああ。宝の一つは不死鳥の羽根筆。もう一つは雪墨だ。』
「ん?不死鳥の羽根筆だあ?」
「それから雪墨やて?」
『それって、不死鳥とユキさんにもらった物のこと…ですか?』
 全員の頭に浮かんだのは、金色に燃える鳥の美しい羽根と、凍りついた世界の雪女からもらった真白の墨。
『ああ。お前たちの御蔭で、手に入れる事が出来たと良いって言い。』
『それで、残りの三つは?』
『真空の文鎮め、竹葉花紙、それと、麒麟の角硯。』
 聞きなれない単語に、それぞれが言葉を復唱する。
「真空の文鎮め、ね…。」
「竹葉花紙、か。」
「麒麟の角硯、やて。」
『既に白石・谷・花織の家からそれぞれに関する書物を取り寄せてある。』
 丈瑠の言葉に茉子は頷いたが、千明とことはは驚いた顔をした。
「なんでウチにそんなもんがあるんだよ?」
『さっきも言ったが、五宝はそれぞれモヂカラをつかさどっている。不死鳥の羽根の文献が志葉に在ったのもそういう理由だ。』
 そういえば、と侍達は手を打つ。イマジン達はすっかり置いていかれて、座りこんで話を聞いていた。
『去年『雪墨』を手に入れた時も、池波から資料を取り寄せた。』
 侍達が流ノ介を見る。流ノ介はかすかに頷いた。
『今はまだ解読中だが、この三つを手に入れることでモヂカラは確実に上げる事が出来る。』
『私たちも協力するので、みなさん、この三つを見つけてください!…アンタ達、真面目に聞いてたでしょうね!?』
 ハナの最後の一言に、慌ててイマジン達が立ちあがる。
「あ、あったりまえだろ!?」
「とりあえず、なんかすごいものを手に入れればいいんでしょ?」
『…アンタ達にしては分かっている、ということにするわ…。とにかく、』
 ウィン、と何かの機械音がした。流ノ介が手に持っていた丸いアナログ時計のようなものを見る。
「すみません、殿。歪計が起動し始めたらし…い…」
 流ノ介が息をのむ。
『流ノ介?どうした?』
「…先ほどならった読み方が正しいとすれば…。」
「なんだなんだぁ?」
 その言葉にイマジン達がわらわらと歪計を覗き込む。
 歪を表す針は、読めないメモリのついた盤のほとんど真上を指していた。
 ただ、僅かに左に傾き、そしてぐらぐらと揺れている。
「…歪は、ほとんど、限界です。」
『なんだと!?そこまで融合が進んでいるのか?』
「…確かに…時計で言うなら58分くらいまでは来てるぜ。」
 千明の言葉に電話の向こうで息を飲む音が聞こえる。
「殿!一刻も早く対処をしなければ…」
 どぉん、と爆発音が聞こえた。
 後ろを振り返った四人と四体が見たものは、うじゃうじゃと現れる黒い怪人たち。
「まずいな…先ほどのオーズの敵が…」
「流さん!それだけやあれへん!」
 ことはが屑ヤミーとは別の方向を指す。そちらにいたのは、緑色の怪人。
「あれ、確かゴセイジャーと戦っていた怪人、よね。」
「うわあ!こっちからも来たぁ!」
「おいおい、あれファンガイアじゃねえか!?」
「まったく、すごい数だね…。」
『…おい。』
 電話口から聞こえる侑斗の声に、イマジン達はショドウフォンを見る。
『デネブをそっちに向かわせる。…一般人に被害を出すな。』
「でも、戦ったら歪が」
『野上がいたら。』
 一息吸って声の震えを隠し、侑斗ははっきりと言った。
『野上がその場にいたら、何をしているか考えろ。』
 その言葉に、イマジン達が思い浮かべる、彼らの契約者の…強い瞳。
「…ったく、しょうがねえなあ!!」
 そう叫びながらモモタロスは子供を襲おうとしているファンガイアに蹴りを入れる。
 ウラタロスはロッドで魔虫兵ビービを払い、キンタロスとリュウタロスはそれぞれ屑ヤミーに応戦する。
『流ノ介、茉子、千明、ことは、お前達もだ。俺と源太もそっちに向かう。』
「「「「はっ!」」」」
 ショドウフォンをきり、四人はそれぞれショドウフォンを構えた。
「一筆、奏上!」
 変身した四人は目の前の敵を倒すべく刀を取る。
 シンケンブルーは黒子に歪計を託し、シンケンマルを持って走り始めた。


「母上!」
 ショドウフォンをきるなりそう言った丈瑠を見て、薫は頷いた。
「行ってこい。後のことは任せろ。先生の言った通り、一般人に被害を出すな。」
「はっ。」
「オッケー。行こうぜデネブ。」
「おう!じゃあ侑斗、行ってくる。」
「ああ。任せた。」
 丈瑠・源太・デネブが走り出す。
 薫はそれを見送ってから、静かに問うた。
「先生は、行かないのか?」
 侑斗は僅かに瞳を揺らし、答えた。
「今は戦いに行くよりも、文房五宝を探す。そっちの方が、役に立つと思う。」
 何か言いたげなハナにほんの少し笑みを見せ、侑斗は薫を見た。
「読めるかどうかわかんねえけど、資料を見せてくれ。」
 に、と薫が笑う。
「ああ。手伝ってもらおう。」
 そして黒子に合図を送る。何人かの黒子が資料を手にやってくる。
 この騒ぎを受けて、何人もの黒子が右へ左へといろいろな物を持って走りまわっている。
 それを珍しそうに眺めてから、ハナはほとんど読めない資料を見始めた。


 丈瑠・源太・デネブが走る前に、どことなくタコを連想させるピンクと黒の怪人が立ちはだかった。
「こいつらは…ゲルニュート…?」
「お、なんか懐かしい顔だな。」
「此処は通らせてもらうぞ!」
 デネブが指先の銃を構えた瞬間、目の前のゲルニュートが吹っ飛んで、建物のガラスの中に消えた。
「な、なんだ!」
「消えた…?」
「あ!誰かいるぞ?」
 吹っ飛んだ先と反対側を見る。そこに居たのは、二人の青年。
「此処は俺達に任せて、先に行けよ。俺の敵だし!」
「未来を変えるんだろ?」
 一人は眺めの茶髪にラフな姿で、水色の上着を羽織っている。
 一人は短めの茶髪に涼しげなスーツ姿で、胸元に逆三角形を模ったエンブレムを付けている。
「何処のどなたか存じませんが、どうも、ありがとう。」
 デネブが深々と頭を下げる。
「あ、名乗ってなかったっけ。俺は城戸真司。仮面ライダー龍騎。」
「几帳面だな。俺は浅見竜也。タイムレッドだ。」
 二人は軽く笑うとゲルニュートに向き合った。
「…行くぞ。」
「お、おう。」
「了解!」
 丈瑠・源太・デネブが走り去るのを見て、二人はそれぞれゲルニュートに改めて向き合った。 
「すみませんね、浅見グループの御曹司を呼びだしちゃって。」
「未来のピンチなら、いつでも呼んでくださいよ。」
 そう言うと竜也は右手をぐっと構えた。
「クロノチェンジャー!」
 そう叫び、タイムレッドへと姿を変える。
 二本の細い剣を構え、ゲルニュートへと切りかかった。
 ゲルニュートが消えたガラスの前に立つと、真司はカードホルダーを取り出す。
 正面に構えると、ガラスの中からベルトが現れる。それを腰に巻き、真司は右手をまっすぐに構えた。
「変身。」
 ベルトにカードをセットし、仮面ライダー龍騎へと姿を変える。
「っしゃあ!」
 ガラスの中に消えたゲルニュートを追って、龍騎は鏡面世界へと飛び込んだ。

スポンサーサイト


TB(0) | CO(2) *Edit

~ Comment ~

怒涛の展開~♪ 

 毎朝PCを開くのが楽しみな暁です。
や~やっぱ泰子さんのキャラは皆かっこいいわ。
侑斗かっこいいわ~って…(^^ゞ
リオンさん(なんとなくこれに)に文才でさらにカッコよさ倍増中ですな。

 うちの本館PVカウンターが久しぶりにたくさん回っております。
これも月草雑記帳効果!さすがですね~。
重たい綾子の話はとっとと終わらせて、久々に丈瑠を書きたくなりました!
リオンさんのお蔭!

暁さんへ 

コメントありがとうございます!
楽しみにしてくださって嬉しいです!実は私も「今日はコメントもらえるかな~」と楽しみにしちゃってます。
侑斗はかっこいいですよね!愛理さんが絡むとヘタレですが…文才とかないです!全て本編パワーです!

綾子さん、かーなーり好きなんですがやっぱり殿いいですよねー!楽しみにしております!
私もこれ終わったら未来編書くんだー!楽しみです!
管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
 ◆Home  ◆作品*  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。