月草雑記帳

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五宝文字と時空終着駅


超・電王&侍戦隊捏造 五宝文字と時空終着駅 『正義の名を今』


目次をUPして早数週間…!
やっと…って感じです。月日が経つのが早すぎます。デンライナーは各駅停車ではないんですね←意味不明


気付けばもう九月なんですよね。九月って言うと電王ではクライマックスフォームが活躍し始めたりしてたころかな。シンケンは…アクマロ登場くらいかな。あの頃は両方「中盤」だったんですよね…(遠い目
ああいやシンケンと一緒にやってたやつは始まったばっかりか。全てはアレの所為で狂っていったんだよな…うんまあいいけどね別に。
そして今年もMOVIE大戦やるらしいですねーと唐突に書いておく。多分今年も一家で観に行くと思います。


さて、この記事を読もうとしてくださっている人はこんな前置きはどうでもいいことでしょう!
さっさと本文に参りたいと思います。
よろしければ、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。







『正義の名を今』


 いつまでも、ずっと、一緒にいようと願ってた。
 いつまでも、ずっと、一緒にいたいと思ってた。
 そんな自分を笑おうか?
 そんな自分を責めようか?
 できれば、もしも、許されるなら、
 そんな自分を信じたいけど。
 …もしも、たった一つだけ。


 望みを言っても、良いのだとしたら。


「そう言えば、デカレンジャーから連絡はあった?」
 ぴょこん、と男の手から獅子折神が飛び降りる。それを受けとめて、薫は頭を撫でながら頷いた。
「いや?来ていないが…そちらには連絡がいったのか?」
「ええ。何やら、倒すべき敵が集まりつつあるから戦力を用意してほしいと…じゃあ、こっちにもそろそろ来るのかな。」
 先生と呼ばれた白衣の男…獅子走は鞄を閉めながら答えた。
「戦力か…物騒な話だな。」
「そうだね。今、他のガオレンジャーに声かけてるとこだよ。」
「ふむ…。まあ、こちらも用事があるからな。侍達を収集するのも悪くない。」
「失礼します、母上。」
 障子の向こうから声がして、獅子折神が薫の手から降りる。
「ああ、検診ならもう終わっているから、どうぞ。」
 その声を聞いて、丈瑠は障子を開ける。獅子折神が大きく跳ねて、丈瑠の肩に乗った。
「いつも通り、異常なしです。」
「いつもありがとうございます。」
「じゃあ、これで。」
 そういうと獅子は鞄を持ち、薫と丈瑠の前を横切り、出て行った。廊下で彦馬と話しているようだったがそれを無視し、薫は丈瑠に向き合った。
「丈瑠。どうした?」
「客人です。」
「客?…ああ、さっき呼び鈴が鳴っていたな。それか?」
「はい。宇宙警察地球署の相良鉄幹という」
「ああ、デカレンジャーか。」
「はい。デカブレイク、と名乗っていました。」
「獅子先生からも聞いている。用件は聞いたのか?」
「いえ、まだです。母上もお聞きになるかと。」
「そうだな。行くか。」
 そういうと薫は立ち上がり、客間に向かって歩き始めた。
 丈瑠も後に続こうとして…何かに違和感を覚え、立ち止まった。
 書棚・机・掛け軸・座布団…いつも見ている光景が目に入る。
「気のせい、か…?」
 丈瑠は首を傾げながらも、部屋を出て行った。


「宇宙警察より派遣されて参りました。相良鉄幹と申します。この度、水面下で巨悪が動きつつあることを察知しました。そこで、巨悪殲滅の為、シンケンジャーの皆様のお力をお借りしたいと。」
 白と青を基調にした制服を着込んだ青年が、まっすぐに丈瑠を見る。
「…ああ。侍達は俺が召集する。」
「ありがとうございます。では、詳しいことは追って連絡します。」
 ぺこ、と嬉しそうに頭を下げ、鉄幹は志葉家を後にする。
「なかなか素直そうなやつだったな。」
 横で見ていた薫が笑う。丈瑠は立ち上がり、黒子を呼んだ。
「召集の準備をします。」
「久しぶりだな。皆と会うのは。」
「そうですね。」
 少しの間、沈黙が場を支配した。
「母上。」
「うん?」
「本当に…久しぶり、だったでしょうか?」
「…何が、言いたい?」
「…いえ。何もありません。」
「そうか。」
 二人は会話を終わらせたがまだどこか納得できない表情をしていた。
 この違和感はなんだろう?
 まるで、大切な何かを忘れているかのような…そんな、感覚。
 しかしそれは追求するほどのものではなかったので、丈瑠も薫も、侍を招集する準備に戻った。


「ハナ。何かあったのか?」
 そう尋ねられ、ハナはゆっくり顔を上げた。
「な、なんで?」
「わざわざ着いてくるなんて珍しいからな。」
 侑斗は大きな屋敷の前で立ち止まり、チャイムを押す。
「そ、そうかな。たまたまよ、たまたま。」
 ハナが曖昧に笑う。侑斗はまあいいけど、と小さく呟く。
「侑斗。遅かったな…ん?」
 チャイムを聞いて門から出て来た流ノ介は侑斗の横にいたハナを見て首を傾げた。
「あ、こんにちは。」
「ハナではないか。丁度良かった。先ほど殿から連絡があって、侑斗が来たら共に行こうかと思っていたのだ。」
「連絡?」
「デカレンジャーから戦力を整えるよう頼みがあったらしい。」
「デカレンジャー…ああ。」
「用件がわかるのか?」
「大体な。少しだけ警察と協力したことがあるから、情報が流れて来る。」
「…お前達がか?」
「ああ。悪いか?」
「いや…なんでもない。それで、私は殿の元へ行くが…」
「ハナ、どうする?」
「うん、一緒に行くわ。」
 少し待っていてくれ、と流ノ介が奥に戻る。玄関先で流ノ介を待ちながら、ハナが侑斗を見上げた。
「あいつらにも、言っとかないとね。」
「ああ。そうだな。」
 その時、ぴんぽん、とチャイムが鳴った。
「ゆうとー。」
 外から聞こえた声に二人は顔を見合わせる。
「デネブ?」
 侑斗がドアを開ける。そこにいたのはデネブ。そして。
「モモ、ウラ、キンタロスにリュウタまで。どうしたの?」
「おデブが侑斗に弁当渡すの忘れたとか言うからよ。」
「届けに来たぞ!」
「置いてきたのに持ってくんな!…まあいいか。それよりお前ら、これから志葉の家に行くぞ。」
「なんや、なんかあったんか?」
「いや、まだこれからだ。」
「ふーん。まあ僕はなんでもいいけど。」
「待たせたな侑斗…って…随分増えたな。」
「…悪い。」
「いや、特に問題は無い。出かけるか。」
 流ノ介が先導して、ぞろぞろと歩き始める。
 キンタロスはふと足を止め、振り向いた。
「ハナ?どないしたんや?」
「あ、ううん、なんでもない。」
 後ろからじっとその姿を見ていたハナは、慌てて皆に追いついた。
「具合でも悪いんか?」
「ううん、なんでもないから。…大丈夫。」
 さっさと歩きだしたハナを不思議そうに眺めてから、キンタロスものんびりとその後を追った。


「流ノ介が、侑斗を連れてすぐこちらに来るそうです。」
 ぱちん、とショドウフォンを閉じながら、丈瑠が言う。」
「そうか。ところで丈瑠、私のショドウフォンを知らないか?」
「いえ…ん?」
 丈瑠がポケットに手を入れる。そこには、入れた覚えのないショドウフォンが入っていた。そのショドウフォンを開いてみるが、起動する気配を見せない。
「ん?丈瑠、それは私のものだぞ。何故お前が持っている?」
 薫がひょいとショドウフォンを取り上げる。
「しかも…壊したのか?」
「い、いえ。そんな記憶は…」
「まあいい。源太が来たら直させるか。」
 薫は壊れたショドウフォンを袂に入れると、さっさと歩きだした。
 丈瑠はまた違和感を覚えながらも、その後に続いていった。

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sinさんへ 

こんばんは!コメントありがとうございます!

なんだかとってもお久しぶりな気分です^^
拙いコラボ捏造ですが、読んでくださったんですね、嬉しいです!!
まだまだ続きますので、どうぞよろしくお願いします。
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