月草雑記帳

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五宝文字と時空終着駅


超・電王&侍戦隊捏造 五宝文字と時空終着駅 『目覚める風がある』


昨日は更新できなくてすみませんでした。ちょっとパソコン触る時間がなかったというか…もっと単純にいうと、昼間はずっと出かけてて夜はすごく眠かったのです。申し訳ないと想いつつ寝てしまいました。


しかしそろそろ中身がまとまってない…続き心配だよ自分で。
今回はいろいろ出てくるのですが…「キャラクターおかしいよ!?」という突っ込みは胸にしまっておいていただけると幸いです。そしてやっぱりここに書くことないんだよなあ…
あ、今地味に悩んでいるのはウィザード出すかどうしようかです。うん、なんか出そうな気はしてる。
チャンスがあったら迷わず出演してもらおうと思ってます。キャラクター掴めるといいんだけど。


では、明日もウィザードあるのでぱっぱと更新してしまいませう。
気になる方のみどうぞです。








『目覚める風がある』


「ここが天高かー。おっきい学校だねー。」
 学校を見ながら流ノ介が両手を広げる。
「宇宙ってロマンを感じるよね。いつか二人で宇宙旅行なんて…どうかな。」
 侑斗が軽く眼鏡をおさえながら茉子の肩に手を伸ばす。それを軽くかわして茉子は二人をじっと見る。
「…そろそろ出てきてもいいんじゃないの?」
「えーだっておもしろいからいいじゃん。」
「そうそう。それに『公共交通機関に乗るのにイマジンも一緒なんて拒否する』とか言ったのそっちだし?」
「…まあ、馬で来る訳にもいかなかったしね…とにかく、いいから出てきてよ。なんだか落ち着かないし。」
 しょうがないか、と顔を見合わせ、ウラタロスとリュウタロスはそれぞれ侑斗と流ノ介の中から出た。
「…おい、あんまり俺の身体で好き勝手するなって言っただろ。」
「千の偽り万の嘘。僕の得意技じゃない。忘れたの?」
「あのな。」
「あれ?ゾディアーツじゃないよ?」
 女性の声に振り返ると、そこには天高の制服を着た髪の長い女子高生が首を傾げていた。
「確かに怪人だけど…なんっか違うなー。」
「ユウキ!」
 ユウキと呼ばれた女子生徒の後ろから二人の人間がやって来る。片方は天高の制服を着た男子生徒で、もう片方は何故か学生服にリーゼントという変わった格好をしていた。
「もしかして…先輩ライダーじゃないっすか!?」
 リーゼントを整えて、高校生はにかっと笑う。
「俺は如月弦太郎。天高の生徒で、仮面ライダーフォーゼ!」
 一瞬呆気にとられたもののすぐに気を取り直し、茉子が笑いかける。
「…あ、やっぱりそっか。何処かで見たと思ってたのよね。あたしは白石茉子。シンケンピンクよ。」
「私は池波流ノ介。シンケンブルーだ。」
「俺は桜井侑斗。丁度お前達に用が有ったんだ。」
「何かあったのか?」
「諸事情で隕石が必要なんだが…手に入らないか?」
 単刀直入に聞いた侑斗に、三人は首を傾げる。
「多分、展示してあるやつはあるけど…。」
「学校のものを勝手に持ち出すわけにはいかないだろう。」
「確かにな。賢吾の言うとおりだ。だから、取ってくりゃ良いじゃねえか。」
「…取って来る?」
「おう!隕石は難しいけど、月の石ならいくらでも取って来るぜ!」
 そう言った弦太郎に、侑斗は一息置いて尋ねた。
「月に、行けるのか?」
 その瞳の輝きを見て、ウラタロスとリュウタロスは大げさにため息をついた。


 完全な『無音』の暗闇の中。
 息をすることすら忘れたように、侑斗は立っていた。
「…うーん…完全になんか自分の世界の中って感じ…?」
 ユウキの呟きに賢吾がため息をつく。
「何しにきたんだ…」
「まあいいじゃねえか!宇宙の魅力がわかるやつに悪い奴はいねえ!」
 フォーゼの姿の弦太郎が茉子と流ノ介に近づく。
「そっちの二人は用事見つけられたのか?」
「…茉子、こんなものか?」
「そうね。」
 拳大の石を手にとって、宇宙服を着た茉子が立ち上がる。
「ええ。連れて来てくれてありがとう。」
「困った時はお互い様ッスよ!」
 弦太郎がすっと右手を出す。
「これで俺達友達ッスよね!」
「友達か…そうだな!」
 流ノ介が右手を出し、がっしりと握手をする。それから弦太郎は一方的に手を握り変え、拳をぶつける。
「な、なんだ、それは。」
「友情の証だ!そっちのお姉さんも!」
 茉子は苦笑して手を出す。同じしぐさを繰り返して、弦太郎は満足したように頷いた。
「よっし!後はあっちの」
「如月。いい加減にして帰るぞ。」
 賢吾が弦太郎を促す。見ると、ユウキと侑斗は既にラビットハッチに向かっていた。
「おおやべぇ!まだあの人と友達になってねえのに!」
 慌てて戻る弦太郎の後ろを、苦笑しながら流ノ介と茉子、そして賢吾は戻って行った。


「もー!僕、待ちくたびれたんだからね!」
 ぶつぶつとリュウタロスが侑斗を睨む。
「ラビットハッチの方がおもしろそうだと言ったのはお前だろう。」
「五月蠅いよお前。」
「な!私のどこがうるさい」
「だってあんまり長いんだもん。ねーカメちゃん。」
「ま。気持ちはわからないでもないけどねえ。」
「そうよね。宇宙って場所に特別な感情を抱いてるわけじゃないけど…それでも、やっぱり感動したわ。」
 茉子が隕石を入れた袋をさげながら笑う。
 そして天高の校門をくぐった、その時。
「よ、少年少女。」
 不意に声をかけられ、五人は同じ方向を振りかえった。
「お前は…」
 そこにいたのは、黒髪の男。年は侑斗達よりも年上だろう。腰に丸いディスクを光らせ、ふっと笑う。
「俺はヒビキ。よろしく。」
 ヒビキと名乗った男性はまっすぐに侑斗を見る。
「やっぱ似てるなー。」
 しみじみとそう言われ、侑斗は怪訝そうな顔になる。
「…誰にだ?」
「ま、それはともかく。今日は言いたい事があって来たんだ。」
 すっと息を吸い、ヒビキははっきりと言った。
「未来のライダーが狙われてるらしいぞ。」
 その言葉に一気に緊張が走る。
「未来の…?」
「そ。俺の弟子のとこにも結構来てる。」
 しばらく考えていた侑斗の表情が変わる。
「…流ノ介、茉子、あとは任せていいか?」
「あ、ああ。何か心当たりでもあるのか?」
「…ハナは未来の特異点だ。志葉家に戻る。」
 そう言うが早いか侑斗は志葉家に向かって走り出した。
「あーあ行っちゃった。ホント、親バカなんだから。」
「…お前たちは帰らないのか?」
「いーじゃん別に。ハナちゃん強いから大丈夫だよ、ね、カメちゃん。」
「ま、侑斗がいれば大丈夫でしょ。」
「そうね。じゃ、『真空の文鎮め』を作るの手伝ってもらおっかな。」
「しかし、どこで作業するか…志葉家に戻ると失敗した時にまたここまで来なくてはならないし…」
「場所探し?」
 四人が振り返ると、まだそこに立っていたヒビキが一つの方向を指した。
「あそこに森が見えるだろ?そこなら滅多に人が来ないし、集中できるんじゃないか?」
「…ありがとうございます。あの、なんでいろいろ教えてくれるんですか?」
  んー、と考え、ヒビキが答える。
「迷った少年を助けるのは大人の役目だし。じゃ、頑張れよ。」
 シュ、と右手を頭の傍で回し、ヒビキは元来た方向へと歩いていく。
 しばらく歩いてから振り返ると、四人は既に移動を始めていた。
「じゃ、頑張ってくれよ、力を分けられし戦士。」
 侑斗が走り去った方向へも同じように指を向け、ヒビキはゆっくりと歩いて行った。

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