月草雑記帳

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五宝文字と時空終着駅


超・電王&侍戦隊捏造 五宝文字と時空終着駅 『君が超えたいもの』


なんかもう…掲載ペースが遅い捏造で申し訳ない…!
でもだいぶがんばって書いてます…はい…書いてますよ!なんかとんでもない事になってきました(笑)。
前回は誰もでてこなかったから補足することがないですね…困った。
そしてこの捏造、先輩が出過ぎて大変です。いや、出してるの私なんですけどね。基本的に「ここにこのキャラに登場願おう」というのを考えて、出てもらってます。中には「あ、俺通りすがりでいいです」とでも言いたいらしいような出番の少なさのキャラもいれば「いや俺もっと活躍できますから!」とばかりに暴れてくださるキャラもいます…。やっぱりリアルタイムで見てたキャラが書きやすいですね、当たり前か。


あ、それから、ずっと言いそびれてたんですが…拍手ぱちぱちありがとうござます!!
やる気に直結してます!コメントとか頂けちゃった日には両手振りまわして喜んでます。え。アヤシイ?いえいえ、独りの時だけですよ!


それでは興味のある方のみどうぞー。
…そういや、今日の分書いてて改めてあの方々の強さに戦慄を覚えました。





『君が超えたいもの』


 カラン、カランと聞きなれた音が鳴り響き、薫は隙間センサーを見る。
 黒子が走ってきて地図を広げる。その地図を見て、薫は眉をひそめた。
「なんだ、すぐ目の前ではないか。」
「え?」
 隣に居たハナが窓の外を見る。外はなにやら騒がしい音が聞こえている。
「もしかして、屋敷が囲まれたってこと?」
「ふん、舐められたものだな、私も。」
 薫は立ち上がると、シンケンマルを手に取る。
「変身できないからと言って、そこらの雑魚に負けるようではシンケンレッドは名乗れない。」
「あたしも行くわ!」
 ハナが立ち上がる。その真剣な目つきに、薫は笑って頷いた。
「ああ、頼りにさせてもらう。」
「オイラも行きますぜぃ!」
 ひゅいん、と提灯…ダイゴヨウが薫の周りを飛び回る。
「…ダイゴヨウ、お前、役に立つのか?」
「ま、いねぇよりマシだって。連れてってやってくれよ。」
 隣の部屋で作業をしていたはずの源太の声に薫が廊下を見る。手に持っていたドライバーを回して、源太が言う。
「今は手が離せねえ。お姫様なのに悪いな。」
「そんなことを言いに来る暇が有ったらさっさと改良を終わらせろ。期待しているぞ、源太。」
「りょーかい。ダイゴヨウ、お姫様頼んだぞ。」
「合点でい!」
 にっと笑って源太が作業に戻って行く。
「それでは行くか。ハナ、得物は?」
「要らないわ。」
 黒子達に囲まれて、二人とダイゴヨウは屋敷の外へと出た。


「わー。かわいいケーキですね!」
「私の知り合いのレストランに特注したんですよ!あ、そうだ!今から注文しましょう!」
 きゃいきゃいとはしゃいでいるナオミとことはを斜めに見ながら、千明は水を飲んで首を傾げる。
「んで、これからどうすんだ?屋敷に戻るのか?」
 丈瑠はしばらく考えた後、答えた。
「いや…それよりどこか集中して『竹葉花紙』と『麒麟の角硯』を作れる所があればその方がいい。志葉家の土地に紙すきの用意と彫刻刀を用意させるからお前たちはそこで」
「ん?ちょっと待て!紙…本当に作るのか!?」
「ええ?他にどうするんだ?」
「モヂカラでいけんのかと思ってた。」
「別に構わない…とは思うが、『竹葉花紙』と『麒麟の角硯』は強力なモヂカラの受け皿だからな。多少でも人の手で作った方がいいらしい。」
「ふーん、なんかよくわかんねえけど了解。しっかし俺、紙すきなんて小学校以来やってねえぜ…。」
「あ、じゃあ俺が手伝う。」
「デネブが?できんのか?」
「あー、おデブやったら器用やからなあ。ええんやないか?」
「…なーんか不安だけど…まあいっか。じゃ、よろしく。」
「うん。よろしく。」
「…ことは、硯は作れそうか?」
「作ったことないですけど…竹細工で彫刻刀は使うてます。ただ、力が足りひんかもしれないですけど。」
「ほんなら俺が手伝おか!力やったら任しとき!」
「ええ?クマゴロウで大丈夫か?」
「俺はキンタロスや。力仕事やったら俺の出番や!」
「うわぁ、むっちゃ心強いわ。よろしくお願いします!」
「…頼む。俺はモモタロスと屋敷に…」
 ふ、と全員の視線がモモタロスに集中する。モモタロスは麒麟の角を見ながらぼーっとしていた。
「モモの字。どないしたんや?」
「うぉう!お、驚かすんじゃねえよ!なんでもねえ!」
「モモちゃん、話きいてたか?俺と千明は紙すき、クマゴロウとことはちゃんは硯づくりだ。」
「ん?お前らで大丈夫か?」
「モモちゃんよりは器用だぞ!」
「うるせえ!…で、俺はどうすんだよ。」
「俺と屋敷に戻ってくれ。母上も気がかりだしな。」
 丈瑠の言葉にモモタロスはひらひらと手を振って、角をキンタロスに手渡した。


「はっ!」
 薫がシンケンマルを振るう。辺りに居たナナシ達が一斉に吹き飛んだ。
「やあっ!」
 ハナがナナシを蹴り倒す。飛ばされたナナシが他のナナシを巻き込んで倒れる。
「てやんでぃ!」
 ダイゴヨウは戦闘空間をさまよいながら、ナナシを躓かせたり頭突きを食らわせたりと飛びまわる。
「ナナシ程度に負けはしないが…やはり決定打がないのは痛いな。」
「そうですね。」
「丈瑠から何かディスクを借りておくべきだったな。」
 薫が斬ろうとしたナナシが、どこからともなく攻撃されて吹っ飛んだ。
「ん?」
「え?」
「なんでい?」
 三人の視線を同時に浴びたのは、銀色の銃を右手に構えた茶髪の青年。
「こんにちは。“シンケンレッド”さんは貴女ですか?」
「ああ。何か用か?」
「はじめまして。俺は操真晴人。お節介な魔法使い。」
「魔法使い…?」
「ちょっと預かりものがあってね。」
 晴人は黄色い指輪を右手にはめ、手の形をしたベルトにかざす。
「コネクト プリーズ」
 空中に現れた魔法陣の中に手を入れると、赤いディスクを一枚取りだした。
「はいコレ。ちょっと知り合いの知り合いから頼まれたんだ。シンケンジャーに渡してほしいって。」
「これは…恐竜ディスク?何故お前が…」
「さあ。そこまではちょっと知らないよ。」
 じゃき、と晴人が銃を構える。辺りのナナシを一掃して、笑う。
「じゃ、俺はこれで。」
 軽く手を振るとまた魔法陣を呼びだし、今度はそこからバイクを取り出すと颯爽と去って行く。
「…なんだ、あいつは。」
「仮面ライダー…かな?」
 薫とハナが首を傾げる。そうしている間にも、また新たなナナシが隙間から現れ始めた。
「ま、とりあえず使うとするか。」
 薫が恐竜ディスクをシンケンマルにセットする。
「はっ!」
 恐竜を模った刀がナナシを次々と吹き飛ばして行く。
「さすがでぃ!ん?向こうからもすげーのが来てますで。」
「え?」
 ハナがダイゴヨウの示す方向を見る。
「侑斗?」
 ただの棒でナナシを圧倒していた侑斗は、ハナの声に安心したように息をついた。
「ほぅ。流石は先生。文武両道だな。」
「うん。でもあんなに強かったかな…それになんでここに?」
 侑斗が薫とハナの傍に来る。ダイゴヨウはそれを助けるために、ディスクを乱射した。
「侑斗。どうしたの?」
「未来のライダーが狙われてるって聞いた。」
「未来のライダー?…ふむ、ではこのナナシはお前が狙いらしいな。」
「え?あたし?」
「おそらくな。屋敷の中に入っとけ。」
「う、うん。」
 ハナが屋敷の方へ歩き出そうとした瞬間、何かの音が聞こえた。


 志葉家への道を、丈瑠が無言で走って行く。
 その髪はいつもと異なり立っていて、目は赤い。
「この身体、結構しっかりしてていいじゃねえか。」
 丈瑠に憑依したモモタロスが楽しそうに笑う。しかし次の瞬間には、彼には珍しく真面目な表情になった。
「…だー!思い出せねえ!」
『どうかしたのか?』
「知るか!なんかこう…変な感じがすんだよ。」
「その感覚を大事にすればいい。」
 突然聞こえる声に、丈瑠は足を止める。
「なんだ?」
 道の向こうから現れた茶髪の青年は、丈瑠を見てふっと笑った。
「イマジンと、シンケンレッド、だな?」
『…モモタロス。』
 丈瑠の言葉に、モモタロスは憑依を解く。
「お前は、誰だ?」
「乾巧。お前たちの『夢』はなんだ?」
「あ?いきなり何言ってやがる。」
 モモタロスの問いには答えず、巧が言葉を続ける。
「『夢』を失くすな。違和感を追いつめろ。掴みたい『夢』を、追い続けろ。」
 その言葉が終わるか終わらないかわからないうちに、強い風が吹き視界が奪われる。
 次に目を開けた時には、巧の姿は何処にも見えなくなっていた。
「…なんなんだよ一体…。」
 丈瑠が辺りを見回す。黒子が一人、走り寄って来るのが見えた。
「どうした?」
 黒子が丈瑠に文を手渡す。それに目を通した丈瑠が踵を返して走り出す。
「お、おい!どうしたんだよ?」
「源太からの連絡だ。屋敷が囲まれたらしい。」
「おいおいマジかよ!」
 モモタロスも丈瑠を追いかけて走り出す。その二人の後姿を見、巧は小さく笑った。

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~ Comment ~

おぉ…。 

 改めて熟読(^^ゞや~怒涛の展開ですな!
この視点の切り替わりの速さ!書き手は大変だと思います。
読者としてと同時に書き手としても読んでしまうのは最近ついた癖(-_-;)

 ちっさいハナちゃんも好きだけど、暁おっきいハナさんも好きだったんだよなぁ…。
最近電王は子役ちゃんばかりで残念…とTVシリーズファンの暁はちょっと寂しい限りです。

 リオンさんの話を読んでたらシンケン書きたくなってきた!
…時間と丈夫な体が欲しいとつくづく思った暁です。
丈瑠に憑依したモモのように暁も誰かの身体を乗っ取りたい( ̄ー ̄)ニヤリ

暁さんへ 

こちらにもコメントありがとうございます!
視点ころころ切り替わってますねそういえば…読みにくくないでしょうか…ドキドキ。

ハナさんはちっさくてもおっきくても美人でかわいいです、目の保養です。
子役でもいいから電王続編みたいな~と思う私はもう…なんなんでしょう?いや大人版の方が数万倍嬉しいですけどね!?もうイマジンジャーでもいいですけど。

シンケンもまた暇があったら書いてくださーい!お待ちしてます!時間も体もあるのにあんまり書けてない私…明日から時間無くなるのになあ…
そういえば今回おもむろに憑依しまくっているイマジンズ…次はだれが憑依するかな?
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