月草雑記帳

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五宝文字と時空終着駅


超・電王&侍戦隊捏造 五宝文字と時空終着駅 『真打登場』


久々の更新ですいやっほー!どんなテンションだ!?
語りたいことはたっぷりありますし、多分私に聞きたい事も…いっぱいある方がいるかもしれない…ですね…!


しかしあんまり語るわけにはいかないんだよなあ…ううむ…
とりあえず…タイトルはこれしかないと思ってました。ええ。
そういえばサブタイトルもようやく全部決まったんですよ。これでも無茶苦茶悩んでつけてますので、良かったら目次から眺めてみてください(笑)。サブタイの共通点には…流石に気付かれて…ますよね?ね?
もしわかんないって方がいたら質問コーナーへどうぞ(笑)。


さて、テンションもおかしいですしそろそろ本編に入りましょう。
一応書いておく!ここから先は私の希望が入りまくっている展開だぞ!
妄想力の準備が良い方のみどうぞ!






『真打登場』


 新しい路線を走る為には、古い路線と別れを告げなければならない。
 新しい物語を語る為には、古い物語に結末を作らねばならばい。
 そうして、人々は前へ前へと進んで来た。
 これから始まる物語は、そんな物語の一つにすぎない。
 これから走り出す路線は、そんな路線の一つにすぎない。
 誰かの夢と誰かの望みがつかみ取った、ありふれた一つの結末を、見届けよう。


 気が付くと、白い空間に居た。
「なんだ、ここ…」
「あ、いたいた。君が野上幸太郎君だよね。」
 自分を呼ぶ声に振り返る。そこに居たのは二人の青年。一人はかなりの長身で、もう一人はそうでもない。二人とも腰のあたりにカードホルダーのようなものを付けているのが印象的だった。
「そうだけど。お前らは?」
「俺は…剣崎一真。こっちは相川始。君を迎えに来たんだ。」
「迎えに?」
「そ。このままじゃクライマックスに乗り遅れるからな。」
 なあ、と一真が始を見る。始は小さく頷いた。
「行ってくればいい。」
 一真がにっこりと、始がぎこちなく笑う。
 その笑顔に、誰かの笑顔が重なった。
 瞬間、世界が輝き、幸太郎は目を覚ます。
 ガバリ、と起き上がったその勢いに、テディは驚いて身を引いた。
「幸太郎。どうした。」
「テディ、行くぞ。」
「どこへ?」
「決まってるだろ?」
 に、と笑い、幸太郎が走り出す。
「クライマックスだよ!」


 とある山の中。たくさんの怪人が蠢いている中に、何人かの人間がいた。
「くっ…数が多すぎる!」
 流ノ介がシンケンマルを振るいながら呟く。どこからともなく湧いてくるナナシとヤミーは、消える気配を見せなかった。
「やっぱり元を絶たないと駄目みたいね。」
「つってもさ、元ってどれだよ?」
「やっぱりあれ違う?」
 ことは指すのは、崖の上で戦闘を見ているハクコツ。
「だよな…とりあえずあそこまで辿り着かねえと…。あれ?そういえば丈ちゃんどこに…」
 きょろ、と辺りを見回した源太が何かとぶつかった。
「あ、悪い。」
「いえ、こちらこそ。」
 そう言って走り去って行く青年に、源太は首を傾げる。
「誰だ…?」
 その疑問は、ゾンビのように両手をあげて襲いかかって来たヤミーによって遮られた。


「ったくしつけえなあ…いい加減に…消えろよ。」
 シニガミイマジンが大きく鎌を振りまわす。辛うじてそれを避けたイマジン達は慌てて体勢を立て直そうとする。
「待ってやらねえよ。」
 そういうとシニガミイマジン鎌を振りまわした勢いのままリュウタロスに突き立てた。
「うわあっ!」
「小僧!」
「リュウタ!」
 リュウタロスの身体が傾いでいく。鎌が当たった部分が白い砂になって行く。
「まずは一体…そのまま消えろ!」
 シニガミイマジンの笑い声が響く。そんな中、一人の青年が立ち止まった。
「消えさせたり、しないよ。」
 その声は静かながらもよく聞こえる声で。
「大丈夫だよ。」
 息を整えながら、声の主は嬉しそうに微笑んだ。
「僕は忘れないから。」
 黒い髪が風に揺れる。小柄ながら成長した身体が光を浴びる。黒く優しい瞳が、イマジン達を捉えた。
「リュウタロス、来て!」
 リュウタロスが精神体へと変わり、青年に飛び込む。髪にウェーブがかかり、瞳が紫に光る。
「消えねえ…!?あり得ねぇ…俺の鎌を喰らったんだぞ!」
「あり得なくないよっ!答えは聞いてない!」
 青年が軽いステップを踏んでシニガミイマジンを翻弄する。ポカンと見ていたキンタロスがパン、と自分に気合いを入れる。
「ぃよーっしゃあ!」
 シニガミイマジンはキンタロスの張り手を避けずに鎌を振るう。僅かに鎌の先が触れ、触れた部分が砂になる。
「キンタロス!」
 青年とキンタロスがぶつかる形で憑依が入れ替わる。完全に傷口が塞がったリュウタロスがシニガミイマジンから距離を取る。
 長髪になり、金に瞳を光らせた青年はコキリと首をならし、シニガミイマジンを殴り飛ばした。
「ふん、泣けるで!」
 シニガミイマジンの手から離れた鎌が宙を舞い、ナナシの間にいた茉子にぶつかりそうになる。
「っと、女の子には優しく…ね!」
 ウラタロスが回り込み、ロッドで鎌を弾き飛ばす。
「ウラタロス!」
 鎌に触れた手が消えるより早く、青年はウラタロスを憑依させる。眼鏡の奥に青色が輝く。
「…え、なに?」
 振り向いた茉子が状況を把握しきれずに戸惑う。
「後で、僕に釣られてみてね?先輩!」
 茉子に軽く小首を傾げて見せてから、青年がモモタロスを見る。落ちた鎌に向かって、モモタロスは思い切り両手を振り下ろす。
「でりゃああああああ!」
 真っ二つに折れた鎌と、モモタロスの両腕が砂になっていく。青年はまっすぐに走り出した。
「モモタロス!」
 モモタロスが青年に憑依する。つん、と立った髪と目力の強い瞳に赤が混じる。
「俺…参上!」
 ビシッとポーズを決めた青年は、シニガミイマジンに向き合った。
「よう、色々やってくれたじゃねぇか。この借りはきっちり返させてもらうぜ。」
「馬鹿な…あり得ねぇ!なんなんだよお前は!」
「知りてぇんだったら教えてやるよ。」
 モモタロスが憑依をやめる。
「僕達のイメージの源。」
「誰より強い俺らの味方や。」
「運も誰より悪いけどねー。」
 イマジンたちが青年を見る。口を揃えて、嬉しそうに言った。
「良太郎!」
 黒髪に戻った良太郎は微笑み、パスを取り出す。
「僕は仮面ライダー電王。誰も、忘れさせたりなんかしないよ。」
 怪人をかきわけて、侑斗とハナがシニガミイマジンの元へ辿り着く。
「野上…!」
「良太郎!」
 ハナが軽く目をこすって良太郎に駆け寄る。その表情は、とても戦いの最中とは思えないほど晴れ渡っていた。


 バチバチ、と音を立てるのと、煙が上がるのが同時だった。
 丈瑠は手に持ったショドウフォンを見つめる。
「…っ、ショドウフォンが…?」
「副作用だ。」
 薫がなんでもないかのように丈瑠からショドウフォンを取り上げる。
「副作用…?」
「ショドウフォンに不死鳥の羽根を組み込んだからな。まあ、大体予想はできていたが。」
「母上…?」
 不意に思い出すのは、壊れたショドウフォンと、薫の笑み。
「まあ、あと一度くらいは使えるだろう。」
 その時と同じように笑うと、薫はぽつりと呟いた。
「シンケンレッドは、ひとりで充分だ。」
 ひゅん、とショドウフォンを振るうと薫はさっさと歩きだした。
「最後にやりたいことがあるからな。私はこれの応急処置をする。丈瑠、お前は先に行け。」
 その後ろ姿に、丈瑠はぐっと拳を握りしめた。
「はい。」
 自分のショドウフォンを取り出すと、薫とは反対の方向…怪人たちの、仲間たちのいる方向へと走り出した。

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~ Comment ~

おかえり~良ちゃん! 

 と思った暁です。
確かにこのタイトル以外を考えろと言われても厳しい。
ヒーロー二人のそろい踏みを楽しみにしております!

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

暁さんへ 

コメントありがとうございます!
このタイトルはベタですが…これしかないな、と思いました!
ヒーロー二人のそろい踏み…な、無い…?しまった…!
えっと…楽しみにせず続きをどうぞ(苦笑)!

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