月草雑記帳

スポンサー広告


スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



TB(-) | CO(-)  *Edit

ポケモン捏造文章


ポケモン小ネタ4


こんばんは眠いです。
ポケモンネタをだいぶ前に書いてたんですが載せる前に秋が終わりそう…あれ?終わった?まぁいいや。
ギリギリ間に合ったことにしてください。


秋ネタというか紅葉ネタというか・・・
何かよくわからないことは間違いないですね、ええ。
とりあえず・・・ずいぶん前に書いた「雨の日」5本立てみたいなノリにしたかったんです。
でも5本目思いつかなかった…笑
ごめんダイパ組。


とりあえず…レイエ・グリブル風味?です。
よろしい方のみどうぞ。





『とある秋の日のこと』
レッド&イエロー


「イエロー、なにしてんの?」
目を開けると、木陰からもれる光を遮って、赤い帽子の少年がイエローを見下ろしていた。
「…レッドさんでしたか。」
「起きてたんだ?目つぶってるから寝てるのかと思ってた。」
「うとうとはしてました。」
はは、と笑うとレッドは寝転んでいるイエローの横に座った。
「で、何やってんの?」
「紅葉を見てました。」
「寝っ転がって?」
「こうすると首が痛くないですし…葉っぱに埋まっちゃいそうになるんです。」
ふーん、とレッド呟く。リュックをおろし、上を見た。
「確かになぁ。」
ハ、の形を書くかのように、レッドはイエローを真似て転がった。
上空に輝く赤、黄。それらが自分に向かって舞い落ちてくる。きらきら、ひらひら、と。
「いいな、これ。」
「はい。」
空を見ながら2人で笑う。にこにこ、ふわふわ、と。
それは、小さな秋の森での話。


グリーン&ブルー
「…綺麗よねぇ。」
何度目かわからないため息をつき、ブルーは目の前の桜を見る。
「こんな風に年をとりたいわ。」
「…どんな意見だ。」
隣で本を読んでいたグリーンが眉をひそめる。
「あら、グリーンにはこの美しさがわからないかしら?春の花も綺麗だけど、秋の桜も綺麗なのよ。あー、帰るのが辛くなっちゃうわ。」
ひゅう、と一際冷たい風が吹き、グリーンは本を閉じた。目の前に降ってきた葉っぱを一枚つかみ、ブルーの前に出す。
「なぁに?」
「土産らしい。帰るぞ。」
ブルーが葉っぱを受け取ると、グリーンはスタスタと歩き出した。
「…もぅ、素直じゃないんだから。」
桜の葉っぱをポケットに入れ、ブルーは軽く駆けてグリーンの腕につかまった。
「しょうがないから帰りましょっか。色男さん。」
「…うるさい女だ。」
2人は並んで歩き出す。
それは、色付く秋の桜並木での話。


ゴールド&シルバー&クリスタル


「だーもう、くっせー!」
「ちょっとゴールド!思ってても言わないでよそういうことは!」
「黙ってても一緒なんだからいいだろ!?てかこれぜってーう」
「言わないでったら!もう…あら?シルバー、どうかした?」
「いや…」
しゃがみこんで小さな木の実を見ながら考えこんでいたシルバーは木の実をひとつ拾い上げて立ち上がった。
「これ…食べれたのか、と思って。」
その呟きを聞いて、ゴールドとクリスタルは同時に吹き出した。
「…悪かったな、無知で。」
「いやそこじゃねーって!だよなぁ!俺も最初聞いたときびっくりしたもんよ!母さんがこのう」
「ゴールド!」
ひゃらひゃらと笑うゴールドと、少し拗ねたようなシルバーを見ながら、クリスタルが呟く。
近寄りづらくて、異臭を放って、でもいざしっかり向き合うと…とても優しい味がする。
「あなた達にそっくりなんだから。」
「…何か言ったか?」
「なんにも。ほら、早く拾ってよ。茶碗蒸し作ってあげるから。」
3人は作業を再開する。
それは、銀の名を持つ金色の下での話。


ルビー&サファイア&エメラルド


「たっはー!キレイな紅葉ったい!」
紅葉の下で落ちてくる葉っぱを捕まえようと、サファイアが何度も宙に手を伸ばす。
紅葉からは少し離れた岩に、ルビーが腰掛けてぼーっとしている。
その隣に立って、エメラルドが大袈裟にため息をついた。
「…紅葉に感動してっていう訳じゃなさそうだね。」
「まぁな。ていうか、お前もこんな所いていいのかよ。いつもなら『beautiful!』とか言いながら騒ぐくせにさぁ。」
やれやれ、とルビーは首を振る。
「美しいからこそ遠くから眺めたいっていう気持ちは分かってもらえないかなぁ。」
そう言ってまたルビーは視線を戻す。エメラルドは様子をじっと見て、言った。
「近寄りがたいのは…紅葉なのか?」
聞こえないフリをするルビーに、エメラルドはまたため息をついてみせた。
「ここにも美しい紅があるのに、とかいつもの調子で言えばいいだろ。」
ルビーはにやりと笑う。
「君からそんな言葉を聞けるなんてね。こうしてた甲斐があったよ。」
「は?」
すとん、と岩から降りるとルビーはスタスタ歩き出す。
紅葉を手に嬉しそうなサファイアと、それを茶化すルビー。
「…いちゃつくなよな…」
小さく小さく呟くと、エメラルドは自分を見ている2人の元へ歩き出した。
それは、真っ紅な落葉樹の傍での話。

スポンサーサイト


TB(0) | CO(0) *Edit

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
 ◆Home  ◆作品*  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。