月草雑記帳

スポンサー広告


スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



TB(-) | CO(-)  *Edit

創作文章(その他)


特に意味はない文章


こんばんは、元気に生きてます。
最近また更新が止まってますね面目ない。GBの続きとかビブリア読んだから感想とか今後についてとか書きかけのものはいっぱいあるんだけどなあ。


最近はレイエ熱が再発して大変なことになってたりします。あとルサ最高。
ネサフしてたら一瞬で時間飛んで怖いわ~


閑話休題。
今日は友人たちとTRPGをしようと…思ってたんですがなんだかんだ忙しくて…そうそう、今日出かけた先で小学校4年生の時の担任っぽい人を見つけたんだよやっぱり確認してくればよかったなあちくしょう。
で、TRPGにはいけなかったんですけでどキャラづくりだけは前にやってまして。
キャラづくりした後に妄想が止まらなくなって書いたキャラクター紹介的な文章。
キャラクター名は「ぴえろ」。ひらがながポイントです。
確か他の能力値はまあまあだったのに容姿が悪かったんだったと思います(うろ覚え)。
ちょうどうつもーどだったので救いようのないキャラクターになってます。
そんなわけのわからない文章です。暇な人のみどうぞ。












厚く厚く、白く白く。
整えた顔に、笑顔を描く。
作られた顔を外せば見える。

醜い本当の君の顔。


『ぴえろ』


ぴえろが産まれたのは裕福な家。
美しい母、逞しい父。
綺麗な姉と可愛い妹。
凛々しい兄に囲まれた。
ぴえろは醜い子どもでした。
誰にも似てないその顔に、父は母を疑った。
母はぴえろを憎んだ。
醜いぴえろを恨んだ。
そうしてぴえろは独りになった。
見るに耐えないその顔に、誰も寄っては来やしない。
来るのは石を投げるコドモと、ひそひそ話をするオトナ。
聞くに耐えないその声に、誰も寄っては来やしない。
来るのはわざわざ笑うコドモと、いい人ぶったオトナだけ。

ぴえろはいつもひとりぼっち。
いつしか名前も忘れてしまった。誰も呼んではくれなくて。
いつしか声も無くしてしまった。誰も聴いてはくれなくて。

学校帰り、ぴえろは出会う。道に座った醜い老婆。
瞼を上げないその老婆は、初めてぴえろに名を問うた。
ぴえろは老婆の手に書いた。
「あなたはいったいだれですか?」
老婆は醜く笑って言った。私は道化師、夢の使者。
老婆は語る、物語。
老婆は投げる、刀を玉を。
老婆は渡る、綱を梯子を。
その技に皆が夢中になった。
その技に皆が拍手をおくる。
その技に皆が笑顔になった。

ぴえろは想う、老婆のように。
醜くたって好かれたい。
笑顔を与えるヒトになりたい。
ぴえろは教わる。ぴえろは投げる。ぴえろは渡る。
だけどぴえろの顔は醜すぎた。
だけどぴえろの声は醜すぎた。
老婆は笑う。教えてやるよ。
私の十八番のその技を。
そうしてぴえろは生まれ変わった。
白い肌に笑顔を書いて。
話さぬ道化師はいつでも笑う。
話さぬぴえろはいつでも笑う。

だけどぴえろの願いは変わらず。
あのヒト達に認めてほしい。
あのヒト達に笑ってほしい。
震えるぴえろ、家に帰った。
チャイムが響く、家に悲しく。
ぴえろは悟る。もう遅かった。
家には誰も住んでいない。

ぴえろ、ヒトは優しいよ。
ぴえろ、ヒトは愛しいよ。
そんな言葉はもう届かない。
ぴえろはひとりでいきている。

スポンサーサイト


TB(0) | CO(0) *Edit

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
 ◆Home  ◆作品*  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。