月草雑記帳

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電王捏造文章


『赤色の歌』


今日は時の記念日ですね!6年前の今日は侑斗が良太郎に喧嘩売ってたと思うとなんか泣きそうになりましたリオンです。


今日は久しぶりにまともに更新しようと決めていました。
いつか必ずやるつもりでいる「電王未来捏造」の過去を、お送りしたいと思います。
…意味が分かりませんね。ええ、私も書いてておいおいと思いました。でもしょうがない。
私の捏造小説が目指すのは、「本編中にあったかもしれない」ものですので、ある意味未来は描きやすい。
ただその未来を描くには、やはりそれまでの歴史が必要で。
場合によっては「勝手に考えた未来」のための「勝手に考えた過去」を「本編の時間軸」にねじ込む必要もあるわけですね。
というわけでこんなものができちゃったわけです。
一応「あったかもしれない」になっていると思います。こういう時、電王はキャラがそんなに変化しないから書きやすい。
私の妄想・捏造におつきあいいただける方はどうぞ読み進めてください~後悔しても知りませんが。


タイトルは『赤色の歌』。あの曲を思い出していただければ正解です。








 黄金色に輝くチケットを手に、黄金色のスーツを着た男がデンライナーに入ってきたのは、まだデンライナーにイマジンが一人しかいない頃だった。


『赤色の歌』


「やー、どうもはじめまして。貴方が野上良太郎さんですね?いやー、噂に違わずいい顔をしている」
 突然デンライナーに現れた男性に、良太郎は目を点にした。男性は黄金色のスーツに身を包み、黒いサングラスで顔を隠している。
「えっと…はじめまして?」
「おやおや、声も素晴らしい。やはり私の見立てに間違いは無さそうですねぇ。良いプロデュースができそうで私も光栄です」
「おいおい、なんなんだよオッサン」
「おお貴方が噂のモモタロスさん。いやー、こちらもユニークな見た目に渋い声。素晴らしい!」
「…おい良太郎。知り合いか?」
 良太郎が口を開く前に、黄金色の男性は深々と頭を下げた。
「これはこれは、自己紹介が遅れました。私、時間を飛び回り優秀な才能をスカウトし、更に才能を伸ばすべくマネージメント、売上を増やすプロデュースまでもをやらせていただいております者でございます」
「…結局…誰?」
 良太郎の問に男はにっこりと笑った。
「そんな事よりも良太郎さん、アイドル活動には興味を持てませんか?持てますよね?もちろん」
「へ?」
「ああ?」
 良太郎とモモタロスの前に紙の束を置き、黄金色の男はまた微笑みを見せる。
「さあさあどうぞ、読んでみてください。この私の素晴らしい計画を。ああ、もちろん結論は急ぎませんよ。それでは、また」
 黄金色の男性はポケットから黄金色の懐中時計を取り出し、大げさに時間を確認するとパチンと音を立てて蓋を閉じた。
 そして悠然とデンライナーから出ていく姿を、二人はあっけにとられて見送った。


「成程、PDマネージャーが来ましたか」
「PDマネージャー?」
 旗をさしたプリンを前にスプーンを構えながら、オーナーは頷いた。
「この時間の中を自由に移動し、スカウト・マネジメント・プロデュースなどを行う唯一人の人間…とでも言っておきましょうか」
 もっとも、とプリンにスプーンをさして、オーナーは良太郎を見る。
「私はほとんどお会いしたことはありませんが」
「そうですか…」
「おい良太郎!これ何が書いてあるんだよ!」
 モモタロスが紙の束をバサバサとめくっては頭をかく。良太郎はプリンに集中し始めたオーナーに質問することを諦めて、モモタロスに向き合う。
「つまりね、僕とモモタロスに歌を歌ってくれって書いてあるんだよ」
「なんでそれがこんななげぇ文章になるんだよ!?」
「さあ…なんかややこしい書き方してあるからじゃない?」
 良太郎はモモタロスが投げた紙の束を拾い、もう一度目を通す。
「えっと…もうちょっと詳しく言うと、『僕とモモタロスの為に歌を作ったから歌ってほしい』『それを売る権利を売ってほしい』ってことかな」
「わかんねえよ!だいたい歌ってなんだ!」
「サンプルはこのようなものになっております。ポータブルCDプレイヤーはお持ちですね?良太郎さん」
「あ、ここに…」
 良太郎はポケットに手を入れようとして、動きを止める。突然現れた黄金色の男…PDマネージャーは当たり前のようにCDケースを机に置いた。
「てめえ!いつから居やがった!?」
「さ、どうぞ再生を。この曲を聴いていただければ私がいかに本気であるかということを悟っていただけると思います」
「人の話を聞きやがれ!」
「いえいえいえ、聞いていただきたいのはこのCD!ささ、良太郎さん?どうぞ再生を。まずはじっくりと聞いてみてください。ああ、勿論モモタロスさんも聞いてくださいよ?」
「おいこら!」
 モモタロスとPDマネージャーの応酬を見ていた良太郎は、軽く息を吐いてからCDプレイヤーを取り出し、CDをセットした。
「ささ、どうぞ」
 PDマネージャーに促され、良太郎は音量を最大にし、その場にいる全員に聞こえるように音楽を再生した。


「…かっこいいじゃねえか」
 曲を聞き終わったモモタロスが呟く。
「そうだね。モモタロスっぽいよ」
「そう思っていただけると思いました」
 にこにことPDマネージャーが笑う。
「そのCDは差し上げます。収録は明後日、この場所で。歌詞はこの紙にかいてありますので。ああ、パート分けはこのように」
「おう!任せろ!」
「…って、何勝手に引き受けてるの?モモタロス」
「あん?だめなのか?」
「…わかんないけど…突然すぎるよ。だいたい、この…『TMS』ってどこ?」
「それはター…」
 ふ、と言葉を止めてPDマネージャーがにやりと笑う。
「おっと、申し訳ありませんが詳しくは言えないことになっていました。ただ、時の中であり良太郎さんの関係する時間ではなく、かつ、良太郎さんに迷惑がかかることはないことだけはこの私が責任をもって保証いたします」
 それから、とPDマネージャーが良太郎にだけ見えるように一枚の紙を示す。
「この曲を私に売ってくだされば、これだけのことをお約束します。いかがです?」
 良太郎は訝しみながらもその紙を受け取り…しばらく考えた後、頷いた。
「じゃあ、明後日、ここで」
「ええ」
 PDマネージャーは満足げに笑うと、黄金色の懐中時計を取り出し、時間を確認するとパチン、と蓋を閉じた。
「それでは私はこれで失礼いたします。良太郎さん、モモタロスさん、歌の練習を怠らぬようお願いいたしますよ?私は敏腕ですから、売り物の質にもこだわらせていただきますので」
 では、とPDマネージャーがデンライナーを出ていく。さっそくCDを再生し始めたモモタロスを横目に、良太郎はもう一度提示された条件を読んだ。
 今後電王が戦うことによって発生するトラブルに対処する為に必要な経費のすべて…それが、歌の料金。
「これから…」
「おい良太郎!練習するぞ練習!」
「あ、うん」
 紙をポケットにしまい、良太郎はモモタロスの横から歌詞をのぞき込む。
 短いイントロを聞いて、良太郎は小さく息を吸い込んだ。






ーーーーーあとがき!-----
タイトルにしている『赤色の歌』がなんなのかは…わかっていただけますよ…ね?アレが発売される前の物語のつもりです。
そしてこれから始めるつもりの長い長い物語の序章になる予定です。ドキドキします。ものすごくドキドキします。
一応続きの物語もあるっちゃあるんですが…書くかどうかは未定。なんとなく想像つきそうだし。
どっちかっていうと『緑色の歌』とかの方が気になるかな?
ここから続く電王の物語が、書けることを願っております。

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~ Comment ~

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暁さんへ 

コメントありがとうございます!
新作ですよー最近頭の中が電王であふれてます(笑)。
モモタロスに「前振りとかしてんじゃねえよ!」と怒られながらも書かずにはいられなかったのです^^
ここから先があるのかないのか…(え)。かけることを祈ってます(その間に書けよ)

のりこさんの衣装見ましたー。見てもやっぱりよくわからなかったボケボケです。要するにミニスカワンピース?かな?
暁さんのところもいつも楽しませていただいております。この間の投票にもこっそり参加していたりしてます。しかもコメント付き!ってここで暴露したら無記名投票の意味がないですね;
波乱万丈な新婚旅行の続きを楽しみにしております!
では、ありがとうございました!

返信ありがとうございます。 

 コメント返信ありがとうございます~!
やっぱ電王は面白いよね!シンケンと電王は不滅の面白さですわ!

 っく…モモ…
『前ふりがなきゃ面白さ半減なんだよ!本来は!!』
と文字書きとしては言いたい…ちくしょ。
でもモモはいつでもクライマックスだからなぁ…ムリか。

 野梨子さんの衣裳わかんなかったです?
ミニのワンピース…ん~まぁそんな感じですかね。
生地がちょーっとばかし大人仕様と思っていただければ…。

 これ以上はご勘弁を…。
純粋なリオンさんにはわかんない世界でオッケーっす
…というか穢れてるな自分orz。

 投票いただいたんですか?ありがとうございます!
結構自己申告多いですよ(笑)皆さん内緒にはできないようで(^^ゞ
実は残りのリクエストが(甘)ばかりなので、自分の甘い(?)文章に
そろそろ反吐がでそうに…(汗)
実はアクシデントの前ふりを書いてる方が我ながら生き生きしてる気がします。

 次の訪問地を考えなきゃならないのですが、どこがいいですかね(笑)
イギリスかパリか。ドイツも捨てがたい…。
実は次の投票も用意してはいるのですが、自分で首を絞めてる感が満載なので
今の所下書き処理に留めています。

 人様のサイトでこんな書き散らしていいんだろうかと思いつつ
何を書いたかわかんなくなっちゃうので公開コメントにさせていただきました。
お目汚しですみませんv-12

暁さんへ 

コメントありがとうございます。
前振りも大事なんです。でも前振りももちろんクライマックスですから問題ない(日本語がおかしい?スルーでお願いします)
とりあえずはまあミニスカワンピということで解釈しておきます^^
投票しましたよ~。暁さんに同意していただけてうれしかったです^^暁さんのコメントを見てさらに妄想膨らんで一本かけそうでしたもん。書かないけど…。

外国には疎いのですが捏造にする難しさはわかっているつもりです(「突撃、家臣飯」とか書いたときに…)。どうぞ無理をせずに頑張ってくださいv
次の投票もきっと参加させていただきますね~。
ありがとうございました!
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