月草雑記帳

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創作文章(その他)


都々逸お題に挑戦!~ヤンデレ~


というわけで(どういうわけ?)、月草雑記帳4周年記念に捏造書きましたよ~。
初めて挑戦するお題がこの大作ってどうよ、と思わなくもない。だってやりたかったんだもん。


で、いきなりヤンデレです。ヤンデレ彼女より田中×レイナさんです。なんででしょう。
一応都々逸の説明も入れてみましたのでまあ軽くジャブくらいの気持ちで…。
でもすっごいこっぱずかしいものを選んでしまった。
この二人は私が知っている中でもかなりのラブラブっぷりなので…この歌くらいいかないと!というわけのわからない使命感に突き動かされました。すみません。


というわけで、わけのわからないものになりましたが、興味のある方のみどうぞ!
苦情は受け付けていないよ!




 いつも通りの帰り道。田中は一瞬宙をみて、口を開いた。
「そうだ、レイナさん、都々逸ってご存知ですか?」
「ど…ドイツ?」
「いえ、国の名前ではなく、歌です。江戸時代末期に大成された交互による定型詩ですね。七・七・七・五の音数律に従うようですよ(参考:wiki)」
「へー。で、そのどどいつがどうした?」
「この間祖父が歌っていたのを聞きまして」
「じいちゃんが?」
「はい」
 へえ~、珍しく渋いじゃん、とレイナが楽しげに歩いていく。
「そうですね」
「田中もそういうの好きなのか?」
「結構面白かったです。祖父に本を借りて、いろいろ読んでみています」
「そっか。なんかお気に入りのとかあった?」
 何気ない質問に、田中が足を止めた。
「…田中?」
「…すみません、まだそこまで読み込めていなくて」
「そんなに難しいのか?」
「難しいというわけではないのですが、いろいろと説が分かれているものも多いんです」
「ふーん。あたしにもわかりそうなのあったら、教えてくれよ?」
「はい。…あ、そうだ。良かったら読みますか?祖父のものですが」
 田中が鞄から一冊の古ぼけた本を取り出す。
「え?いいの?」
「はい。祖父も、レイナさんなら大丈夫だと思います」
「そっか。サンキュ」
 レイナは本を受け取ると、楽しげに笑って本を鞄にしまう。
「なんかいいな。こういうの」
「はい」
 二人は顔を見合わせると、笑いあった。


「ふーん…結構わかりやすいのもあんじゃん」
 風呂上り、ベッドでパラパラと本をめくっていたレイナがふと手をとめる。
 そこにあったのは、和紙でできた栞。
「…なんか恋愛の歌多いんだな…」
 しばらくそのページを読んでいたが、やがてページを閉じて本を机に置いた。
「明日聖にも教えてやっかなー!…いいこと言うよな、昔の人も!」
 部屋の窓から外を見る。外に見えるのは沈みかかっている半分の月。
「…てか、すげーわかるっていうか…」
 わずかに顔を赤らめて、レイナは思いっきり月を見上げた。


 奇しくもその頃、田中も風呂の窓から月を見ていた。
「レイナさん…本を読んでくれたでしょうか…」
 栞を挟んだそのページにあった、歌を思い、口元が緩む。
「俺が詠いたかったくらいの歌です」
 そうして小さく口ずさむ。
 一番自分の気持ちに近かった歌を。


―惚れて惚れられなお惚れ増して これより惚れよがあるものか―





ーーーーあとがき?----
もう相手が好きで好きでしょうがないよ!相手も俺を好きなんだぜやっほう!という意味だと解釈しました。違っても気にしない!
これだけストレートに言えるのは(言ってないけど)やっぱりこの世界を代表するバカップル様でしょう!
これより惚れようがないっていうところが一番しっくりきた部分です。もうどうしようもないくらいラブラブだもんね!
今後の展開はきつそうですが、頑張ってもらいたいものです~。

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