月草雑記帳

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創作文章(特撮系)


都々逸お題に挑戦!~ウィザード~


こんばんは。
今日は一家でウィザードとキョウリュウジャーの映画見てきました。
ウィザードを見ての感想を一言だけ言わせてください。



晴人君は、コヨミちゃんが居ればあともうどうでもいいだろ。



いや~晴コヨ派の人は見た方がいいと思いますよ(笑)。…あの二人って公式ですよね?
そんなことを考えてたらふと都々逸のことを思い出したのでこの二人で書いてみようと思います。
正直、エロくならないようにするのが大変でした。晴人君が隙あらば…(以下、自己規制)
そして劇場版のネタバレ?あります。予告編で言ってるレベルだとは思うんですが…ネタバレですね。


それでは興味のある方のみどうぞ!
地味に初ウィザードだ!単体としては!





「晴人」
 夜の公園。ベンチに座っていた晴人は、自分を呼ぶ声に振り向いた。
「コヨミ?どうした?こんなところで」
「晴人こそ…眠れないの?」
「いや…ちょっと考え事してた」
「魔法使いの国について?」
「…あたり。結構面白かったよな」
「ええ」
 ざわ、と風が吹き、コヨミの長い髪を揺らす。風が収まるのを待って、コヨミが呟く。
「ねえ、晴人」
「ん?」
「もしも私が…あの世界に一緒にいなかったら。晴人は」
「もっと早く帰ってきてた」
 驚いて顔をあげたコヨミに、晴人はふっと笑いかけた。
「当たり前だろ?」
「…じゃあ、あっちの世界にも私がいたら?」
「…それでもやっぱり帰ってきてただろうな」
 くしゃ、と晴人がコヨミの頭を撫でる。
「こっちのコヨミが気になってさ」
「…馬鹿」
 僅かに顔を赤くして、コヨミが顔をそむける。
「もしあの世界であのまま生きてたら、どうなっていたかしら」
「さあな。とにかく生活にいる分以外の魔力は全部コヨミにあげられるから。そしたらもっとコヨミも体力ついて遊べるかもな」
「…子供扱いしないで」
「してないって」
「…今だって…徹夜くらいできるわよ」
「本当に?」
「…やったこと、ないけど」
 はは、と晴人が笑う。コヨミは少しむくれていたが、やがて小さく笑い出した。
「あ、そうだ。あの世界でっていうか、こっちの世界でもいいけど、やりたいことがあるんだ」
「やりたいこと?」
「そ。ファントムがいなくなったらさ、思いっきり寝坊してみたいんだ」
「…そっちの方が子供みたいじゃない」
「そうかな」
「…そろそろ帰りましょう?また行方不明って言われちゃうわ」
「そうだな。帰るか」
 晴人が立ち上がる。コヨミも続いて立ち上がったが、足元の石に躓いた。
「きゃ」
「おっと。大丈夫か?」
「ええ。ありがとう、晴人」
 支えた手を離さずに、晴人は何かしら考えているようなそぶりを見せた。
「…晴人?」
「ほら」
 晴人が左手を出す。コヨミが首をかしげると、晴人は優しく微笑んだ。
「手。また転んだら危ないだろ」
「…子供扱いしないでって言ってるじゃない」
 それでも手を引っ込めない晴人に、コヨミは仕方なく右手を差し出した。
「凍傷になっても知らないから」
「いいよ別に」
 体温の違う二つの手が重なり、夜の道をゆっくりと帰っていく。


― 三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい ―




あとがき!
鴉=ファントムと思ったら、すごくしっくりきたのでこの歌をチョイスしました。
晴人はファントム退治が忙しすぎて朝寝坊もできないんじゃないかと。

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