月草雑記帳

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創作文章(特撮系)


都々逸お題に挑戦!~キョウリュウ2~


昨日の予告通り、本日はキョウリュウジャーネタをお送りします。
昨日はダイミコ(とでもいうんだろうか)っぽい何かをお送りしましたが、本日やダイヤヨ(とでもいうんだろうか)です。
都々逸はどれにしようか結構悩みました。まあなんとなく落ち着いたのはこれかな、と。
正直「つねりゃ紫喰いつきゃ紅よ 色で固めたこのからだ 」もここで使いたかったんだけどね。紫と赤というベストマッチだったし。ただちょっとダイヤヨ(という表現でいいのだろうか)には合わないかと。


ちなみに、書いておいてなんですが、私、弥生さんの恋は実らない方がおいしいと思ってますごめんなさい。
でもなんていうか、ずっとファンでいてほしい感じ。うん、よくわかりませんね。自分でもよくわからない。
というわけで最初で最後かもしれないダイヤヨ(という表現で以下略)、始まります~。


前回の続きですので、よろしければこちらもご覧ください。




「弥生、この間はありがとな」
「へ?」
 スピリットベースで獣電池の調子を確認していた弥生の隣に、ダイゴがどさりと座る。
「この間ですか?」
「そ。美琴がすっごく喜んでたからさ。お礼言っといてくれって頼まれたんだ」
「あ、ああ…こちらこそ、無理やり誘ってしまったので申し訳なかったです」
「あいつ外国ばっかり行ってたから、日本で友達と遊ぶの久しぶりなんだってさ。美琴は俺の大事な友達だからな、俺も嬉しかったぜ」
「そうですか?」
「そうそう。それから、美琴を助けてくれたのも弥生だし。いっぱい感謝しねーとな!」
 にこにこと話すダイゴに微笑みかけてから、弥生はふと表情を曇らせた。
「あの…変なこと聞いていいですか?」
「?」
「ダイゴさんは…その…」
「?」
「キング、悪い。ちょっと秘石を貸してくれないか?」
 突然の声にダイゴと弥生が振り返る。いつの間に現れたのか、イアンが紙の束を見ながら二人の元に歩いてきた。
「ちょっと気になる資料があったからさ」
「ああ、良いぜ、ほら」
 ダイゴが首から秘石を取り、イアンに手渡す。
「サンキュー」
「ん。で、弥生、なんだっけ?」
「あ…えええと…その…やっぱり、いいです」
「?おう」
 気まずい沈黙が流れる。ダイゴが何か言おうかと口を開きかけたとき、イアンが顔をあげた。
「キング、弥生ちゃん、トリンがどこにいるか知ってるか?」
「え、ええと…ちょっと海辺に行くとか…」
「OK、ありがとう」
「何かわかったのか?」
「まだ検討中だ。ちょっと行ってくる。キング、秘石は返しておくぜ」
 イアンは秘石をダイゴに手渡し、軽く手を振るとスピリットベースを後にした。
「頼りになるぜ、イアンは」
 ダイゴは秘石を首に戻すと、誇らしげに腕を組んだ。弥生はそんなダイゴを見つめた後、ふと手元に目線を落とす。
 そこにはいつの間にか小さな紙切れが置いてある。見覚えのある文字で、『焦りは禁物。good luck!』と書かれたそのメモを見て弥生は顔を赤く染めた。
「ん?どうした弥生。顔が赤いけど、風邪でもひいたのか?」
「い、いえ!大丈夫です。…あの、ダイゴさん」
「ん?」
「…私が、美琴さんみたいにデーボスに利用されたら…助けてくれますか?」
 その言葉にしばらくキョトンとして、それからダイゴは大きく頷いた。
「当たり前だろ!弥生は俺の大事な仲間だからな!」
 その言葉に、弥生はほっと笑った。


 その夜。
 0番獣電池を見つめながら、弥生は小さく首を傾げた。
「仲間と友達…どっちが彼女に近いのかなぁ…」
 しばらく考えた後、たちあがる。
「これで、充分だよね。諦めないぞ!」
 0番獣電池を仕舞い、スピリットベースを後にする。
 後に残された0番電池には、まだ手のひらのぬくもりが残されていた。




―――及ばぬ恋よと捨ててはみたが 岩に立つ矢もある習い―――




ーーーあとがきーーー
前回のっさんが出てしまったので、じゃあ今回はということでイアンに登場願いました。
恋騒動に慣れているイアンなら、勢い余って告白したところで無駄だってことを分かってる気がしたのです。若干無理やりな感じはするんですが…お許しいただきたい…!
明日はやっぱりボーイの登場…なんだろうか。想像つかないぜ(お前が書くんだよ)!

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