月草雑記帳

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創作文章(その他)


都々逸お題に挑戦~イケモメニアック


今までの都々逸お題はこちらからどうぞ。

もうタイトルが意味わからなくて申し訳ない。
解説させていただきますと、今「いぬぼく」のキャラソンにはまっておりまして。
「太陽と月」、すっごいカッコいいですよね!!
というわけで原作で…というよりキャラソンではまったイケモメンとメニアックさんの捏造を書いてみようかと思い立ちました。
説明終わり。


「2章」のネタバレがありますので、アニメオンリーの方や未読の方は全力でブラウザバックお願いします。
ちなみに私、「3章」はまだ読んでません…!


まあぶっちゃけ、明日の七夕ででんおーねた書きたいんですが書けなかった時の保険だったりもする!
では、よろしい方のみどうぞー





「あれ…」
 気が付くと、暗闇の中に立っていた。
「どこだ、此処…」
 さらさらという音が聞こえる。どうやら、どこかの河原のようだ。
 暗闇に慣れてきた目と冴える耳を頼りに歩く。
「俺、何してたんだっけー」
 かちゃかちゃと足元の石を鳴らしながら、連勝は空を見上げた。
「えーっと…」
 何かを思い出しそうになったその時、よく知った冷気を感じて、連勝の目が大きく開く。
「…これは…」
 煙と共に一反木綿の姿に変化した連勝は、そのまま冷気する方へと浮いていく。


「…あら?」
 冷気の中央には、一人の女性が佇んでいた。
 真っ白い着物に、真っ白なベール。
 薄茶色の長い髪をなびかせたその女性は、近づいてくる気配に気が付いて顔を上げた。
 青緑の目、すらりとした手足。豊かな胸。見間違えるわけがない。
「反ノ塚じゃない」
 懐かしい声が耳をくすぐり、一反木綿はぺたりと地面に落ちた。
「野ばら…」
 記憶の中の彼女よりも少し大人びた野ばらは、そんな様子の連勝に首を傾げた。
「何よ。幽霊でも見たような顔して」
 熱でも…と手を伸ばしかけた野ばらを、人間の姿に戻った連勝は思い切り抱きしめた。
「ちょっと…なにす」
「野ばら…」
 軽くため息をついて、野ばらはポンポンと連勝の頭を叩く。
「何?凍っちゃうわよ、アンタ」
「…いい」
「まったく、見た目はおっさんなくせに中身子供なんだから」
 ふ、と野ばらが空を見る。
「そろそろ時間だわ。行かなくちゃ」
 いとも簡単に連勝の腕の中をすり抜け、野ばらはふわりと宙に浮く。
「…どこ、行くんだよ」
「もう時間なの。じゃあね、反ノ塚。アンタのこと、嫌いじゃなかったわよ」
「っ待てよ!!」
 立ち上がろうとしたが、足元が凍り付いて動けない。
 野ばらはもう流れる川を凍らせながら静かに渡っている。
「-----っ!」
 決して振り返ることのないその背中に、連勝は思い切り手を伸ばした。


 無機質な電子音で、連勝は目を開けた。
 頬に手を当てると、雫が手のひらを濡らしていた。
「…なっさけな」
 しばらく布団に顔を埋めていた連勝は、やがて起き上がるとアルバムを開いた。
「早く、帰ってこいよ」
 アルバムにうつる美女に声をかけると、連勝は着替える為に隣の部屋へと歩き出した。


‐‐‐泣いた拍子に覚めたが悔しい 夢と知ったら泣かぬのに‐‐‐




ーというわけでー
1章から2章の間にあったかもしれない(確実になかった)捏造でした。
連勝はもうずーっとみんなのことを忘れられなかったんだろうなーと思うと泣けます。寂しがりなのにね。
とりあえずこの二人の「太陽と月」はマジで名曲なので良かったら何とかして聴いてみてくださいませ。
一応七夕風味でお送りいたしました!

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