月草雑記帳

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創作文章(特撮系)


W捏造小説「Fの流行」


Wの小説などを書いてみました。


構想1分、製作20分くらいなので短いしなにやらお粗末な物ですが個人的にはアリかと思ってます。クリスマスだから(え)!


一応クリスマス企画と言うことで、「リオンという人物が書きました」と明記していただければお持ち帰りは自由とさせていただきますね。ブログに載せたりもどうぞ(一報くださると飛んで行きます)。


オチも何もあったもんじゃありませんが良ければどうぞ。


ただし!本編の素晴らしさを損ねたくない方は回れ右願います。


では、クリスマス小説です。どうぞ!







「Fの流行」


「寒いー!」
「はい、お疲れ様!」
探偵事務所に帰ってきた翔太郎に入れたてのホットコーヒーが手渡された。
「サンキュー亜樹子。」
「どういたしまして。」
「ん?なんか甘い匂いが…?」
「やあ翔太郎。お帰り。」
「ああ、フィリップ…って、どうした?その格好。」
奥から出て来たフィリップは可愛らしいハートマークがついたピンクのエプロンを着けていた。
「似合うでしょ?」
「亜樹子!お前か!」
「違うわよ!フィリップ君に頼まれたの!」
「は!?」
「翔太郎、君は知っているかい?クリスマスと言うのはこの辺りではケーキを食べるものなんだ。」
眼を輝かせて言うフィリップに翔太郎はいつものスイッチが入った事を理解した。


「で?」
「ケーキは丸太の形をしたブッシュ・ド・ノエル。高級店で買うか手作りが望ましい。」
翔太郎はぬるくなってきたコーヒーをすする。
「だから僕たちもそれに倣うべきだと思ったんだ。でも亜樹ちゃんが『予約してないともうケーキは買えない』と教えてくれてね。」
「で、お前が造ったって訳か?」
亜樹子とフィリップは大きく頷く。
「あたしには手伝わせてもくれないんだから。」
「だって亜樹ちゃん、料理は苦手でしょ?」
「そんなことないわよ!」


その時、チン、という音がした。
「生地が出来た。あとはクリームを塗って飾りを飾ればいい。翔太郎、君も手伝いたまえ。後で風都タワーに電飾がついているのを見に行かなければならないから時間がない。」
「窓から見えるだろ。」
「家族や恋人と寒い中電飾を見に出掛ける。それがクリスマスだと書いてあったよ。」
翔太郎の目に『風都のクリスマスを百倍楽しむ方法』という雑誌の記事(園崎若菜の写真付き)が飛び込んできた。…あれのせいか、と翔太郎は内心舌打ちする。


「ていうかクリスマスは昨日だろ。」
「昨日は12月24日、クリスマスイブだ。あの雑誌に『クリスマス』と書いてある以上、今日行わなければならないだろう。」
「ああ、そうかよ。でもケーキ造りは手伝わねぇぞ!」
「あ、じゃああたしが」
翔太郎の脳裏に、亜樹子の手作り料理の味がよみがえる。
「わかった手伝う。亜樹子、お前は机の上を片付けとけ!」
応接用の机の上にはたくさんのクリスマスの飾りが並んでいた。
「所長に命令しないでよ!」
「亜樹ちゃん、飾りは任せたよ。」
「…ま、フィリップ君が言うならしょうがない、か。」
「何でだよ!!」
こうして、探偵事務所のクリスマスの夜は更けていく。

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teddyさんへ 

コメントありがとうございます!!

ああ、そういえば「鏡」ですね!書いてて気づきませんでした!!

ええ、どうぞお持ち帰りくださいな!ブログに載せてくださるんですか??…シンケンじゃなくても良いのかしら(笑)。なんなら「親父背中」もteddyさんへのプレゼントなので載せてくださって結構ですよ?どちらも短いですが。
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