月草雑記帳

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電王捏造文章


電車王捏造小説バレンタインすぺしゃる


侍戦隊も大好きですが私は電車王も大好きです。
ということで、電車王の捏造小説書きました。バレンタインデーって生物…!
リアルでは親戚に配るくらいだけど、ネットでは楽しんじゃおう!という。


…侍戦隊ネタが思いつかなかったとか言ってはいけない。「今更電車王?」とか言ってはいけないのだよ!?


このお話は…とりあえず最終回より後のお話ですね。はい。
なので最終回前のネタばれあります。
途中までしか見てない方は読まないようにしてくださいねー。


では、本編の素晴らしさを損ねたくない方は全速力で回れ右願います。
「いいよー」という方はどうぞ下へ。
タイトルはーーーー「本命チョコは誰の手に?」(今考えた)
ていうか台詞ばっかりになっちゃいました。…勘弁してください(えええええ)










「本命チョコは誰の手に?」




「あら?良ちゃん、お出かけ?」
「うん、ちょっと友達と約束してて。」
「お友達?誰と?」
「うん。えっと…侑斗と。」
「そう…。あ、じゃあ、これ、持って行って。」
「え?」
「お客さんに配ってたやつなんだけど。今日、14日でしょう?渡してあげて?」
「うん、わかった。」
「気をつけてね。」
「うん。行ってきます。」




「ハッピーバレンタイン!」
 ぱーんという音と共に紙吹雪が良太郎の頭の上に降ってきた。
「はいこれ、良太郎ちゃんにプレゼントです!」
「あ、ありがとうございます…。」
 満面の笑みのナオミから、紙くずを払いながら良太郎はピンク色の紙に包まれたチョコレートらしきものを受け取った。
「ねーナオミちゃん、僕にはー?」
「リュウちゃんにはもうあげましたよ?」
「だってもう食べちゃったんだもん。ねえ良太郎ーちょっとちょうだい?」
「駄目だよリュウタ。バレンタインデーのチョコレートを横取りしようなんて。」
 良太郎のチョコレートに手を伸ばしたリュウタロスはウラタロスによって阻止された。
「ええー?」
 文句を言うリュウタロスの横からモモタロスがひょこひょこと良太郎に近づき、ぽんと肩に手を置いた。
「良太郎。ちょっと身体かせ。」
「モモの字。お前が喰う気やろ。」
「先輩にしては頭を使ったけどね。」
「モモタロス…。」
 良太郎が苦笑する。
「モモタロスずるいよー!」
 リュウタロスが遠慮なくモモタロスをばしばしと叩く。
「いてえな小僧!!」
「モモタロスやめなよ…。」
 良太郎がふとデンライナーの中を見ると、座席に座ったハナがぼんやりと机の上に置かれた袋を見ていた。
「ハナさん…?」
「…あ、良太郎。きてたんだ。」
 ハナが立ち上がる。イマジン達はわらわらとハナのところへ寄って行った。
「…おいコハナくそ女。お前、どうかしたのか?」
「ハナさん、良太郎が来てからあれだけ騒いでたのに気がつかなかったの?」
「なんや、熱でもあるんか?」
「ハナちゃんどうしたの?」
 少女を覗き込む怪人×4という、なんとも奇妙な図が完成した。
「ううん、別に、なんでもない。」
「「「「「「…?」」」」」」


「ねえ、ハナさん…どしたの?」
 デンライナーの片隅で、良太郎がイマジン達(とナオミ)に尋ねた。
「知らねえよ。」
「ここ数日、元気がないんだよねえ。」
「悩みがあるんは、間違いないやろ。」
「あ!そう言えば私と一緒にチョコレート作った時から元気がない、かなあ?」
「え?ハナちゃんチョコレート持ってるの?僕まだもらってないよー。」
 リュウタロスの不満な声にウラタロスとキンタロスも頷く。
「僕も。」
「俺もや。」
「おいおい、コハナくそ女からなんて気持ち悪いだろ。」
 べし、とキンタロスがモモタロスをはたいた。
「あほお前何言うとるねん。」
「モモ…?」
 怒りのオーラにモモタロスが恐る恐る振り向くと、にっこりと笑ったハナがいた。
「こ、コハナくそ女…。」
「良太郎!はいこれ、バレンタインデーのチョコレート。」
 ハナはふいとモモタロスを無視して、良太郎に箱を差し出した。
「え?いいの?」
「ハナさん、僕には?」
「俺にはないんか?」
「ねー僕には?」
 ウラタロス・キンタロス・リュウタロスが口々に聞く。
「ちゃんとあげるわよ。」
 そう言ってハナは青・黄色・紫の箱を取り出すと配り始めた。
「お、おい俺には…」
「いらないんでしょ?」
 ばっさりと切り捨てられ、モモタロスはがっくり肩を落とした。
「モモタロス…欲しいんだったら素直に言えばよかったのに。」
「うるせえ。いらねえよそんなもん。」
「ちょっと!そんなもんって何よ!」
 ハナの蹴りが三角座りをしていたモモタロスの頭にヒットして、モモタロスはそのままひっくり返った。
「も、モモタロス…。」
 ハナはつかつかとさっきまで座っていた席に戻ると、また少しうつむいて黙り込んだ。
「なんや、まだなんかあるみたいやな。」
「だね。」
「うわーいこれおいしーい!」
「うーん、とりあえず、様子見るしかなさそうだね。」
 良太郎がハナを見る。ハナは相変わらず目の前の袋を見ていた。


 しばらくして、ガーと言う音がして、デンライナーの扉が開いた。
「あ、侑斗。」
「野上。用があるって言ってただろ。なんだ。」
 良太郎が立ち上がる。侑斗の後ろから入ってきたデネブが嬉しそうに良太郎に近づく。
「おおー野上!来てたのか。はいこれ。デネブキャンディバレンタインバージョンだ!」
「おいおデブ!俺にも寄こせ!」
「はいはい、いっぱいあるから順番に。」
「…デネブ。」
「侑斗、はいこれ。」
 良太郎は侑斗に袋を差し出した。
「…良太郎、男同士でバレンタインっていうのはちょっと…」
「違うよウラタロス。これ、姉さんから。…桜井侑斗にじゃなくて、で悪いけど。お客さんに配ってたやつなんだ。」
 その小さな緑色の袋を、侑斗は黙って受け取った。
「ええー?ずるいよ良太郎ー。」
「リュウタロスにももらってきたから。後でね。」
「ぃやったー!!」
 ぴょこぴょことリュウタロスが飛び跳ねる。
「…用はこれだけか?じゃあ」
「侑斗!!」
 わらわらとキャンディにたかっていたモモタロス達を押しのけて、ハナが侑斗の前に立った。
「…?」
 ハナはしばらくうつむいた後、意を決したように袋から箱を取り出した。




「これ!!」




 それは、かわいらしいピンク色に彩られた小さな箱。
「…え?」
「バレンタイン…だから…その…。」
 顔を真っ赤にして箱を差し出すハナを侑斗はしばらくあっけにとられて見ていた。
 ハナがぐっと箱を押し付ける。
 侑斗はそれを受け取って、珍しく微笑んだ。
「…ありがとな。」
 ハナはまた真っ赤になってくるりと侑斗に背を向け、席に戻って行った。
「…デネブ、帰るぞ。」
「ええ?もう帰るのか?」
「いいから!」
 そういうと侑斗はくるりと向きを変えると出て行った。
 ちらりと見えた耳は、赤い色をしていた。


「…ハナさん、侑斗にあげたかったんだね。チョコレート。」
 良太郎の言葉に、キンタロスが頷く。
「そうみたいやな。」
「ぱっと見た感じだと初恋のお兄さんにチョコレート渡す子みたいだったけど、実は親子なん…だよねぇ?あの二人。」
「うん。」
「でも確実に本命チョコだよねえ、あれ。」
「むー。あいつばっかりずるいよー。」
 良太郎は笑って、持っていたカバンからかわいらしい包みを取り出した。
「はいリュウタロス。姉さんが、絵のお礼だって。」
「え?僕に?くれたの?いいの?」
「うん。」
 良太郎から包みを受け取る。
「うわあい!カメちゃん、クマちゃん見てみてみてみて!!」
「はいはい。よかったねリュウタ。」
「モモタロスー!チョコレート貰ったー!あげないよー。」
「自慢すんなこの野郎!!」
「モモタロス達の分も預かってきたよ。」
「良太郎、それを早く言えって!」
 いそいそとモモタロスが手を出す。良太郎は笑って、その手に包みを乗せた。




 ゼロライナーに帰ったデネブは、いそいそとお茶の用意をし始めた。
 侑斗は二つの包みを机に置いた。そして、しばらく考えた後ピンク色の箱を開いた。
 中に入っていたのは、チョコチップの入ったお花の形のクッキーだった。
 それを一つ口に入れて、侑斗は嬉しそうに微笑んだ。
 それから、もうひとつの…緑の袋を開けた。
 中に入っていたのは、丸い形のクッキーが幾つか。
 しかしその中には、ハートの形が一つだけ入っていた。
 侑斗は少し驚いて、ハートのクッキーを見つめた。
「…親子、なんだな。」
 それから侑斗はハートのクッキーを口に入れる。
 デネブはそんな侑斗を、母親のような目で見つめていた。






「姉さん、何してるの?」
「もうすぐバレンタインデーでしょう?お客さんにクッキー配ろうかと思って。」
「へえ…。」
「良ちゃんの分もちゃんとあるからね。」
「ありがとう。…あれ?一個だけハートの形なんだね。」
「そうなの。気が付いたらこうなってたのよ。…不思議よねえ。」
「…誰にあげるの?その、ハート。」
「さあ、誰かしら。」
 愛理はそのハートのクッキーを他のクッキーと同じように包んだ。
「誰に、届くかしらね。」

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teddyさんへ 

コメントありがとうございます。遅くなって本当にごめんなさい。

携帯どうなさいましたかー?お役に立てなくてすみません。
ええ、ばっちり寝坊しました。なんてこった!!
明日も起きれる自信はないです、はい。
おお伊藤氏が!・・・って自分は見ても分かんないんですが(汗)


みくしーなどいろいろ情報ありがとうございます。
本当、teddyさんには足を向けて眠れませんね。…えっと…南…?←わかってない

なんだかよくわからない話になってしまって悲しいのですが、電車王愛は伝わったらいいなあ…と。そのうちまた書くんだーー!!
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