月草雑記帳

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創作文章(その他)


荒川UBの捏造に挑戦してみた


勢いだけで書いてしまった!!荒川UBの捏造です。


ていうかまさかここで特撮とポケスペ以外の捏造を書く日が来るとは…正直思ってなかったです。


リク×ニノです。当然。


ていうかそこ二人しか出てきません。名前だけならほかにも。
ほのぼの恋愛ものが書きたくなったのです。しかしあんまり恋愛感はない。
そこは目をつぶってください。
では、


本編のおもしろさ・素晴らしさ素敵さを損ねたくない方は回れ右願います。
「どんなものでも文句は言いません!!」という方のみどうぞ。
タイトルは…「河川敷に開く花」。









 ぽかぽかと暖かい日の事。
 それは愛しい人の髪によく似た色で。
 俺のとても好きな色で。
 「自分をここから連れ出してほしい」と。
 「あの人の元へ」と。
 俺を誘惑したんだ。







『河川敷に開く花』






「ニノさん。」
「リク。どうした。」
 俺はなるべくさり気なく、手に持っていた花束を差し出した。
「これ、良かったら。」
 それは、綺麗に開いた金色の菜の花。
「おお…花か。」
「ええ。綺麗だったのでつい買ってしまいました。どうぞ。」
「おお。」
 ニノさんは俺の手から美しい菜の花束を受け取ると………






 パクリとその口に含んだ。





「…ににににニノさん!?」
「?にゃふあ(なんだ)?ひょうひはひぬ(どうしたリク)。」
「それは食べる物では」
 そこまで言ってから気付いた。菜の花は、食用の野草だ。トンボだって食べるニノさんにとってそれは、何の疑いもなく「食糧」なんだろう。


「いえ、何でもないです。美味しいですか?」
「あまり味はないが、美味いな。」
「なら、良かったです。」
 ちょっと溜め息が混じってしまった俺の顔を、ニノさんはただ眺めていた。





 数日後。
 河川敷でいつものようにニノさんと並んで魚を食べていると、ニノさんが遠くを指さした。
「リク。見ろ。」
「はい?」
「ほら。あれ。」
「え?あれ…蒲公英ですか?」
「ああ。」
 ニノさんが俺指さしていたのは川原に咲く黄色い蒲公英。
「今からあれを取ってきてやる。」
「え?どうしてですか?」
「恋人だからな。」
「は?」
 さも当然、といったようにニノさんは立ち上がり、言った。


「恋人には花を贈るものなんだろう?P子に聞いたぞ。前に菜の花をもらったからな。お返しだ。」


「ニノさん…。」
「ん?タンポポ嫌いか?」
「…いえ、ありがとうございます。」
「気にするな。」
 ふい、と後ろを向くとニノさんはいつも通りポケットに手を入れて歩いて行こうとする。
「待ってください。」
 俺の声にニノさんは足を止め、振り返った。
「どうした。」
「蒲公英は良いので…ここに座っていてくれませんか?」
「?なんでだ?言っておくがこれは借りには」
「いえ。あれを受け取ると、借りになってしまいます。」
 ニノさんは首を傾げる。
「…そういうものか?」
「そういうものです。」
 ニノさんはまだ首を傾げながら俺の隣に座ってくれた。
「…リク。お前、花は嫌いなのか?」
「いえ。…俺はもう、世界で一番綺麗な花を知ってますから。その花さえ咲いていてくれれば、他に何も要らないんです。」
「そうなのか。どんな花だ?」


 俺は青空を見上げる。



「青空がよく似合う、金色の花ですよ。」
 金色の花は、俺の隣で綺麗に笑った。

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