月草雑記帳

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超越時空炎鳥伝説


超・電王&侍戦隊捏造 超越時空炎鳥伝説 その三


拍手ぱちぱちありがとうございまーーーすっ!
皆様に受け入れてもらえたようで嬉しいです。
そしてteddyさんより「時空狭間との繋がりは?」と質問をいただきました。
…どっちがいいですか(え)?
特にリクエストがなければ「繋がりは無し」と言う事にしますが…。
もしリンクしてほしい方がいれば…なんとかします。
500ぱちぱち記念ですからね、皆様のリクエストがあればふんだんに取り入れますよ!
…ただ、叶える方法はイマジン並みですが…。


ではさて今回はー。
いよいよ本格的に動き出した物語。
進まない原稿(え)。
とりあえずストックきれるまでは頑張って早めに載せます。
それでは、いろいろよろしいかたのみ下へどうぞ。













超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー 超越時空炎鳥伝説 その三


 翌朝。
 結局ミルクディッパーに泊まった良太郎の持つ特殊な携帯電話、ケータロスがけたたましくなる。
 良太郎が目をこすりながらケータロスを開き、壁時計を見る。
「…4時…?」
 何かあったのかな、と良太郎は鳴りつづけるケータロスの通話ボタンを押す。
「もしもし…。」
「よう、良太郎。」
「モモタロス?どしたの?」
 若干眠そうなモモタロスの声が電話越しに聞こえる。
「朝から小僧が張り切っちまってよ。鳥を探しに行くんだと。」
「それは良いけど…準備するからちょっと待ってよ。」
「しょうがねえな。さっさとしろよ。」
 一方的に電話が切れる。布団から起き上がり、音を立てないよう気をつけて着替える。
「えっと…パスと携帯…あ。」
 良太郎がかちりと携帯を開く。ボタンを押しても、その画面に光はない。
「…一応持って行こ。時計は…。」
 良太郎が見つけたのは、元は黒かったはずの青い時計。
「途中で修理屋さん探そう。」
 時計をポケットに入れて、良太郎は家を出た。
「良太郎、遅えぞ。」
 外には既にモモタロス・ウラタロス・キンタロス・リュウタロスが待機していた。
「みんな、おはよう。」
「良太郎見てみてー!鳥さん捕まえるにはやっぱり鳥かごだよね?」
 リュウタロスが手にもった鳥かごを見せる。
「そうだね。…あれ?キンタロス?」
 仁王立ちしているキンタロスは、よく見ると首が前後している。
「キンちゃん寝ちゃってるよ…。僕もまだ眠いし。」
 自身もあくびを噛み殺しながらウラタロスが呟く。
「もー!カメちゃんもクマちゃんも情けないよ!!」
「そんなん言われてもなあ。」
「眠いものは眠いよね。」
「そうだぜ?ま、ガキは朝から元気だろうけどな。」
「ガキじゃないよ!!」
「ちょ、ちょっと二人とも…。ところで、みんなそのまま行くの?」
「いいでしょ?朝早いから誰もいないし!」
 確かに朝日もささない道路には人の気配がない。
「そうだね。でも、こんな朝からいるのかな?」
「鳥さんは朝に元気なんだよ?ほら!」
「「え?」」
 リュウタロスが指さす方向を見上げると、そこには未だ昇らぬ太陽を連想させ、かつ太陽よりも輝く鳥が居た。
「あれってまさか…不死鳥!?」
「おいおい、いきなりアタリかよ!?」
「とにかく、追いかけなきゃ!」
「うわーおっきい!じゃあコレいーらないっ!」
「こら、捨てたらあかん。」
 リュウタロスが投げ捨てた鳥かごを拾って、キンタロスはミルクディッパーの植木の中に隠す。
 不死鳥が飛んでいく方向へ、良太郎とイマジン達は走り出した。


 同じ頃。
 カランカラン、カランカラン。
 聞きなれたその音が屋敷に響いた。
「外道衆か!?」
 既に起きて着替えまで済ませていた流ノ介は居間に駆け付けた。黒子が地図をスタンバイしている。
「そう遠くないな…。」
「流ノ介、場所は?」
 襖が開き、丈瑠が居間に入ってきた。流ノ介は生真面目に一礼した。
「殿、おはようございます。」
「ああ。」
「ここからそう遠くないところのようです。」
「そうか。行けるか?」
「はっ!」
 どたどたと音がして、千明、茉子、ことはが居間にやってきた。
「丈瑠!今の音って!」
「外道衆らしいな。源太にはもう連絡した。行くぞ。」
「「「はっ!」」」
 黒子の持つ地図で場所を確認して、五人は屋敷の外へと走り出した。
 しばらく走ると、何やらまばゆい光が遠くに見えた。
「アレか?」
 千明が聞いた瞬間、目の前にナナシ連中が立ちはだかった。
「行くぞ!一筆奏上!」
「「「「「はっ!」」」」」
 五人はシンケンジャーへと姿を変え、ナナシを斬る。
「丈瑠!いつもこんなナナシ出るのか!?」
「いや、ドウコクを倒して以来だ。」
「ほんなら、なんでこんなに?」
「…殿、もしかすると狙いは同じかもしれません!」
「狙い、ですか?」
「じゃあ、外道衆も鳳凰折神を狙ってるってこと…?」
「そうかもしれないな。」
「丈ちゃん、お待たせっ!」
 既に変身した源太が丈瑠が斬ろうとしていたナナシを斬る。
「源太!遅いぞ!」
 流ノ介の声に源太は(隠れて見えないが)苦笑いする。
「しょうがねえだろ?朝市から飛んできたんだからよ!」
「源ちゃん、屋台は?」
「ダイゴヨウに預けた!」
 会話を続けながらも次々とナナシを斬る。その慣れた行動に、丈瑠は内心安心する。


「待て待て待て待てーーー!!」
 飛び続ける鳥と、追いかけ続ける良太郎とイマジン達。
 その鬼ごっこはだんだん起きだしてきた人目に触れていたが、そんな事を気にしている余裕はなかった。
「どこまで行くんや?」
「時間移動するんだよね、デンライナー呼んだ方がいいんじゃないの?」
「ちょ…ちょっと待ってよ…。」
 すでによろよろと走っている良太郎が一度立ち止まる。
「良太郎!!ったく、しょうがねえな。」
 モモタロスが憑依しようとしたその時。
「うわ、こっち来た!!」
 リュウタロスの声に全員が上を見る。前を飛んでいたはずの鳥はいつの間にか良太郎の頭上に居た。
 全員の目にはっきりとその姿が映る。
 まるで光がそのまま鳥の形を取ったかのような神々しさ。
 その大きな羽根は炎のように揺らめき、七色に輝く。
 胸の部分は金と赤が絡み合い、朝日のようで。
 鋭いくちばしの向こうに見える真っ黒の目は黒炭に似ていた。
 そんな今まで見た事もない鳥に、全員の思考が奪われた、その瞬間だった。
 がしり。
「え?」
 突然頭上から舞い降りた不死鳥が、良太郎の肩にとまる。
 と同時に、不死鳥の周りが金色に燃え始めた。
「!?え、何、これ…?」
 戸惑う良太郎を余所に、不死鳥は羽根を大きく一度振る。
 羽根の炎はゆっくりと輝きを増し、目を開けているのが辛くなる。
「うわ…」
「良太郎!?」
 こつん、と音がする。
 モモタロス達が目を開けると、そこにはケータロスが落ちているだけで、良太郎と不死鳥の姿は無かった。
「…え?」
 モモタロスがケータロスを拾い上げる。
「もしかして、良太郎連れて時間移動しちゃったって訳…?」
「良太郎、どこに連れていかれちゃったの!?」
「…とにかく追うぞ!」
「どうやってさ!どこに行ったかもわかんないのに!」
「そもそも、俺らもう戻られへんのと違うか?」
「え?何でー?」
「デンライナーのパス、持っとるんは誰や?」
「「「…良太郎。」」」
 一瞬の沈黙が走る。
「うあー最悪じゃねえか!」
「…あー…どうしよう。」
「この格好やったら目立ってまうし…どないしたらええんや。」
「ハナちゃん迎えに来てくれないかなぁ?」
 リュウタロスがきょろきょろとあたりを見渡す。


「…と、殿。」
 流ノ介の戸惑った声に一同は同じ方向を向く。
「…なんだあれは。」
「カラフルやー。」
「おいおい、にぎやかだなあ。」
「腕がなるじゃん。」
「だね。」
 そこには、赤・青・金・紫、四体の怪物が居た。
 どどん、と黒子が太鼓を鳴らす。


「ハナくそ女に期待するしかねえか…ん?」
 気づけばイマジン達の周りを、何やら黒子が走りまわっていた。
「え?何何?」
 どどん、と太鼓が鳴る。
「うわ、何アレかっこいい!」
 リュウタロスが指さした先には、奇妙な六人組が居た。
 刀を腰に帯びた、飾りのない鎧のような着物のようなものである所は同じだが、色と顔に描かれた文字が違う。
 赤色を纏う男性には、『火』。
 青色を着こなす男性には、『水』。
 桃色に彩られた女性には、『天』。
 緑色を装う男性には、『木』。
 黄色に包まれた女性には、『土』。
 金色に輝く男性には、『光』。
 六色六様の文字がそこに描かれていた。
「一度に四体も…殿!なにやらいつもの外道衆とは一味違うようです!」
「ああ。油断するな、行くぞ!」
「「「はっ!」」」
 赤色の男性の合図で、六人は刀を抜き、イマジン達に切りかかった。


「え、ちょ、ちょっと待ってよ!」
 流ノ介が近場に居た青色の怪物に斬りかかる。怪物は攻撃をギリギリでかわしながら話す。
「僕達ただ人を探しているだけで」
「嘘をつくなこの外道!」
 青い怪物がどこからともなく青いロッドを出し、刀を受け流す。
「ええっ…確かに嘘は得意だけど…外道はひどいんじゃないの?」
「何をごちゃごちゃと!」


「人違いと違うか?」
「何言ってんだよ!」
 緑の男性が突いてきた妙な形の槍を受け止めて、キンタロスはゴキリと首を鳴らした。
「一体何がどうなってるんや。」
 緑の男性に加勢する形で赤い男性はキンタロスに刀を振り下ろす。
「ふん!」
 キンタロスは素手でそれを受け止めると、両手に受けた武器をまとめて回した。
「どわっ!」
 緑の男性はそのまま転がったが赤い男性は咄嗟に手を放し、一度引き、ついでに緑の男性の首根っこをつかみ、キンタロスと距離を取る。
「力自慢らしい。遠距離で行くぞ。」
「あいよ。」
「丈ちゃん!パス!」
 キンタロスの横でモモタロスと斬りあいをしていた男性が、キンタロスの吹き飛ばした刀を拾い、赤い男性に投げ渡した。
「ああ!」
 赤い男性はそれを受け取ると、ベルトのバックルから赤い輪を取り出した。


「どうりゃああああ!」
「どわっ!」
 源太の百枚下ろしのスピードに、赤い怪物は互角について来ていた。
「お前早いな!俺のスピードについてくるなんてよ!じゃあこれはどうだ?」
「はっ!言っとくが俺は、最初からクライマックスなんだよ!」
 ガキイン、と刀と刀がぶつかる音が響く。


「「はっ!」」
 桃色と黄色、二人の女性の刀を前に転がって避けたリュウタロスは銃を取り出した。
「僕たちその外道なんとかじゃないし~。でも。」
 ちゃきり、と銃を構える。
「そっちが先に攻撃したんだからいいよね!答えは聞かないけど!」
 バババババババ、と銃を連射する。
 二人は物陰に隠れて銃をやり過ごす。
「なんやろう、なんかいつもと違わへん?」
「確かにね…。」
「何言ってるのー?僕お前達知らないよ?」
 リュウタロスの声に、二人は同時に筆を構えた。






――――――
?あとがき、と次回予告
もうちょっとキリが良いとこまで載せたかったけど、この辺でいっぱいいっぱいですよねー?
今回はいきなりガチバトルです。
シンケンサイドにしてみればまあ当たり前の反応かと。だって怪しいもん。
サブタイつけるなら…「動き出せばclimax」かな。うん。
さて次回。
怪人と侍はわかりあう事ができるのか?
そして不運を重ねる良太郎の運命やいかに?
よろしければ、おたのしみに。

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teddyさんへ 

コメントありがとうございます。

あ、そういえば書き忘れてたかもしれませんが、リンクしてもしなくても侑斗の登場量は一切変化しませんよー。
ただ殿と源ちゃんの言動が若干変化するくらいで。

15日は…授業ですねー…。必修の言語なのでちょっとさぼれないです(汗)。
ある意味teddyさんと同じ状況かもです。
うちの大学も家から二時間かかるので。
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