月草雑記帳

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創作文章(特撮系)


ディケイドの捏造小説を書いてみたよ!


俺が仮面ライダーにならない訳
「閑古鳥ぽよぽよ」のたいちょおさんがとっても素敵な絵を描いてくれました。
「最終回がアレだった人を慰めるポンチ絵でございます」という記事にあります。
PCの方は横のリンクから、携帯の方は「閑古鳥ぽよぽよ」と検索すればいけますので、みなさんよければ見に行ってみてください。超大作ですよ!!感動です。

一応そのお礼として、たいちょおさんにリクエストしていただいたディケイドの捏造小説を書いてみました。
リクエストはずばり「ユウスケ」。
あまりにも影の薄い彼にスポットを当ててみましたよ!
彼はディケイドの中で好きなキャラなのでとっても書きやすかったです。

しかし「捏造」ですので…。設定がいろいろ…。
私は「あってもおかしくない捏造」をモットーに小説や短編を書いてはいますが、ディケイドは冬まで解決しないということで、捏造っぷりが半端ないです。

たいちょおさん、こんな捏造ではあの素敵な絵の代わりにはなりませんが、精一杯書かせていただきました。よろしければ保存なりコピーなり煮るなり焼くなり好きにしてください。
あ、たいちょおさん以外の方はやめてくださいねー。


…とか言ってたらなんと!
たいちょおさんが素晴らしくかっこよすぎるバナーを描いてくれましたよ!?
やばいっす!捏造小説の50000倍くらいこっちのが素敵です。
ちゃっかりここにも載せときますねv
たいちょおさんありがとうございますー!


では、読みたい方のみ続きへどうぞ。










「俺が仮面ライダーにならない訳」


 また、あの夢か…。
 俺は小野寺ユウスケっていう名前で、仮面ライダークウガ。今は自分の世界を離れて、俺の仲間の士や夏海ちゃんと旅をしてる、んだけど。

「なんでだよ…。」

 最近、同じ夢ばかり見る。すごくすごく大切な人を救えなかった。そのことがずっと頭の中から離れない。あの人との別ればかり夢に見る。
「乗り越えなきゃだめだ…。」
 それは、わかってる。こんな情けないこと誰にも相談できないし、もし相談したって誰も解決方法なんて持ってない。時間と気力で乗り越えるしかないんだ。

 それと関係してるのかどうか知らないけど、困ったことはいまいち変身する気にならないってことなんだよな。
 
 「みんなの笑顔を守るため」に旅に出たはずなのに。変身する気にならないって言うのは一体どういう事だ?俺の変身システムは全然解明されてないけど、どうも意志の力に関係するらしいってことは知ってる。つまり、俺が変身する気になんなきゃ変身できないってことだよな。


「ユウスケ、起きてますか?」
「うん、今行くよ。」
 夏海ちゃんが起こしに来てくれたってことは結構寝坊したのかな。やばいやばい。心配はかけないようにしたいのに。
「おはよ、士。夏海ちゃん。」
「ああ。」
「おはようございます。」
「おお、起きたかい?どこか調子でも悪いのかな?」
「ユースケ~どーしたのよ寝坊なんて~。」
「うん。何でもないんだ。」
 気づかれたくない。こんな事。


 士と一緒に外に出て、敵にあったまではいいんだけど。
「また、変身できなかった…。」
 なんとなく一緒に居づらくて、今は士は近くにいない。
「何でだ…?逃げたくなんかないのに。」

「それは、君が正しいということだ。」

 不意に後ろから声がして、振り返ったら背の低い帽子をかぶった男の人がじっとこっちを見ていた。
「な…鳴滝さん?」
「ああ。ユウスケ、いやクウガ。君が変身しないことは決して間違ってはいない。」
「どういうこと…ですか?」
 油断するな。この人は士の敵だ。でも、何かを知っている?
「ディケイドは存在こそが世界を破壊する。何故だかわかるか?」
「ディケイドは…士は世界を破壊したりしない!」
「違う!今は門矢士について話しているのではない。」
「え?」
「そうだ。『仮面ライダーディケイド』についての話だ。ディケイドは世界を破壊する。何故だかわかるか。」
 
 士じゃなくて、ディケイドが世界を破壊する?どういうことだ?

「それは、ディケイドがその世界の存在ではないからだ。」
「…それって…。」
「ディケイドはもともとクウガの世界にいたか?キバの世界に存在していたか?違うだろう。奴は別の世界から来たものだ。ただの人間ならそれほど影響はない。だが『仮面ライダー』の存在力は凄まじい。世界を自分になじむものにしたがる。それによって世界の均衡は崩れ、いずれ滅びゆくのだ。」
「俺の世界…クウガの世界は士に救われたんだ!勝手なことを言うな!」
「勝手かどうかよく考えてみろ。そして、君も仮面ライダーであることを忘れるな。」
 オーロラが現れて…そして消えた。鳴滝さんも一緒に。

「…俺も、仮面ライダー…。世界の破壊者なのか…?」


「ユウスケ?」
 振り返ると、士と夏海ちゃんがいた。
「やっぱりユウスケだ。どうしたんです?こんなところで。」
「いや、今…」
「今?誰かいたのか?」
「…いや、なんでもない。」
 これは、俺自身の問題だ。


 夜になって、布団の中で考えた。
 もしあの時、士が俺の世界に来なかったら。
 姐さんは死なずにすんだのか?そもそも何故姐さんは死んだ?
「そうだ…あいつだ…。」
 究極の闇。ン・ガミオ・ゼダ。どうしてあいつが現れた?確かに「現れるはずのない」存在じゃなかったのか?
「やっぱり、ディケイドのせい、なのか。」
 そうとすれば、話は全部つながる。目覚めるはずのなかった闇。起こるはずのなかった事件。そして旅に出ることなどなかったはずの自分…。
「…仮面、ライダー…。」
 
 仮面ライダーになってから、自分が仮面ライダーであることがこんなに嫌だったことは、ない。

 俺はこの世界も、今までの世界も、そしてこれからの世界も破壊するかもしれないのか。

 俺が旅することで色々な世界の人から笑顔を奪ってしまったら?

 でも、例え俺が旅をやめても、士はきっと旅を続ける。俺が説得しても、聞くような奴じゃない。そうすれば俺がいてもいなくても同じだ。

「っつ…。俺は…どうすればいいんだろう…。」

 泣いたら心配かける。みんなが笑顔じゃなくなる。俺は泣けない。
 だからただ、布団の中で拳を握ることしかできなかった。


 寝不足なのに、今日は一睡もできなかった。
「ユウスケ、おはようござい…どうしたんですか?目の下に隈が。」
「眠れなかったのかい?」
「どーしたのユースケ。男前が台無しよ?」
「朝ごはん、食べられそうかい?」
「はい、心配かけて、すみません。」
 
 どうすればいいんだろう。

「ユウスケ。旅が嫌なら帰れ。」
 士…。気づいてたのか。
「ちょっと士くん!?」
「お前の人生はお前が決める。そうじゃないのか。」
 …ああ、そうだな。
「だから、俺の人生は俺が決める。お前が居なくても俺は旅を続ける。」
 やっぱり、そうなんだ。俺が居てもいなくても、何も変わらないのかもしれない。

「ま、お前は何かと便利だから、居たら居たでいいんだけどな。」

 …え?居た方がいい…ってこと…か?

「どうするんだ?ユウスケ。」

 そうか。姐さんの夢に引きずられて忘れてた。

 今までのは全部、可能性の話なんだ。
 ディケイドが世界を破壊すると決まったわけじゃないし、ディケイドがいなくても姐さんはもう居なかったかもしれない。
 士は無愛想で偉そうだけど、いい奴だ。今もきつい事言ってるようで、俺の事を気遣ってくれてる。
 士に罪なんて、ないんじゃないのか?
 それに士は、みんなを守ってる。
 じゃあ、俺のすべきことは、一つだ。

「士。俺、旅を続けたい。」
 何をうじうじしてたんだろう。俺らしくない。
「…いいのか?」
「ああ。今のところ、な。帰るより、みんなと一緒にいたいし。」
「ユウスケ…良かったです。」
「うんうん。とりあえず、朝ごはんにしようか。」
「はい!俺もう腹ぺこで!」


 俺の世界で起こったことが、ディケイドのせいかどうかなんてわからない。
 でも、仮面ライダーによって世界が歪むのは本当かもしれない。俺の中の感覚がそう言ってる。
 だったら、俺はなるべく変身しない。
 ほとんどの敵は士一人で大丈夫だし。ディケイド一人の方が、破壊の力は少ないはずだ。
 少しでも、影響を弱めたい。

 そして、もし士が本当に世界を破壊しようとしたら。
 俺が士を止める。全力で。
 きっとそれが、俺がこの旅でやるべきことだから。
 みんなの笑顔を、守るため。
 

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~ Comment ~

ありがとうございます!! 

おおおおう!!(悶絶)
ユウスケが変身しない理由がすとんと腑に落ちました!!
いつもニコニコのユウスケにも「仮面ライダーたる存在」への苦悩があったと思うと泣けてきます。
がんばってユウスケ!
冬の映画は見に行かないけど(え)、応援してるから!

うわーん。ステキな小説、ありがとうございました!!

あっと、うちのブログに紹介記事書きましたので、よかったらTB飛ばしてくださいね。
タイトルバナーもよかったら差し上げますのでDLしてくださいませ。
なんかユウスケっぽく仕上がらなかったんだけどね……。

たいちょおさんへ 

コメントありがとうございます!
以前に「ユウスケってなんで変身しないんだろう?」と考えたことがありましたので今回リクエストを頂いたときに「これを書こう!」と思いました。
なので、私の脳内設定にすぎませんが、たいちょおさんが喜んでいただけると幸いです。
彼も「クウガ」なのでこれくらいの苦悩はあったんじゃないかな…と思っています。
彼には本当に頑張っていただきたいですね…いろいろ。
私もこのままだと映画は見に行かないけど(え)、応援してるよ!ユウスケ!

こちらこそ、書かせていただいてありがとうございました。
そしてタイトルバナーまで…!!何から何まで本当にありがとうございます!!
しっかりDLさせてもらいました!
ユウスケのカッコよさをバナーで再確認しました!

こう来ますか! 

リオンさん、あちこちお邪魔します。
たいちょおさんのステキバナーに惹かれて読んだら、やられましたねえ。
そうかあ、それでユウスケは変身しなかったんだ…。
そうですよねえ、ディケイドが戦ってるときは変身してないんですよねえ。
いろんな意味で納得できました。
ユウスケがお気に入りの私には、嬉しい小説です。
たいちょおさんのリクエストもツボなら、この小説もツボでした。
ありがとうございます。

風水さんへ 

あちこちありがとうございます!嬉しいです!
やっぱりたいちょおさんの素敵バナーに釣られる方は多いですね。
常に先頭に置かせていただこうかな…あ、いやいや冗談です。

まああくまで「捏造」の域はでれないのですが、納得していただけるとなんだか嬉しいです。

こちらこそお褒めのお言葉、ありがとうございました。

いいフォローだ! 

リオンさん、こんにちは!

いやー、本編がアレだっただけに、妙に安心しました。
そういう理由があったのか、と(笑)。
いいところを突いていると思います!
実際、こんな感じだったのかもしれないですね。
視聴者にフォローされてどうするよ!あの番組!!

本編ももっと時間があったらユウスケの心情なんかも描けたかもしれないけれど…そもそも自分の世界を出て旅していて、色々あるでしょうしね。

ずっと変身しなかったのに、突然変身したりで疑問だったので、とてもよかったです^^

けろりんさんへ 

コメントありがとうございます!
この捏造、予想外の反響をいただいて驚いております。
やっぱり皆さんいろいろと納得できないところがおありなんですね(苦笑)
あの番組をフォローする気はあまり…(え)
ですがユウスケは好きだったので!

本編、どうせなら一年やっちゃえばよかったと思うんですけどね。そうすればもっといい終わり方ができるし海東やユウスケも救われるかと。

記憶違いが多々ある気はするのですが、楽しんでいただけたようでなによりです!
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