月草雑記帳

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超越時空炎鳥伝説


超・電王&侍戦隊捏造 超越時空炎鳥伝説 その十五


毎日毎日新しい日本語を開発してはテスト用紙に嘘八百並べてるとなんとも言えない気分になります。
誰かやる気という物質を私にください。


えー、拍手ぱちぱちありがとうございましたーーー!!
テストも残るは2教科です。
過去は振り返らずに突っ走りたいです。
夏休みに入ったらいっぱい稼いでいっぱい遊びます(断言)。
楽しみー!!


そして、この長編は最初にも書きましたが一応今月中に完結予定です。頑張ります。
8月・9月は侍戦隊捏造長編「竹華」の完結を目指してます。
中途半端な事にはしたくないので(いや、もう結構放置してるよ!?)頑張ります。


では、よろしい方のみどうぞー。







 超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー 超越時空炎鳥伝説 その十五


 ばさり、ばさりと力強く。
 その翼は風をきった。
 その鳥は全てを見ていた。
 それが、使命だから。
 神が世界に与えし、光。
 神が人類に与えし、炎。
 その光が常に未来を照らすように。
 その炎が悪事に使われることの無いように。
 明るく、暖かくあるように。


「お前が、鳳凰折神、か…。」
 訴えるようなまなざしにも、ひるまない。
「頼む。力を…貸してくれ。」
 震える頼みにも、驚かない。
「少しで良い…お前の『火』を私に与えてくれ。」
 固い拳にも、動じない。
「そうすれば私は…戦えるんだ。」
 全身から溢れだす気力にも、動かない。
「この世を護りたい。その想いは…お前も同じじゃないのか?」
 淡々とした声にも、反応しない。
 ただその身に流れる『火』の力にのみ身体を動かして。
 鳥は男性に力を与えた。
 それはたった一度きりしか使えない力。
 男性はそれを知らない。
 鳥はきっかけを与えたにすぎない。
 その後は全て、男性自身の『火』だという事に。
 気付いているのか。
 いないのか。
 そんなことはどうでも良くて。
 ただ。
 彼と鳥とは約束をした。
「ありがとう…約束しよう。もう、二度と…。」
 でもその約束は時を経て。
 人の波にのまれた。
 しかし時をも超えるその鳥から。
 消える事はない。


 眩しそうに、目を細めて。
 運命をその身に背負い。
 それでも前へ、先へ、走り続ける姿と。
 昔々の出来事が重なり、はじける。
 その瞬間にもう、決まっていた。
 「ココロ」という不可思議ではなく。
 「シメイ」という当たり前に反応する。
 それが鳥の生きる道。
 それが鳥に与えられた道。
 その事を、人が、知る事は。
 鳥の使命を知る日は、来るのか。


 生まれた時には狂っていなかったはずだった。
 否。もう狂い始めてはいたのだ。
 あり得ないような確率で持って生まれたその力は。
 あまりに昔と酷似していた。
 その瞬間にもう、決まっていた。
 「ココロ」という曖昧なものではなく。
 「シメイ」という明瞭さに突き動かされる。
 それが鳥の生きる道。
 それが鳥に与えられた道。
 その事を、人は、知らないだろう。
 鳥の使命を分かる日は、来るのか。


「…姫、手が止まっておりまする。」
 丹波の声に、薫はすねたように鉛筆を置く。
「飽きた。」
「姫…。」
「少しくらい休憩させろ。彦馬、お茶を頼む。」
「は。」
 彦馬が黒子に指示をするために部屋の外に出る。
「鳥から与えられし力は、火の化身。
全ての火はその力の前にひれ伏す。
火は全ての物を焼き尽くし、無に帰す。
だから。
鳥に屈しぬものなど、無い。」
 突然呟いた薫に丹波ははて、と首を傾げる。
「そのような文がテスト範囲にありましたかな?」
「この前みた古文書に在った。鳳凰折神に関する文書の一部だ。」
「…覚えてしまったので?」
「ああ。」
「…姫、その記憶力をどうぞ他の事に」
「うるさい。」
 さりげなく薫の真横にスタンバイしていた黒子から受け取ったハリセンで丹波をはたく。
「…丈瑠は、大丈夫かな…。」
 ぼんやりと外を眺める薫に、丹波はきっぱりと言い切る。
「姫がきちんとお勉強なさっていれば、安心して鳳凰折神に集中できるでしょう。」
 薫は苦笑して、戻ってきた彦馬からお茶を受け取る。
 暗くなる前に、帰って来い。
 薫はぽつりと、呟いた。


「炎の鳥…ですか?」
「そうなんですよ!」
「ふふふ…散々バカにしてきた癖に、どういう風の吹きまわしだ?」
「みーうーらーくーん。君と一緒にされちゃあ困るなあ。」
 ミルクディッパーのカウンターで、常連二人が女主人と話しこんでいた。
「僕が言っているのはあくまで『現実に目撃されている』鳥の話。」
「何を?貴様は古くから伝わる伝統を信じんのか!」
「でも…素敵な鳥ですね。」
 にこり、と女主人、愛理が微笑む。
「「ですよねー。」」
 声をそろえて常連である青年、尾崎と三浦はその笑顔ににやける。
「なんでも太陽が出ている間にしか現れないらしいですよ。」
「それはおそらく古代から鳳凰や朱雀、フェニックスに例えられてきた鳥だな。」
「とにかくいろんなところで目撃されていて、うちの雑誌でも特集を組むんですよ!」
「どれどれ…?」
 書きかけの原稿らしいものを広げた尾崎の横から三浦が覗き込む。
「君に見せたいわけじゃない!」
「愛理さんに見せる前にきちんと検分せねば!」
「どうして君にそんな権利が!」
「そうなんですか。お二人とも物知りですね。」
 愛理はまたにっこりと笑い、ふと窓の外を見た。
「それなら…もうすぐ見れなくなるんでしょうね。」
 夏の長い陽も、少しずつ傾きつつあった。
「鳥は、どこに帰るのかしら…。安心して眠れる処があればいいのに。」
 その呟きは、何故か喧嘩をしている二人の耳には届かない。


 鳥は飛ぶ。
 時間を。
 空間を。
 歴史を求めて。





―――――
?あとがき、と次回予告
まさかあのコンビが出てくるなんて…思わなかったな…。皆さん予想してました?
一応「炎鳥」の説明もいるかな?と思って入れました。「長い時をかけて此処に」です。
何が決まっていたのか。
初代が炎鳥と結んだ約束とは。
それはもうすぐ明らかになる予定です。戦闘シーン難しいです。
次回はいよいよ、ヒーローの醍醐味。
まだ出来てないんですけど…。
良ければ、お楽しみに。

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~ Comment ~

はーい! 予想?掠りました。 

きっと、夕食は源ちゃんの普通の寿司??を皆でv
殿&姫に侍sと(未来の)桜井親子にその弟+孫!?(イマジンs)取り巻きな爺sや黒子s。愛理さんファン倶楽部?会員s
って、どれだけの大人数! お手伝いに・・・茉が参加しない事を祈っておきます♪
黒子ちゃーん。お疲れ~(そんな話じゃないですね・爆)

teddyさんへ 

コメントありがとうございます。

それは…デネブが手伝うならまだしも…ナオミちゃん(飲み物)や茉子ちゃんが参加した場合…救急車の手配が必要ですね。
愛理さんのびっくり料理も参戦したいところです。
あ、確かハナさんはお料理上手!お父さんに御馳走してあげれば…なんでもないです。
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