月草雑記帳

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超越時空炎鳥伝説


超・電王&侍戦隊捏造 超越時空炎鳥伝説 その十八


拍手ぱちぱちありがとうございます。


今日は祖父母が来てましたー。母と妹と私も参加しまして皆で自転車パンク直し大会しました。


…はい、関係ない話でした。
では1の目編!どうぞ!








 超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー 超越時空炎鳥伝説 その十八  


 土煙で悪くなった視界を利用して、黒子がイマジンとミナジリウの間に陣を張る。
「分断完了ってか?」
「憑依されると厄介だからな。流ノ介!」
 丈瑠に呼ばれて流ノ介がきびきびと、しかしいそいそと丈瑠の傍に来る。
「……。」
「かしこまりました!」
 ぼそりと言われた言葉に頷き流ノ介はシンケンマルにディスクをセットする。
「こざかしい真似をいたしますね…!」
 煙の中から現れたミナジリウが、すっと髪を一本ぬき、構える。
「もう一度だ千明!」
「おう!木枯らしの舞!」
「先ほどと同じようにはいきませんよ?」
 流れるような仕草で手を動かす。大量の葉は乾ききった空気にかさかさになって飛ばされた。
「ことは!」
「はい!土煙りの舞!」
「こちらも…。」
 先ほどと全く同じ動作で、今度は湿度をぐっとあげ、水分を含ませた土煙を下へと落とす。
「まったく、成長しないようですね…。ナナシ連中!」
 ミナジリウの声と同時に、あちこちの隙間からナナシがうじゃうじゃと現れた。
「源太!茉子!ナナシは任せる。」
「お!いいねえ!任せとけ!」
「OK。」
 さも嬉しそうに、源太がナナシの大群に突っ込んでいく。
 うじゃうじゃと居るナナシを無視し、丈瑠はミナジリウに向き合う。
「どう出るおつもりですかな…?」
「まずはお前の湿度を操る能力を攻略させてもらう。お前達!」
「OK!」
「大丈夫です!」
「いつでもいいわよ。」
「殿!参りましょう!」
 いつのまにかミナジリウの前後左右に分散した丈瑠・ことは・流ノ介・千明が一斉にディスクをセットしたシンケンマルを構える。
「火炎の舞!」
「水流の舞!」
「木枯らしの舞!」
「土煙りの舞!」
 四色の攻撃がミナジリウに同時に襲いかかる。
「小癪な…。こんなもので我を攻略できるとでも!?」
 前後の湿度を上げ、左右の湿度を下げて攻撃を無力化する。
「なめてもらっては」
「なめてるのはどっちかしら?」
「なっ!?」
 ミナジリウが振り向くとそこにはシンケンマルを構えた茉子の姿があった。
「天空の舞!」
 茉子のシンケンマルから飛び出す風が、ミナジリウに直撃する。
「が…!?」
 大きく飛ゆらいだ身体をなんとか立て直す。その時には既に変形は終わっていた。
「行くぞ!」
「「「「はっ!」」」」
 がしゃんがしゃん、と烈火大斬刀大筒モードにディスクがセットされていく。
「虎五輪弾!」
 六色の力を込めた弾丸が、ミナジリウを貫いた。
「があああああああああああああああああ!!!まさか…我がこれほどに!!」
 どおおおん、と派手な音を立ててミナジリウが爆発する。
「ひょー!さっすが!丈ちゃん達が同時攻撃してると見せかけて、本命は茉子ちゃんの攻撃!しっかもそれで終わらずにトドメは虎五輪弾!かっこいいねえ!」
「源ちゃんこそ、あの量のナナシ全部やっつけたのかよ!すげーな!」
 いえい、と二人がハイタッチを交わす。


「どうりゃーーーー!!」
 電王が勢いよく斬りかかるその刀を、イマジンが最小限の動きでかわしていく。
 その後ろに回り込んだ幸太郎が銃弾を連射する。
 しかしそれをイマジンが飛んで避けたせいで、攻撃は危うく電王に直撃しそうになる。
「どわ!あっぶねえな幸太郎!」
「ごめん!」
「余所見してる場合じゃないにゃー!」
「いでっ!」
「うわ!」
「んん?」
 電王、ウラタロス、キンタロスの順に頭をふんづけられる。
「特異点じゃなかったら憑依しておわりなのににゃ…。」
「モモタロス、代わってよ!」
「ああ?しょうがねえな!」
 ぴ、とベルトの紫色のボタンが押され、ソードフォームからガンフォームへと変化する。
 同時にモモタロスが良太郎から離れ、リュウタロスが憑依する。
「わーいっ!」
 がしゃ、と組み立てなおしたデンガッシャーで、電王は思い切り銃を連射する。
 しかしそれは突然現れた赤い怪物達によって防がれてしまった。
「おいおいおい!まーたうじゃうじゃ湧いてきやがったぜ。」
「ジイちゃん、イマジンよろしく。」
「ふん、泣けるで!」
 モモタロス・キンタロス・幸太郎が赤い怪物を斬り伏せていく。
「もー赤いの邪魔ー!あたんなーい!」
「じゃ、交代しよっか?」
 青いボタンが押され、リュウタロスが離れ、ウラタロスが憑依する。
 そして電王がガンフォームからロッドフォームへと変化した。
「よし、と…じゃあ、投げ釣りといきますか!」
 組み替えたデンガッシャーで狙いを定め、勢いよく振りかぶる。
 すると、デンガッシャーの先から伸びた糸がイマジンの足に絡みついた。
「にゃ?」
「よっと!」
 そのまま勢いよくデンガッシャーを引っ張る。イマジンはずるずると地面を引きずられた。
「痛い痛い痛い!」
「亀の字!そろそろ交代か?」
「じゃ、キンちゃんよろしく!」
 ウラタロスとキンタロスが入れ替わり、糸から逃れたイマジンに斧で斬りかかっていく。
「おらおらおらおらおらーー!」
「わっ!と…痛いにゃーー!」
 ぎらり、とイマジンの爪が光り、電王めがけて振り下ろされる。
「ふん!どすこい!!」
 それを受け止めると電王はイマジンを思い切りどついた。
「みにゃー!!」
 イマジンは勢いよく吹っ飛ぶと、壁にぶつかって止まった。
「ははっ!クマちゃん交代してよー!」
「待て待て!俺の番だろ俺の!」
『皆、行くよ。』
「だってさ、リュウタ、先輩。」
「よっしゃ!桃の字!」
「ほらよ!」
 モモタロスが投げたケータロスを受け取り、電王は3・6・9と♯ボタンを押す。
「幸太郎。私達もそろそろカウントだ。」
「ああ。そうだな…8でいいや。」
 『クライマックスフォーム』と電子音が響き、モモタロス・ウラタロス・リュウタロスが電王に憑依する。
 ベースにモモタロス、右肩にウラタロス、左肩にキンタロス、胸にリュウタロス、という妙なフォームが完成する。
「8…7…6…」
 テディのカウントに合わせて、幸太郎が次々とナナシを斬っていく。
「喰らえ!俺達の必殺技!」
 電王のベルトにパスがかざされ、不気味な音が響く。
「5…4…3…」
「クライマックスバージョン!」
「2…1…0。」
 七色に輝く刀がイマジンを真っ二つに切り裂く。
 それとほぼ同時に、辺りのナナシが全て銃弾と剣に散った。


「…何事だ?」
 ミナジリウを倒し終わった丈瑠がふと横を見ると、そこには先ほどの「電王」と似てはいるがより派手に、よりゴテゴテした電王が居た。
「よう!そっちも終わったみたいだ」
「わーい勝った勝ったー!!」
「一番の功労者は僕だよねえ!」
「俺かてなかなかのもんやろう?」
 ひとりの電王から四人の声がして、シンケンジャーは一歩引いた。
 おそらくひきつった顔をしているであろう流ノ介が呟く。
「…まさか…四人同時に憑依して…?」
「てめえら勝手に動くんじゃね」
「何言ってるのさ先輩。」
「せやで?俺らおらんで勝てたと思うか?」
「僕たちがいなきゃだめでしょー?」
 右肩・左肩・胸が身体全体とは別々に動くという奇妙な図が繰り広げられる。
「なんていうか…あんなのありなのね。」
「ていうか中の良太郎大丈夫かよ。」
「ほんまや!四人も憑依してはるなんて、すごいわあ。」
「あの動きもな…人間の動きか…?」
「…相変わらず大変そうだな、ジイちゃん。」
「全くだ。」
 シンケンジャーと一緒に、幸太郎とイマジン体に戻ったテディもしみじみと頷いた。
「油断するな。二の目が来るぞ。」
 丈瑠の声に、シンケンジャーが折神を構えた。
「二の目?」
「アヤカシは、命を二つ持ってるんです。」
「二の目になると巨大化するのよね。」
「だからこの折神に乗って戦うんだ!」
「来たぞ。」
 その低い静かな声に、騒いでいた電王も上を見る。
 暗雲が立ち込め、辺りは夜の暗さではなく、雲の暗さで黒く染まりつつあった。







――――――
?あとがき誤魔化し
戦闘に関する突っ込みは受けつけておりませーん!
そういえばスーパー化するところなかったな…。
要するにどっちもあんまり強くないのでーす。ていうかあれだよね。最終回を終えたヒーローって無敵だよね。
「次の駅へ旅立つ」一の目編を終えましてー。
ニの目編も、よろしければお楽しみに!!

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