月草雑記帳

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侍戦隊捏造文章


やっと捏造


やーーっと載せれた!
今インターネットの調子が、悪いにもほどがあると叫びたいくらいです。
最大三十分しか繋がらないし、繋がるとは限らない!
そんな中三十分を利用してとりあえずネット上に保存することに成功したこの捏造!ぶっちゃけ竹華は間に合わなかったよ!


と言うわけで。
teddyさんリクエストの捏造です!侍戦隊!正確なリクエストは忘れましたが(パソコンがひらけないとこういう目にあう…)、二千八年の家臣ズです。
…ん?あれ?源ちゃん入れるの忘れた…?


え、えっと、teddyさんのみお持ち帰りは自由です!
タイトルはそのまんま!
興味のある方のみどーぞっ!(逃)







二零零八


 それは、木枯らしの吹く睦月の事。
 京都のとある中学校に、一組の親子が三者面談に来ていた。
「えっと…では、本当によろしいんですね?」
 短い髪の担任教師が紙をめくりながら親子に尋ねる。
「はい。うちは、高校に行かずに稼業の竹細工を継ぎます。」
「お母様も、それでよろしいんですね。」
「ええ。この子がそうしたいって言うんやし。それに、この子の姉も高校には行ってませんから。大した問題やありません。」
 はっきりと言い切る親子に担任は苦笑する。
「わかりました。じゃあ、厳しい世界だけど、頑張ってね、花織さん。」
「はい。ありがとうございます。先生。」
 一礼をして、教室を出る。
 そのまま靴箱を出て、家に向かって歩きだした。
「…ほんまに、ええんやね?」
「え?」
「高校、行かんで。」
「ええねん。もう決めたから。」
「いくら次期シンケンイエローって言うても…。おかあさんやって大学まで行ったんやしな。今時高校くらい行っとかんと」
「大丈夫。うち、ちゃんとシンケンイエロー頑張るよ。」
「…それは、わかっとるけど。」
「それに、おかあさんも言うてたやん。お姉ちゃんだって高校言ってへんから問題ないって。」
「みつばは身体が弱いからなぁ…。中学もまともに通えてへんし。あんたは健康やねんから、やりたい事をやってええねんで?」
「大丈夫、うち、竹細工も剣術も好きや。モヂカラはちょっと…苦手やけど。でも学校なくなったらもっともっといっぱい練習できるし。大丈夫、頑張る。」
「…ほんなら、おかあさんほんまにもう何も言わへん。ことは、頑張り。」
「うん、ありがとう。」


 それは、桜ふくらむ弥生の事。
 とある幼稚園に、一人の長い髪の女性が現れた。
「すみません。アルバイトの面接の予約をしたものですけれども…。」
「ああ。どうぞ、上がって。あなた、お名前は?」
「白石茉子です。」
 白い髪の混じる初老の園長は、にこにことお茶を出した。
「えっと…大学生さん?」
「この春短大を卒業しました。保育士の資格と幼稚園教諭の資格は持っています。」
「あら、そうなの。それなら、本試験を受けてくれれば」
「いえ、あの。…稼業を、継がなくちゃいけなくて。」
「え?」
「だから、急に辞めなければいけないかもしれないんです。その時が、明日来るのか、十年後なのか全くわからなくて…。」
「そう…。そうね、少し考えさせてもらえるかしら。あ、そうだ、明日から予行期間として一週間、働いてくれる?それから決めさせてもらってもいいかしら。」
「あ、ありがとうございます!」
「ところで、稼業ってなんなの?…あら?あなたお父様が会社を経営していらっしゃるのね。そちらの関係?」
「…すみません、ちょっとあの…言えないんです…あ!でも怪しい仕事とかじゃないですから!!」
「それは、私にもわかるわ。あなた、とっても綺麗な目をしているもの。子ども、好きなんでしょ?」
「…はい!」
「じゃあ、明日からお願いね。まこ先生。」
 ぱ、と表情が明るくなる。
「はい!よろしくお願いします!」



 それは、蝉が煩い文月の事。
 とある塾の夏期講習で、三人の高校生がアイスクリームをかじっていた。
「あっちぃ…。なあ千明、お前志望校決めた?」
「まーだー。」
「そろそろやばいんじゃねえの?今時決まってねえのって。」
「かもなー。」
「…大丈夫かー?勉強のし過ぎで頭のねじ飛んだんじゃねえの?」
「それはお前だろ。今日だってシャーペンと間違えて菜箸持ってきたくせに。」
「あれは、不可抗力だ。」
「どこがだよ。」
 ぐい、と同級生を押しのけて、茶色い髪の高校生がアイスをかじる青年の前に立つ。
「な、お前本当大丈夫か?言っちゃなんだけど勉強できるわけじゃねえし。運動は…運動神経が良いのは認めるけど、部活とかやってたわけじゃねえし。なんか特技があるとも聞かねえし。」
「んー…ま、俺のところは親父が呑気だからさ。最悪浪人してもいっかなー…とか」
「甘い事考えんじゃねえええええええええ!!」
 押しのけられた同級生が机をひっくり返す。
「おわ!何すんだよ。」
「諸君!そんな態度で夏のテンガン山、越えられると思うのかね!今我々に必要なのは目標!そして勉強!あと癒し!」
「言ってる意味がわかんねえよ。それに天王山じゃねえの?」
「しまった!今朝やってたゲームと混じった」
「おい!」
 わぁわぁと騒ぐ教室で、アイスの棒をごみ箱に捨てる。
「…俺、マジで大学生になれんのかなー…。それとも…」
「ん?千明?どうかしたか?」
「なんでもねえ、よ!ほら、次の講義始まるぜ!」


 それは、月の綺麗な神無月の事。
 とあるホールの前に、二人の青年が立っていた。
「良かったな、無事に予約が取れて。」
「ああ。これで来年には若手役者の為の公演ができるな!」
「だが、これだけで油断は禁物だ!!これから更に稽古を積まなくては…!新太郎、急いで帰って練習だ!」
「ああ。でもよ流ノ介。お前、時間大丈夫なのか?」
 茶髪の青年が腕にしていた時計を見る。
「あ!すまない新太郎、もう行かなくては!」
「はいはい。ったく、歌舞伎だけじゃなくて他の稽古があるって…お前どんだけ多忙なんだよ。」
「ああ、確かにそうだ。だが、何事も手を抜かず真剣に!それが私のモットーだからな!どちらもやりきって見せるさ。」
「…で、その稽古って一体なんなんだよ。お前に聞いても師匠に聞いてもずっとはぐらかされるしさ。」
「う…そ、それは…」
「『言えない事になっている』だろ?もう何回も聞いたよ。」
「…すまない。」
「いいよ、別に。歌舞伎をおろそかにしてないってのはわかってるしさ。この公演だって、絶対出るんだろ?」
「…それも、約束は、出来ない。」
「…は?」
「私は、出来ない約束はしない。絶対と言い切ることはできない。もう一つの方が忙しくなるかもしれないし、事故や病気の可能性もある。違うか?」
「…お前ってさー…真面目すぎて時々心配になるよ。」
「?そうか?」
「おう。ほら、時間だろ?行けよ。」
「あ、ああ。…そうだ新太郎。これだけは言っておく。」
「あ?」
「私は何があっても歌舞伎を捨てたりしない。それだけは、約束する。」
「…はいはい。じゃあまたな。流ノ介。」
「ああ!」


 確かな真実と、微妙な嘘で彩った日常は、もうすぐ、終わる。


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teddyさんへ 

コメントありがとうございます!

そしてリクエストありがとうございました!
こんなもんで良ければいくらでも持って帰ってください!
もうひとつの方も…だんだんおかしくなってきましたが一応書いてみてますので、もうしばらくお待ちくださいませ。
イマジンジャー、持って帰っていただけるのですか?ありがとうございます!
短編の難しさに改めて気付いた捏造です。どうしても長くなるんです…。

えっとー…やっぱり要りました?殿とか光とか姫とか。
追加で書いてみても良いっちゃあ良いんですが…「二零零八」に追加すると最後の一文に合わなくなっちゃって…(割と気にいっているらしい)。
書くとしたらまたタイトル変えて…あ!「二〇〇八」でどうですか?←待て

特別版は未見です。父上に頼んでも良いんですけど…今ちょっとバイトやら体調が忙しくて(?)。
機会がありましたらまたおねだり(強要)してみます。

ええ、身長伸びましたよね、彼。
でも一年見てると人の顔って変わるな~と真剣とか電王の最初の方の画像見ると思います。

湿疹の原因は不明ですが、気合で治りました。
ご心配おかけしましたー!
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