月草雑記帳

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電王捏造文章


『愛をこめて星空に』既望


「あきなが」四日目ですね。


そして一作目のラストにございます。
自分で書いといてなんですが、侑斗が可愛くて可愛くてどーしようもなかったですね。
「侑斗が頑張って愛理さんにプレゼントをする話」がこの話の基本です。
では、その後はどうなるのでしょうか。
気になる方は下をどうぞ!


そしていきなりですが、次回予告を少々。


<時を遡ること一年。>
<未だ知らぬ事も多い間柄の六人。>
<それぞれの過去を語る中、一人が席を立つ。>
<彼の真意とは?>
<そして幼馴染によって語られる、彼の過去とは?>
<次回、『ハッピーハロウィン』シリーズその一。>
<「侍巻」。お楽しみに。>


…こんなシリアスな話ではないですが…明日は侍戦隊捏造です。


それでは「愛をこめて星空を」最終章をどうぞ!




『愛をこめて星空に』既望


 侑斗がなんとかブローチを手渡した、次の日の夜。
 片づけを手伝おうと侑斗がミルクディッパーへ行くと、丁度どこかから帰ってきたところらしく、荷物を片付けている愛理が居た。
「あら、桜井君。丁度よかった。」
「?」
「はい、これ。お返しのつもり。良かったら受け取って?」
 愛理がにっこりと笑って差し出してくれた箱を、恐る恐る侑斗は受け取る。
 そしてそのまま、箱を開けた。


 琥珀色に透き通るそれは、優美な形をしていた。
 しかし厚みは充分に、手にしっかりなじむ大きさをしている。
 そしてところどころにぷくりと膨らむ形で八芒星が飾られている、コーヒーカップ。


「…ガラスのコーヒーカップなんて、初めて見た。」
「珍しいでしょう?」
 一緒に入っていたソーサーも同じ素材同じ色で、いくつもの八芒星がくるりと縁取りを囲んでいる。
「この星、珈琲を注ぐと綺麗に見えるのよ。」
「へぇ…。」
「良かったら今、飲んでみる?」
「…はい。」
 にっこり笑って愛理がコーヒーカップとソーサーを受け取り、奥へと戻る。
「ただいまー…。」
「野上。」
「あれ?侑斗。姉さんは?」
「珈琲淹れに行った。」
「あ、お返しもらったんだ。」
 なんとなく釈然としない顔で、侑斗が呟く。
「俺なんて買うのに三日、渡すのに一週間くらいかかったのに…行動早いよな。」
 その声に、良太郎がふきだして笑う。
「野上…何がおかしい。」
「あのね、侑斗、良い事教えてあげようか?」
「?」
 笑いをこらえながら、良太郎が言う。
「あれね、姉さん一日中悩んで買ってたんだよ。」
「…は?」
「お店を僕に預けてね。適当なお返しだったらそんなことしないよ。」
 まだくすくす笑っている良太郎の横で、侑斗の顔が赤くなる。
「な…!だ、誰もそんなこと言ってないだろ!」
「うん、そうだね。」
「はい、お待たせ。良ちゃんも飲むでしょう?」
 三つのカップに珈琲を淹れて、愛理が戻ってくる。
「わ、ホントだ。綺麗だね、このカップ。」
 琥珀色のカップには漆黒の珈琲が注がれ、星を雄黄に変えていた。
「…綺麗だな。」
 ぼそりと言った侑斗に愛理はまた微笑んだ。
「さ、冷めないうちにどうぞ?」
「いただきます。」
 侑斗がカップを手に取る。香りを楽しむように目を閉じたその姿に見惚れる人が居ることに、気付いた者はいなかった。


「はい、カップ洗ったから。持って帰って?」
 きちんと洗ってもらったカップを丁寧に箱に戻して、侑斗がもう一度礼を言う。
「ありがとう。…お邪魔しました。」
 一度ドアを出かかった侑斗は振り返ってカウンターまで戻ってくると、カップの入った箱を差し出した。
「「?」」
「あの…良かったら、この店に置いておいて、良い?」
 しばらくきょとんとしたあと、極上の笑顔で愛理が答える。
「ええ、勿論。桜井君専用ね。」
 そう言って愛理はカップとソーサーを、店でだすカップの棚ではない、戸棚にしまう。
 戸棚の中で琥珀色の星が、誇らしげに輝いていた。





――――
?あとがき!
分不相応なことはするもんじゃないな~とも思いましたが、楽しく書きました。
ちなみに文中の「月」は桜井さん、「星」は侑斗を暗示している感じを…出そうと思ったんですが如何でしたでしょうか。出てないか。空は愛理さんかなー?
あ、そういえば。
この琥珀色のコーヒーカップは実在します。
「愛理さんからのお返しはコーヒーカップにしよう!」と思いついて色柄に悩んで検索した結果見つけました。
で、一目ぼれしました。私が(苦笑)。
美しいんですよ!素朴だけど繊細な感じで!
星柄のカップは流石になかったので陶器のカップの柄を参考にしました。八芒星にしたのは、大人っぽさを出したかっただけです。
あ、でも注ぐと星が浮きでるのは私が勝手に考えたので多分ないです。あったら教えてください。
それでは、ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

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teddyさんへ 

コメントありがとうございます!


「無いんかい!」…ええ、多分無かったです。
とりあえず検索では出てこなかったですね。
あったらちょっと欲しいです。
なんだかいろいろお疲れ様です。
拙い捏造ですが楽しんでいただけていましたら幸いです。
私もなんだかいろいろかわいすぎてニヤニヤしながら書いてたり…。ええ、良太郎の不運に巻き込まれないように祈っております。

『京都弁』チェック…それは…私でよければしますが、私京都に住んだことはないのであんまり正しくないかもしれません…。多少はなんとか…なるかな?いつでもお待ちしておりますよー。

次の戦隊は全く聞いてないですね。海賊…じゃあ舞台は海だったりゴム人間と戦ったり…しないか。

そちらにも毎日お邪魔しておりますv
捏造の続き、楽しみにしていますね。
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