月草雑記帳

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電王捏造文章


『時間旅行の本』一話


こちらは…最早言わずもがなかもしれませんが、超・仮面ライダー電王捏造です。
電王と言えばついこの間もやりましたがコラボ捏造!
タイトルで分かるかもしれない「何か」とコラボレーション中です。
ただ、勿論これ…「時間旅行の本」だけで完結はしていますが、これはあくまで裏側。表側は別にあったりします。気になる方は表側もぜひ。


あ、一応言っておく!
あんな義兄組やこんな孫組は出てこない!
…だって話が大きくなるんだもん。


それでも良いよ、という方のみどうぞ!

『時間旅行の本』一話


「ただいまー。」
 いつもの午前中。良太郎が力無くミルクディッパーの扉をあけた。
「お帰りなさい…良ちゃん、どうかした?カメラ屋さんおやすみだった?」
「ううん。ただ、行きにぶつかった人達とミニSDが入れ替わっちゃったみたいで…」
「あら、大変。」
「持ち主の人達の写真だけ印刷してもらったから、今から警察に届けて来るよ。」
「わかったわ。気をつけてね。」
「うん。」
 買い物袋を置いてミニSDと一枚の写真だけを持って、良太郎はまた外に出る。
『よう、良太郎。』
 自分の中に声が響いて、良太郎は足を止めた。
「モモタロス?」
『オーナーのオッサンが用事だってよ!』
「え、わかった後で。」
『なんか急用らしいよ?』
 ウラタロスの声に良太郎が悩んで、答える。
「…じゃあ、すぐ行くよ。」
 時間を確認すると、11時9分。おそらくは11分に間に合うよう声をかけてきたのだろう。
「なんだろう…。」
 ミニSDと写真をポケットに入れ、良太郎はドアを探した。


「メモリ?」
 まいどおなじみデンライナーの中で良太郎はオーナーの言った言葉を繰り返した。
「ええ。USBメモリなどなら、良太郎君にもなじみ深いものでしょう?」
 慎重にスプーンを動かしながらオーナーが答える。
「はい。
でも、そのメモリがどうしたんですか?」
「時の運行を乱しかねない、厄介なメモリがありましてね。『ガイアメモリ』というのですが…。」
「ガイア、メモリ…地球のメモリ、ですか?」
「そう、なりますね。」
 オーナーがチャーハンを口に運ぶ。チャーハンに立てられた旗はまだ倒れない。
「その中の『タイム』というメモリが時の運行を乱している可能性があります。こちらとしてはぜひ、破壊したい。」
「時の運行が…乱れているんですか?」
「その影響は特異点たる良太郎くん。君に最もはっきりと表れていますからねえ。」
 オーナーがスプーンで良太郎を指す。確かに現在二十を超えているはずの良太郎はせいぜい中学生くらいの身体をしていた。
「ああ、それと、もうひとつ。その『タイム』のメモリには対となるメモリが存在しましてね。」
「え?」
「二つのメモリを使えば…デンライナーと同じ効力を持った人間が完成します。」
「それは…なんていうメモリなんですか?」
「それは、良太郎君ならいずれわかることでしょう。」
 かちゃ、と旗が倒れてオーナーが立ち上がった。
「ではふたつのメモリの破壊、お願いしますよ。」
「なーにがお願いしますよーだ。また無茶苦茶言いやがって。」
 どすどすと歩いてきたのは赤鬼怪人、モモタロス。
「おい、良太郎。お前もちったあ断れよ!」
「うん…。でも、これも僕の役目だと思うし。」
「相変わらず真面目だねえ。」
「そこが良太郎のええ所や。」
「それに、やっぱりこの状態も良くはないと思うしね。」
「そうよね。なんだか慣れてきちゃったけど、やっぱり不自然よね。」
「ぼくとしてもその身体だとちょっとねえ」
「スケベガメは黙ってろ!」
 べし、とモモタロスがウラタロスをどつく。
「痛いなあ。」
「モモタロス、ウラタロス。…とにかく駅長にいろいろ聞いてくるよ。」
「そうね。あ、良太郎、侑斗や幸太郎は呼ばなくて良いの?」
「うん。とりあえずは僕だけで…あ、違うね。」
「え?」
「モモタロス達もハナさんもいてくれるから、とりあえず大丈夫だよ。」
「…そうね、頼りにしてもらうわ!」
「うん。」


「良太郎、駅長に聞いたんでしょ?どうだった?」
 デンライナーの外に出て、良太郎とハナは歩きながら話をする。
「うん…。いろいろ答えてくれたよ。」
 良太郎の脳裏に駅長との会話が蘇る。
『良太郎君のテリトリー外のお話でしょうから、これはサービスでお答えしましょう。メモリがあるのは風都という街。そしてそのメモリを使うと、人はドーパントという怪人に、なれる。』
『怪人…ですか?』
『そう、怪人です。』
「怪人になれるって…なんでわざわざ怪人なんかになるの?」
「その理由は人それぞれだって…。で、メモリはたくさん種類があるらしいんだけど、タイムのメモリはまだ未完成らしいって。」
『完成したら…時の運行に関わってくる可能性があります。私達としても、それは避けたいところですから。』
「つまり…メモリが完成する前にメモリを壊さなくちゃいけないって事ね。」
「うん。だからまずはメモリを探さなきゃ…。」
「メモリがあるのは…えっと、風都、だっけ?」
「そうなんだけど…まずは尾崎さんにちょっと聞いてみようかなって。」
「そっか。尾崎さんなら何か知ってるかも。」
「…あれ?ハナさん、あれ…」
「え?」
 そこにあったのは、どことなく妙な光景だった。

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