月草雑記帳

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電王捏造文章


『時間旅行の本』四話


『Tの記憶』は完結しましたがこちらはまだ半分残ってまーす。
『Tの記憶』のあんな台詞やこんな行動の裏にはこんな出来事が…あったかもしれないという。
そういうストーリーです。
ま、どっちにしろ両方捏造ですけど。


もうとっくにお気づきでしょうけどこれは「ハーフ&ハーフ」のアバンに相当する部分ですね。




『時間旅行の本』四話



「デンライナーは間もなく停車しまーす。お降りの方は、お忘れ物の無いように!」
 アナウンスが響き、電車が止まった。
「ありがとう。助かった。」
「全くだね。」
「これが僕たちの役目だから…。気にしないで。」
 良太郎とハナ、それからイマジン達に見送られて、翔太郎とフィリップは2011年の風都に降り立った。
 二人が見えなくなってから、ウラタロスが良太郎の肩に手を置く。
「良太郎、あの二人が過去へ来た原因、『タイム』らしいよ。」
「…え?」
「ドーパントっちゅう奴と違うか?」
「…そうかもしれない。」
「あとねー、なんか『特異点』って言ってたよ。」
「え?」
「さっきから何の話だよ!?」
 着いて行けていないモモタロスにウラタロスが言う。
「つまり、こっちがタイムを壊そうとしてる事、ばれてるのかもねってこと。」
「…そっか。」
 くるりと向きを変え、良太郎がオーナーと向き合う。
「オーナー。あの、僕も降りても良いですか?」
「…良いでしょう。」
「じゃああたしも」
「ハナさんはデンライナーに残ってて。ウラタロスたちの話によると特異点が関係してるみたいだし…。」
「…わかった。気をつけてね。」
「うん。」 
 良太郎はひとり、未来の地に降り立った。


「ここが風都か…。風が強いなあ…」
 と言っている間にも風で飛んできた缶やら紙やらに行く手を阻まれる。
「…とりあえず、情報を集めないと…。」
 きょろきょろとあたりを見回すと、一人の老人に気付いた。
「あの、すみません。」
 老人が振り向く。
「ちょっとお伺いしたいんですが…うわぁ。」
 強風に飛んできたペットボトルが額に命中する。
「いたた…。」
「はっはっは。風都は風の街だからな。この街の幸せも不幸も…風が運んでくるんだよ。」
 良太郎に手を差し伸べ、老人が言う。
「もちろん、ペットボトルもな。」
「はは…。あの、ドーパントってご存知ですか?」
「ああ…ドーパントを知らないということは、君はここの人間じゃないね?どっから来たんだい?」
「え?えっと東京から…。」
「東京か。一年ほど前に行った事があるよ。あれはなかなかおもしろいところだな。」
 にこにこと答えられ、良太郎が曖昧に頷いた。
「それで、ドーパントって」
「ああ…詳しくは知らんがガイアメモリを使って人間が化け物に化けた姿だろう?力が強くなったり特殊な能力が使えたりするらしいが。」
「特殊な力…。」
「まあ、何故若いもんがそんな事をするのかは知らんがな。」
「ありがとうございました。」
「もういいのか?」
「はい。」
 良太郎がぺこりと頭を下げて、老人に背を向けて風下に向かって歩き出す。
『良太郎!なんかいる!』
 リュウタロスが呼びかけた。
「え?」
 前を見る。
 す、と門を曲がって行ったのは、虹色の怪物。
 さらさらと流れる砂のようにも見えた。
「あれは…」
『僕に任せて!』
「え?ちょっとリュウタロス!?」
 勝手に良太郎に憑依したリュウタロスが、にっと笑ってパスを取りだす。
「変身!」
 ベルトにパスを触れさせ、電王ガンフォームへと姿を変える。
「どこ行っちゃったかな?」
 そう言いながら軽快なステップで角へ向かう。
「ばーん!」
 銃を構えて角を曲がる…が。
「あれ?居ないや。」
 そこには何者の姿も無かった。
『行き止まりなのに…消えた?』
「えーつまんないの…あれ?何これ?」
 電王が拾い上げたのは、一枚の写真。
「なんかぐちゃぐちゃー。ごみ?」
『リュウタロス、ちょっと待ってよく見せて。』
「えー?」
 不満そうに声を上げた時、後ろに足音が聞こえた。

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