月草雑記帳

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ポケモン捏造文章


『空飛ぶ郵便屋さん』後付


さて、恒例の次作予告でもしましょうか…。


<どうも、皆様ご機嫌麗しゅう。>
<さあ、この口調!この私めが参りましたと言う事は!>
<皆様のお察しどおり、参りましょう『ハイリンク』!>
<今回はタイトルではちょーっとわからないかもしれませんねぇ。>
<どんな世界かは、読んでのお楽しみということで。>
<では次回、『真の世界と芯の世界』。>
<私の華麗なるマイクパフォーマンスを、どうぞお楽しみに。>


…さて(言い訳放棄)。
これが最後です。どうぞ!




『空飛ぶ郵便屋さん』後付


「…イエロー。」
「…はい。」
「手紙、読めなくなってるんだ。」
「え?…あ、ホントだ。」
 イエローが見ると、手紙は破れて滲み、原形をとどめていなかった。
「ヤギみたいだけどさ、なんて書いてあったんだ?」
「え?えーと…お、お礼を…リボンのお礼をしたいって。」
「ああ、別に気にしなくていいのに…」
 一拍置いて、レッドが言う。
「似あうな、リボン。」
 その一言でイエローの頬がかっと赤くなった。
「あ、…ありがとう、ございます…。」
 ばさばさ、と羽の音が聞こえた。
 イエローとレッドが同時にそちらを見ると、ポポが何かしら訴えている。
 イエローはポポに近づく。
「ええっと…レッドさん。」
「ん?」
「ポポが、『手紙をちゃんと運べなかったから、自分は郵便屋さんになれない』って。」
「え?いや、別にいいんだけど。」
「『だから、次の仕事が欲しい』って。そう言ってます。」
「次の仕事?」
 レッドがポポを見る。ポポの後ろには、先ほど助けたポッポ達が居た。
「わかった。じゃあポポ、お前はここで、ポッポ達を守ってやるんだ。」
 に、と笑って見せる。
「大丈夫、短い間だったけど、お前はこの『戦う者』が育てたんだぜ?…まあ『育てる者』じゃないのがなんだけど…。でも、お前は強いし優しいからさ、ちゃんと守ってやれよ?」
 ポポは大きく頷いた。イエローも、微笑んで見せた。
「じゃ、頼むな。」
 ポポがポッポ達を振り返る。ポッポ達は嬉しそうに羽ばたいた。
「よし、じゃあ、またな!!」
「ポポ、何かあったら僕のところに来てね。」
 レッドとイエローが手を振る中、鳥ポケモンたちは森に向かって飛んで行った。


「で、イエロー。」
「は、はは、はいっ!」
「お礼なんだけどさ。」
「…はい。」
「リュック取られちゃったから、新しいの買うよ。それ選ぶの手伝ってくれないか?」
 イエローがレッドを見上げる。
 瞳の赤と髪の赤がぶつかる。
「…せっかくだから良いの欲しいんだ。タマムシデパート行って。で、帰りにおやつとか食べて。ポケモンのグッズ見たりして。…どう?」
 イエローの顔がまた赤くなり、でも嬉しそうに笑う。
「とっても楽しそうです!ぜひ、お願いします!」
「じゃ、いつが良い?」
「そうですね…。とりあえずご飯にしませんか?」
 わいわいと話は弾む。
 森からの風に、赤いリボンがはためいた。

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