月草雑記帳

スポンサー広告


スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



TB(-) | CO(-)  *Edit

電王捏造文章


『Another Trilogy』Episode Blue


今日はEpisode Blueです。
なので「派遣イマジンはNEWトラル」を見てから読んでくださーい。
でないと…ある意味最大のネタばれが…ありますゆえ。
お気をつけて…。


しかし三作品の真ん中ってあんまり書くことないんだよなあ…。
前置きも要らなきゃ説明も書けないし。
あな難しや。
じゃあタイトルの話でも。
今回タイトルは英語です。
つづりが不安で仕方がない。
なんで英語にしたか。カタカナだとちょっと間抜けな感じがしたから、です。
このシリーズは「シリアス」に分類したいので。かっこよくやりたかったんです。


おお、スペースが埋まりましたね。
では、そろそろ。
よろしいかたのみどうぞ。


『Another Trilogy』Episode Blue



 そうっと、ドアを開く。
 真っ暗になった部屋に、忍び込む。
 急にあたりが明るくなって、美来はぎょっと電気のスイッチの方を見た。
「おばあちゃん。」
「美来、お帰り。」
「ただいま…ひょっとして、待っててくれたの?」
 ちょっと笑うと、祖母は布団を示した。
「丁度、寝ようとしていたところ。」
「…おばあちゃん、今日はごめんね?」
「…楽しかった?」
「…うん。」
「そ。なら、いいわ。おばあちゃんもう寝るから。お風呂あっためてね。」
「うん。…ね、おばあちゃん。」
 ん?と祖母が孫娘を見る。
「おばあちゃん、今日は本当にごめんね。来年は、一緒にお祝いしてくれる?」
「ええ、いいわ。」
 ほっと笑った美来は部屋から出ようとして、立ち止まった。
「おばあちゃん。」
「ん?なぁに?」
「来年まで待たなくてもいいね。次のおばあちゃんの誕生日は、一緒にお祝いしよう?」
 満面の笑みでそういう孫娘に、祖母はにっこりと笑った。
「そうね。楽しみにしてるわ。」
 その慈しむような笑顔は、いつもの、笑顔だった。


 イマジンを退治して。
 尾崎に情報の礼を言おうと2010年をうろうろしていた幸太郎の肩を、誰かが叩いた。
「あ…。」
「こんにちは。この間うちに来た子ね?」
 後ろに立っていたのは、美来の祖母。
「そうだけど?」
「丁度良かった。あなたにお願いがあるの。」
 にこ、と祖母が笑う。
「今、時間あるかしら?」
 幸太郎は一瞬考えて、頷いた。
「ちょっと一緒に来てくれる?すぐそこだから。」
 そう言われて二人は歩き出した。


「私、もうすぐ死ぬみたいなの。」
 自宅に帰って麦茶を入れ、祖母はそう切り出した。
「…え、なんで。」
「この年になるとね、わかっちゃうのよ。なんとなく。」
 チン、と風鈴が鳴る。
「だから、私が死んだら美来に…孫娘にこれを、渡して欲しいの。」
 渡されたのは、メッセージカード付きの小さな包み。
「あなたに頼めたら心強いわ。死ぬまでに美来に気付かれちゃ困るもの。」
「なんで…俺に?もっと他に親戚とか」
「あなたは、優しいから。あの時…どうやって知ったのかはわからないけど、美来を心配してくれていたんでしょう?…だから、あなたに頼みたいの。」
「…わかりました。約束します。」
 孫娘に見せるのと同じ表情で、笑う。
「ありがとう。」
 その笑顔がよく知っている誰かと重なり、幸太郎はお辞儀をして家を出た。


「おい幸太郎。用事が終わったらさっさと帰ってこいよ!」
「わかってるって。行くぞテディ。」
「ああ。」
 ここは、先程まで生きていた人がいない世界。
 侵入した居間でそれを実感して、幸太郎は動きを止めた。
「幸太郎。早くしないと。」
「あ、ああ。そうだな。」
 とん、と預かったプレゼントを写真の裏に置く。
「よし、早く帰ろう、幸太郎。」
「…テディ。」
「どうした?」
「良い写真だよな。」
 そう言われて急かすのを止め、テディは改めて写真を見た。
「ああ、良い笑顔だ。」
 幸太郎はちょっと笑うと、出てきた扉へと戻る。
 テディは写真に一礼すると、幸太郎の後に続く。
「よう、幸太郎。用事は終わったか?」
 デンライナーに出迎えたのは、モモタロス。
「うん。」
「じゃ、早く帰ろっか。」
「早よ帰らな、オーナーが怒りよるからなぁ。」
「えー?僕またあのお料理食べたかったなー。」
 イマジン達を押しのけて中に入る。
 まだ怪我が治りきって居らず、うとうとしていたらしい良太郎が、入ってきた幸太郎に気づいて微笑んだ。
「幸太郎、お帰り。」
 その笑顔が誰かと重なり、幸太郎は笑って答えた。
「ただいま、じいちゃん。」






おまけ
 笑い合う祖父と孫。
 そんな様子をテディが微笑ましげに眺める。
「あん?どないしたんや?天丼。」
「天丼じゃない。テディだ。」
「…あれ、幸太郎なんかちょっと顔つき変わったねえ。」
「せやなあ。なんや、男らしゅうなったんと違うか。」
「やはりそう思うか。」
「まあ、幸太郎も修羅場くぐってきたわけだしね。」
「ま、まだ成長期っちゅうこっちゃな。天丼、お前もちゃんと支えたりや。」
「そうそう、幸太郎は良太郎によく似てるんだしね。しっかりしてよ、てんちゃん。」
「てん…。幸太郎は、大丈夫だ。それよりも…。」
 テディが何か言いたげな顔(当然無表情ではある)でキンタロスとウラタロスを見る。
 二人は素知らぬ顔(当然無表情ではある)で)幸太郎と良太郎を眺めていた。
「ま、なんにせよ、これで一件落着っちゅうわけや。」
「だね。」
「ああ。」





―――――
?あとがきなのかなんなのか


 キンタロスとウラタロス…あと2タロスはもっとしっかりするべきじゃねえかと…。
 良太郎はある意味幸太郎以上に運悪いわけだしねえ…。
 エピソードブルーとDouble-Action Strike formでようやくこのコンビを認められた気がします。
 この祖父孫はもっと会話してほしい。もっと見たい。
 なのでカモンエピソードパープル!もしくはバイオレット!!←結論はそこか

スポンサーサイト


TB(0) | CO(0) *Edit

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
 ◆Home  ◆作品*  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。