月草雑記帳

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ポケモン捏造文章


ぽけSPめりくりー!


今日はポケSP捏造第二弾!
第一弾は読んでなくても多分大丈夫!
リンクを貼ってる余裕がないから、良かったら自力で探してください(ひどい)。


レイエとゴークリ?があるかも?しれない。
どうだろ。レイエはある。
ていうか私レイエが書きたくてこれ書いてますから(笑)。
まあ、もう一個書きたいものがあるんですけど。
言い訳とかはまー…しないんで。


気になる方のみどうぞお読みくださいませ!!
ちなみに、イルミネーションは瑠見菜璃絵を参考にしました。
何故伏せたか?いえ、特に意味はありません。







『イルミネーション』





『こちらクリス。スタンバイ、OK。』
『こちらゴールド!シル公!応答しろ!』
「…こちらシルバー。異常なし。」
 ブルーが改造したという超小型通信機に向かって小声で応答する。
『うし!4時ジャスト!作戦開始だ!』
 ゴールドの合図でシルバーは歩き出した。
 かなり近くにいるはずのレッドとイエローはお互いに気付いていない。
 まあそれも無理はない。なんといっても今日はクリスマス・イブ。
 辺りはイルミネーションを見る為に集まったカップルで溢れかえっていた。
 すう、と息を吸うとシルバーは珍しく大声を出した。
「レッド先輩!イエロー先輩!」
 その声にレッドとイエローは同時に気付き、シルバーに寄って行った。
「シルバー、久しぶり!…あれ?イエローもいたんだな。」
「シルバーさん…それに、れ、レッドさん!気付かなかったです。」
「こんなところで何を?」
「え?あ、えっと…俺は、ゴールドと待ち合わせで」
「あ、ボクはクリスタルさんと」
「あの二人ならさっき一緒に歩いているのを見かけましたが?」
「「え?」」
 二人の声が綺麗にそろう。
 シルバーは手元に隠し持っていたスイッチを入れた。


「うし、合図来た!クリス!」
『もうかけてる!』
 二人が同時に別々の相手に電話する。


「うわ!ちょっとごめ…あ!なんだゴールド!」
『先輩!すいませんうちのスイートハニーがどうしても一緒にいたいってわめくんスよ!』
「あ、そうなのか?」
『はい!すいませんが今日は…いいッスか?』
「うん、じゃ、またな。」


「クリスタルさん?」
『イエローさん、すみません!あの…ゴールドに捕まっちゃって』
「わ、わかりました!じゃあ、あの、また!」
『はい、この埋め合わせは必ず!』
「あ、いえ、あの気にしないでください!」


 ふたりが電話を切る。
「えーと…ひょっとしてイエローも…」
「はい…どたキャンされちゃいました。」
「…じゃ、イルミネーション見に、一緒に行く?」
「え!?あ、はい、良いんですか?」
「うん勿論。一人じゃなんか変な目でみられるらしいし。」
「そうなんですか?…あ、シルバーさんは?」
「俺は…イルミネーションには、興味はないですから。」
「そっか。…じゃ、またな!シルバー!」
「お先です!」
 そう言い残し、二人は歩き出した。作戦成功の様だ。


「戻ったぞ。」
「お帰り。シルバー、お疲れ様。」
「俺が行く意味があったのかは疑問だがな…。」
「何言ってんだよ。あの先輩方の鈍さくらい知ってんだろ?あの二人、シルバーが声かけなかったらきっとお互いに気付かないぜ?」
 その可能性は否定できないと、シルバーは思った。
「さて、ここからが本番よ!」
 イルミネーションの近くのビルの喫茶店にいたクリス・ゴールド・シルバーが席を立つ。
「ちゃんと尾行しなくちゃ!」
「…それは本当に必要なのか?」
「ったりめーだろ?いつどんな邪魔が入るかわかんねえからな!」
「シルバー、ちゃんと役目は分かってるんでしょ?」
「…それは、まあ…。」
「じゃ、行くわよ!」
「おうっ!」
 いつになくノリノリなクリスに引きずられる形で、シルバーは歩き出した。


「ゴールド!ちゃんと見てる?」
『悪いちょっと電話が…!』
「あ、ちょっとゴールド?あなた何してるの?」
『いやほんと…すんません!』
「ゴールド?」
『やーナイスタイミング、クリス。しつこい逆ナンでさー。』
「…あなたね。」
 何故かそのまま説教が始まったクリスタルの隣で、シルバーは持参した双眼鏡をのぞく。
 見ている相手はレッドとイエロー。
 さっきまでは隣に並んで歩いていたのだが、はしゃぐ子どもの波ではぐれ、今はお互いが見つけられないらしい。
「教えた方がいいんじゃないのか?」
「何言ってるの。そしたら尾行がばれちゃうじゃない。」
「これは尾行じゃなくてのぞきだろう。」
 クリスとシルバーがいるのはイルミネーションストリートの丁度真ん中あたりにある喫茶店だ。
 イルミネーション自体はあまりよく見えないが、人を見るには丁度いい。
「とにかく…ばれちゃだめだもの。」
 尾行しているのはゴールドで、シルバーはゴールドの姿も確認した。
「クリス。電話を貸してくれ。」
「ええ。」
「ゴールド。」
『おう、どうした?』
「イエロー先輩がお前に近づいてる。」
『げ、どっちから?』
「2時の方向だ。とりあえず9時の方に寄れ。」
『了解!』
 指示を出すことに慣れてきたシルバーはまた双眼鏡を構えた。
「あ、よかった、レッド先輩がイエローさん見つけたみたい!」
 イエローが謝ってレッドが笑っているのが見える。
 そしてレッドが何かしら考え込み、それから右手を出した。
 イエローは何か緊張している様子で、左手を出す。
「きゃー!手をつないでる~!」
 すっかり乙女化しているクリスの横で、シルバーは帰りたい気持ちでいっぱいになった。


 それからレッドとイエローは手を繋いだまま歩いていたが、しばらくして路地に入っていく。
「確かめなくちゃ!行くわよ、シルバー!」
「そこまでしなくても」
「いいから!ゴールド!合流しましょ!」
『おう!』
 完全にクリスに引きずられ、シルバーは本気で抵抗すべきか悩んだ。
 今まででも充分に犯罪なのに。
 でもこの友人達を止めるのは骨が折れそうだ。
「うし!行くぜシルバー!」
「あの店ね!」
 合流したゴールドがシルバーの手を引く。
「…暗いけど本当にあの店に」
「いいから見てきて!!」
 その言葉の意味を理解する前にシルバーはゴールドに突き飛ばされ、開いているドアから中に入った。
 態勢を整えて前を見たとき、店中の明かりがついた。


『シルバー 誕生日おめでとう!!』
 でかでかとそう書かれた垂れ幕が目に入って、シルバーは完全に頭が真っ白になった。
「…え?」
「シルバー!」
 がばっと誰かに抱きつかれる。
「ね、姉さん?」
「シルバー、お誕生日おめでとう!」
 ブルーはシルバーを離さず言いきった。
「おいブルー、みんなで言うんじゃなかったのか?」
「しょうがないですよ。ようやくはっきり誕生日が分かったんですし。」
「…このクラッカーはどうするんだ。」
 顔を上げるとそこにはレッド・イエロー・グリーンがまだ引いていないクラッカーを持って立っていた。
「…え。」
「姉さん、作戦台無しっすよ?」
「あら、そんなことないわよ。」
 後ろから同じようにクラッカーを持ったゴールドとクリスが入ってくる。
「…どういうことだ?」
「今日はあなたのお誕生日会よ、シルバー。」
 ようやく離れたブルーがシルバーの目の前で笑う。
「12月24日があなたの誕生日だって、サカキが教えてくれたじゃない。」
 ああ、そうだった。
 今日は、自分の…
「約束だったものね。いつか誕生日がわかったら、絶対盛大にお祝いするって!」
 ブルーが手を広げる。
「どう?気にいった?」
 そう言われてシルバーは店内を見回す。
 キラキラした飾りが付けられた天井や柱。
 机には所狭しとごちそうが並べられる。
 さらに奥には巨大なケーキ。
 そして何より、周りにいるのはたくさんの仲間たち。
「…今までできっと、最高の誕生日だよ、姉さん。ありがとう。」
 その言葉にゴールドがにっと笑う!
「うっし!じゃあパーティ始めようぜ!」
「あなたが仕切らないでよ!」
「あ、じゃあさ、これ使おうぜ!」
 レッドがクラッカーを構える。
「せーの!」
 ぱんぱんぱーん、とクラッカーが鳴り響く。
「「「「「「シルバー。誕生日おめでとう!!」」」」」」
 紙吹雪の中で、シルバーは珍しく笑顔になった。

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