月草雑記帳

頂き物・バトン・他


teddyさんからもらったー!


拍手ぱちぱちありがとうございます!


今日はすごいですよー。
明日と昨日の間のteddyさんから侍戦隊捏造を載せる許可もらっちゃいましたー。
すごく長いので分けるべきか悩んだんですが…。これはもう一気に載せちゃうべきだろう!と全部載せてみました。


内容としましては…同じくteddyさんの捏造、「初恋談義」の続編的存在…で…あってますよ…ね(え?)
ざっくり言うと「皆殿が大好きです!!」っていう感じで!←?
私も殿が大す(以下略)。
ちなみに「初恋談義」は私が大好きな捏造です。これがなかったら「竹華」はなかったですね。
というわけで気になる方はリンクからジャンプを!!


まあ人様の捏造に説明を書こうとした私が間違ってました!
どうぞ、お読みくださいませ!!
teddyさん、改めましてありがとうございましたー!!

 『家族になろう』 



 それは <無邪気> な想いだった。
 <無知> は <罪> 
 そんな事も知らなかった・・・・・・。
 初めて会ったのが・・・・・・いつかなんて覚えてもいない・・・・・・。
 多分、きっと物心もつかない頃。
 なにも知らず、ただ無邪気に慕っていた。
 それが <罪> だとも気付かずに・・・・・・ずっと。
 ソレを知ったからといって、嫌いになれるわけじゃなく。
 <卑怯> な、自分は・・・・・・。
 相手の <優しさ> に甘えているだけだった。
 逆に! 憎まれていてもおかしくない。蔑まれていても・・・・・・。

 そんな人じゃない事を、十分に知ってはいるけれど。
 幼い頃の様には振る舞え無い。ただ無邪気に甘えて――いただけの日々はもう、終わってしまった。


 これ以上。負担になるのは <イヤ> だった。

 <この世の為・・・・・・>
 その為ならば、その人は全てを捨て去る。
 ・・・・・・そんな人だった。
 <誰よりも、優しく>
 孤高で、切なく・・・・・・。
 ただ、前に立つ。

 本当なら背負わずに良いモノを背負い。振り返りもせず。

 泣きじゃくる自分に、
 『昔は、自分も泣き虫だったんだ』
 なんて笑って言って励ましてくれた。
 そっと差し出された手が髪を滑る。

 <この人がいなくなるのは、イヤだ!>
 ・・・・・・傍にいて欲しい!!
 その気持ちが・・・・・・。
 <独占欲> だとは気付いていても、止められない思い・・・・・・。

 <恋とは、おちるモノ> <愛とは、溺れるモノ>

 その事を <実感> として、思い知ったのは――。
 何時だろう?

 <大切> なのに大切に出来ない。
 <大事> だけど大事に出来ない・・・・・・。

 声すら、も! かけられない。

 その人を、今の <役目> から、解放すれば・・・・・・。
 もう一度!! その瞳に映る事も出来るだろうか?
 その重い <荷> を、少しでも減らす事が出来れば・・・・・・。


 『傍にいて・・・・・・』
 と、言っても良いだろうか?

 いや、それは <許されない>
 その人は、その <優しさ> 故に、
「良いよ」
 と言ってくれるかもしれない。
 でも、だからこそ言うわけにはいかない。


「名を呼んで」
 みたい。欲しい!
 例え <贅沢> な事だとしても・・・・・・。
 許されないと、しても・・・・・・。
 会いたい・・・・・・。
 会えない・・・・・・。


 忘れたい。
 忘れない。

 終われない <思い>
 報われない <思慕>

 察する・賢い・悟る・聡い 貴方に <気付かれない> 様に!!

 この <初恋> を! 大切に抱え込む。


 <気付かれては!! いけない>
 他の誰かならともかく!
 貴方に <だけ> は、気付かれては!! いけない。
 知られては、いけない。

 <シークレット>

 だから、閉ざしたまま <沈めてしまう>
 深く深く。
 <眠らせて・・・・・・>

 貴方を <解放> する!
 全ての絡み付く <因果> から・・・・・・。
 せめてもの <償い>
 だから、自分は <出て来た> のに!!
 かえって貴方を追い詰めてしまった。

 あなたを <忘れた> ふり、それが一番簡単で・・・・・・。
 一番苦しかった。


 まるで初めて会ったかのように『会話』し、眼差しを交わす。
 まるで知らないモノとしてのあなたの『態度』に傷付かなかったと言えば、嘘になるけれど・・・・・・。


 絡まった <意図=糸> は、どうしたら解く事が出来るのだろうか?



『・・・・・・母上。それでは「血縁者」なのでは?』
『そうねぇ・・・・・・。お父様はハッキリとは、仰らなかったけど。
 簡単に「モヂカラ」の才に長けた者。なんて、見つからないはずだもの』
(増して、子どもの頃から『影武者』として『殿』と名乗り、なれるほどの・・・・・・)


 モヂカラを持つ子ども。
『・・・・・・たぶん。あなたの言うとおり「先祖」は同じ、かもね』
『では、母上! それでは    』
『まぁ!! そうなの?? ふふふ』
『母上!? その・・・・・・丹波には! 内緒ですよ』
『では、頑張りなさい。ライバルは多そうですよ』
『!! な、何故! それを!?』
『報告書くらい。私も、読んでいるのよ。
 大丈夫!! 貴方は自慢の娘ですもの』
『・・・・・・母上。誉めても何も出ませんよ』
 それは母と娘の穏やかな「時間」だった。



「義息子にした」
「お母さんになりはったのですか?」
「そうだ!」
(『家族』になれば、そうすれば・・・・・・)


「丈瑠・・・・・・」
(『名前』だって、呼べる!!)
 薫はようやく口に出来たその『名前』に、ひどく感動していた。
 呼んだ後。大きく、口元が緩むのが自分でも解った!

 泣きそうなくらい。ただ幸せだった。
 



 そして・・・・・・。
 それは慟哭との『最終決戦』を終え、皆が十分に回復し! 久しぶりに座敷に揃った時のことだった。


「では、丈瑠。・・・・・・あの、その・・・・・・」
「? なんでしょう。ひ、コホン!! 母上」
「そ、そなたが、十九代当主となったからには! 努めてもらう『義務』がある」
「?? ・・・・・・外道衆。以外の、でしょうか? 事務的な事でしたら以前より・・・・・・」
「そうではない!!」
「は、母上。あの、一体何を・・・・・・」
「こ、後継者! だ」
 薫は真っ赤な顔で言いきると、恥ずかしかったのか。そっぽを向いた。
 お陰で、心底!! 不思議そうな表情の丈瑠を見ずに済んだ。
「・・・・・母上。母上が将来お産みになる『義弟妹』が、血統を継ぐのではありませんか?」
 優しい声音だった。

 残酷なほどに。
 その言葉は薫の耳に染みいったが、ここで諦めては何のために今まで我慢し、努力してきたのか解らない。
(むむっ。丈瑠め、手ごわい! 丹波以上じゃ。日下部はどの様な教育を・・・・・・)
「・・・・・・もちろん。丹波が『見合い』相手を用意しようとしているのは知っている。
 言っておくが、そなたの分もあるそうだ」
「! はぁ??」
 どきり。
 驚く姿が、思った以上! に、自分の動悸を早くする。
(だって、ずっと・・・・・・)
 沈めた想いだった。
 秘めたまま、積っていた『感情』
 消えることなく重なっていった――。

 『何よりも大切で大事にしたかった』

 だからこそ!! ここで、引き下がってなど。いられない!
「まぁ、何だ・・・・・・。これはそなたの意向も関係、するのだが。
 わ、私と」
(くっ!! これは想像以上だ・・・・・・)
 まともにその顔を見ていられない!
 恥ずかしい!! とは、こういう事を云うのだと初めて知った。
 自分でも分かるが血がのぼる。


 朴念仁の『見本!?』のような丈瑠はそんな年下の『義母』の様子を、不思議そうに見ている。
「私と! そなたが!! 将来『婚姻』しても、可笑しくはない・・・・・・。
 のだぞ! そ、その可能性もあるのだ。覚えておけ」
(ううっ、死にそうだ・・・・・・。欠片の可能性すら考えた事が、無いのだろうか?)
 声が上ずり、翻る。
「・・・・・・」
 義息子の返答は、無かった。
 どうやら、固まってしまったようだ。
 薫の方も、慣れぬ事態。
 普通なら、当人同士!? だけで良い話。
 それが臣下も居る場で、堂々と。

 これは世間知らずの『姫』ゆえの行動か?
 それとも無意識の『宣戦布告』か??



「えっ? じゃ、あの!! お姫様! うち、参戦しても良いですか??
 いえ、参戦します!! うち」
「「ええっ?」」
 義理で逆転、親子な二人がハモる。
「え~っ! ことはもなの?? ・・・・・・ライバル、多いな」
「茉子ちゃん!!」
「な、何。茉子! そなたもだと」
 直ぐさま反応し、動揺する女性陣。




 対して? 侍sはその時――。


 パクパクと。

 ただひたすら、口を閉じたり開けたりして忙しい流ノ介は、だから源太の発言を止められなかった。
「はっはっは!! さっ、すが、丈ちゃん!
 もって、モテだねぇ~。
 姫さんに、ことはちゃんに、茉子ちゃんも、か?
 『嫁』候補がそんなにいるんじゃ、なぁ・・・・・・。
 ん?? じゃ、俺が丈ちゃんの『婿』になろう!!」
 その科白を聞いた流ノ介が、
「はぁ~~~っ!? げ、源太! お前何を・・・・・・」
「・・・・・・源ちゃん。さすがにそれは、遊び過ぎだろう」
 千明が嘆けば、
「な、何をお主!?」
 慌てふためく姫の姿が見えた。
「うわ~っ、源さんもなん? ほんま、ライバル多いわ」 
「・・・・・・丈瑠って、もてるわね」
 茉子も頷き、ことはに同意した。
 何故か女性陣は源太の事も『ライバル!?』認定??

「だ、駄目だー!! 殿を婿に! いや、殿の婿は・・・・・・。嫁が!?」
 混乱し、パニック気味の流ノ介が爆弾を落とす。
「殿~!! 是非この流ノ介も立候補させて下さい!」
「「・・・・・・・・・・・・」」
 志葉親子は固まった。
(何にだろう? 否、聞きかえしてはいけない!!)
 親子は素晴らしい『以心伝心』で、そう思い。頷き合う。
 そんな二人を見て、
「「「きゃ~っ!」」」
 なんて、歓声が沸き、
「ああっ、もう!! 分かった。乗ればいいんだろう? 乗れば!?
 それじゃあ! 俺が!! 俺が丈瑠・・・・・・」
 小さく『嫁』の一言を呟き、千明は恥ずかしさで! その場に沈んだ。
(なんで、冗談なのに!! ダメージが・・・・・・。俺、泣きそう)
 思いっきり肩が落ち、その場で灰になる。

 どさくさに紛れて爆弾を落とした当人は至極!? すっきりした顔で、
「さぁ! どうぞ。遠慮なく、お選びください!! 殿」
 なんて、誰も望まない事を聞こうとしていた。
「・・・・・・。・・・・・・」
 丈瑠は、一度。母を見て、家臣たちの顔を一人ひとり確かめるように見て、
「お前たち、俺をからかうのも! いい加減にしろ。
 母上もです。これでは、丹波だけではなく!! 爺・・・・・・。日下部にまで叱られますよ」
 言い終えると、立ち上がり、最後に。
「源太。お前もだ」
 息も粗く、襖を開けると後も見ずに閉めた。

バタンー。
 いつになく・・・・・・荒い。


 取り残された皆は一瞬、呆然とする。
(丈瑠に怒られた!!)
 涙目の薫は! だから、周りの暖かな眼差しに気付かなかった。

 皆、何処となく緩みっぱなしの表情で優しく『歳の差』逆転!? 親子を見守っているのだ。
 ・・・・・・ただし?? それでも「譲れない!!」事があるだけで(苦笑)


 『家臣一同!?』に? 微笑ましく思われている事態だとは、まったく想像もしていない薫は・・・・・・。
 その顔色を、白くしたり、赤くしたり、青くしたりと目まぐるしい。

『我らが対立したり、並び立っては今後。お家騒動の「火種」となる可能性が!! ある。
 ならば我らは夫婦となる方が得策だ! と、考えるが、どうだろう?』
 なんて堅苦しい!! 言い方が良かったのだろうか。いや、よりもっと、勢いのある方が・・・・・・。
『子供の・・・・・・二十代目(モヂカラ!?)の為にも、我らが夫婦となる方が得策だ!』
 とか、それとも――。



(どのように、提案した方が丈瑠は考えてくれる!? のだろうか???)
 真剣に悩むは、若き『先代』


(お姫様に、茉子ちゃんだけやなく!! 流さんに! 源さんまでも??)
「殿さまは、やっぱり『大奥』なん? それに?? 大奥に男性!?って、あるん・・・・・・?」
 と、本気で憂える『乙女』
 純真培養。京都育ちも天然「時代錯誤!?」なのか?


 拾い直した『夢』は・・・・・・!?
「う~ん。思った以上に『お嫁さん』って、なるの難しい??」
 首を捻っていると、
「茉子!! 茉子は私の『お嫁さん』になると良い。
 そして、私が殿の!!!」
 拳をにぎり、力説する流ノ介に、
「はいはい。そうね」
 と気のない返事を返す。言われた『言葉』自体は喜べる内容なのだが――。なにせ、発した当人は・・・・・・。

 無駄にきらっきらとした表情で、性別って何? な、それは『忠臣??』 否「忠犬!?」


「うん、うん! お殿様にはやっぱ『大奥!?』か?
 じゃ、やっぱり丈ちゃんには俺が・・・・・・」
 ・・・・・・男気ある幼馴染は何処かがズレた『江戸っ子』でいっ! 寿司侍の目指す、新たな『目標』は??
 一体、何処(いずこ)に向かう???


「いやいや、女性陣はともかく!! いくらなんでも流ノ介も、源ちゃんも遊び過ぎだって!」
 やはり!? 突っ込み担当は千明しかいないようだ。
「絶対、無理。呆れてたって、アレじゃ! 冗談、超えてるって・・・・・・」
 げんなりと、こぼす言葉を聞いている者は残念な事に皆無???

 ――それはもはや『最後の良心』


 姫+侍sは騒々しくも賑やかに「殿」について想いを巡らす。

 木洩れ日も鮮やかな、ある晴れた・・・・・・平和な一日。
 皆が去る。少し前の話。
 『志葉家』には、皆の笑い声があふれていた。


 ・・・・・・爺sがそれぞれの主を探して騒ぎだすまで後、少し。
 それまでは穏やかに緩やかな『時間』がのんびりと流れていく。



「まったく!! あいつらときたら・・・・・・。本当に」
 変わらない。と言えば良いのか、変わった。と、言うべきか?

 皆の顔を思い描く。
 偽物だろうが、本物だろうと! 変わらなかった態度が何処か、くすぐったい。
 ・・・・・・何かが変わったのかもしれないが、だからと言って自分も急には変われない。
 そう。それだからこそ、あの時と同じように――。



 その時。
 たまたま通りかかった黒子は驚き、慌てて主の元へ駆け寄った!
 それは?? 座敷の奥に消えた丈瑠が・・・・・・。

 年下の義母に、ことはに茉子。
 昔の『約束』を、大事に守ってくれた幼馴染に!! まっすぐな忠臣!? 成長著しい侍も、皆が揃ってくれた楽しい時間だった。
 例え、からかわれていたのだとしても(丈瑠には皆の? 『真意』届かず!) 嬉しかった。


 黒子が見つけたのはそんな主。丈瑠の、その場での『笑死』現場だ。
 まだ皆の前で『笑死』出来なかった!! 丈瑠は、屋敷の奥。自室の手前の柱に掴まり、堪え切れなかった笑いの発作に身を任せていた。


 駆け寄った黒子の口元も笑顔。
 空はまだ明るく『日本晴れ』な鮮やかな日常だった。

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