月草雑記帳

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侍戦隊捏造文章


予告どおり


中国語テスト終わりました…、よ…。


あー…得意分野が一切出なかった…せんせーの意地悪…。再履修かなこれ…三年も忙しいのに…。
「開始後五分で解けない言い訳を考えていた」とかけばどれだけ駄目だったかお分かりかと。にぁー。


まぁ、ね、テストはまだ始まったばっかりだし、気持ち切り替えないと、ね!←自分に言い聞かせてる


と言うわけで今日は侍戦隊捏造です。
カラオケ行きたいよーっ!という気持ちを込めて。だいたい一年前の話ってことにしておきます。
あ、先に忠告を一つ!!
『殿はいつでもパーフェクト!!』を崩したくない方は見ない方が良いです。


では、気になる方のみどーぞ。
タイトルがおかしいのはいつものこと。




『空桶箱』


「やっぱ姐さん歌うまいな~。」
 茉子の歌に千明がうんうんと頷く。
「よし!次は私が!」
「やめろ流ノ介!余韻が台無しだ!」
 リモコンを持った流ノ介から千明は慌てて本を奪った。
「何を言う!私だって特訓を重ねて」
「じゃあこの曲にしとけよー。」
 ピピピ、と源太が機械を操作する。
「源太!勝手に入れるな!」
「わぁ、流さん『青浪世直し』歌ってくれるん?うち、あの曲好きやねん!」
「う…ま、まぁ仕方がない。」
「ことは、ナイスフォロー。」
「へ?」
 千明の声にことははきょとんと千明を見た。
「はい、ほら次誰の番?もう曲始まるわよ。」
「あ、俺俺!よっしゃ俺の十八番!いくぜ『ネバギバ』!」
 茉子がマイクを手渡す。
「やっぱ千明はこれだよなー……。」
 源太がチラリと隣を見る。
「俺に話しかけるな。」
「…ハイ。」
 源太の前に座っていたことはがしゅんとうつむく。
「…殿さま、やっぱり無理やり付いて来てもろたこと怒ってはるやんな…。」
「違う違う。ほら、ことはちゃんの番。」
 千明から奪ったマイクを源太がことはに渡す。
「わ、はい!」
 マイクを受け取ってことはが画面に注目する。
「…で、ホントはなんで機嫌悪いの?カラオケまで来て本読むって、マナー最悪じゃない。」
 茉子の声に源太が苦笑する。
「ま…まあまあ。『何をしてても良いから来るだけ来てくれ』って頼んだのはこっちだし…。」
「?源太、今日はやけに丈瑠の肩を持つわね。」
「そ、そうか?俺はいつでも丈ちゃんの味方だぜ?」
「それはそうだけど…。」
 不信そうに首を傾げる茉子に千明が加勢する。
「そうそう、折角来たんだし歌えよ丈瑠。」
「と、殿!私も殿の歌声を聞いてみたいと…」
「あ、うちも!」
「い…いや…ほら、丈ちゃん読書中だしさ…」
 言葉を濁す源太を見て、丈瑠が本を閉じた。
「なんなら…歌ってやろうか。」
「え、ホントに」
「ごめん!えと…丈ちゃん…?」
「リクエストさせてやろう。」
「いや、あの…えと…。すみませんでした。」
「…どうしたの?」
 代表して聞いた茉子の声に、丈瑠が立ち上がる。
「…丈ちゃん?」
 ふ、と丈瑠が笑った気がした。
「飲み物を取ってくる。」
「あ、私が!」
「良い。」
 流ノ介の声を一刀両断し、コップを一つ持つと丈瑠は部屋を出て行った。


「で?どういうわけなの?」
 にっこりと、しかしかなり圧力を持った笑顔で茉子が聞く。その隣には不安そうなことは。反対側には真剣な流ノ介と興味津々な千明。
 逃げられないと判断して、源太は話し始めた。
「もう察し付いてると思うけどさ…丈ちゃん、歌、苦手なんだ。」
「下手ってこと?」
「そんなの、流ノ介だって相当なもんだぜ。」
「なっ!し、失礼な!!」
「いや~そんなレベルじゃ…。」
 しん、と室内が静まり返る。
「こ、こら!なんだこの沈黙と哀れみの表情はっ!」
「流ノ介以下って…。」
「あいつにもやっぱ…出来ないことってあるんだな…。」
「それで殿さま、ずっと怒ってはったんですか?」
「なんかすごいコンプレックスになってるみたいでさ…昔から。」
「さらりと話を続けるな!」
 抗議する流ノ介を無視して源太は話を続ける。
「音楽会とかでも口パクで誤魔化してたし…」
「うまくなってる可能性は?」
「侍修行でそんな暇なかったと思うぜ。」
「そりゃ…そうよね。」
「殿さま…ほんまは歌いたいってことはないんですか?さっきやって」
「推測で悪いけど、多分ない。あのタイミングで話切って逃げたわけだし…それに…。」
 いっそう言いにくそうに源太が小さく呟く。
「丈ちゃんの歌は…もう聞きたくない、かな…。いや下手だからってのもあるけど一生懸命なのはわかるからなんか気まずいっていうか痛々しいって言うかさ…。丈ちゃんもそれわかってるから、なんか…いたたまれないんだよな…。」
 その言葉にどう反応していいのかわからず、また沈黙が流れる。


「なんで来たんだろうな。アイツ。」
 千明がポツリと言う。
「悪いことしちゃったかもね。」
「殿さま優しいから…着いてきてくれはったんやわ…。」
 暗くなる空気の中、源太が答える。
「『優しい』ていうか…寂しかったんだろ。もうすぐみんな離れ離れだし。」
「…私だって寂しいっ!!」
「うお!流ノ介が復活した!」
「…うちも、寂しいな…。」
「ことは…。」
「まーでも死に別れるわけじゃないし。」
 千明の声に全員が千明を見た。
「また来ようぜ。俺の受験終わったらさ。」
「…そうね。彦馬さんに頼んで丈瑠の歌、特訓させましょ。」
「ほんまに?また来れるん?」
「…よし!私も特訓してみせる!!」
 重くなりかけた空気が軽くなるのがわかって、源太はほっと笑う。
「じゃ、俺も飲み物取ってくる。そろそろ丈ちゃんもタイミング迷ってる頃だしな。」
 コップを持つと、ドアを開ける。
「源太!次、あんたの曲いれとくからね。」
 茉子の声に、片手をあげて返事をした。


 飲み物を入れる機械の前で難しい顔をしている丈瑠を見つけ、源太が近寄って行った。
「よう丈ちゃん!機械の使い方わかんねぇのか?」
「なっ!馬鹿にするな!…何を飲むか悩んでいただけだ。」
「へー。じゃあ俺ホットコーヒーにしよーっと。」
 コップを置いてボタンを押す。
「丈ちゃんは?」
「…ホットコーヒーにする。」
 源太の真似をするように丈瑠が珈琲を入れる。
「カラオケというのは。」
 突然言い出した丈瑠に源太は一瞬身を固くする。
「案外おもしろしいな。個性が出る。」
 一回瞬きをして、源太はにかっと笑った。
「だろ!?来て良かったな!」
「ああ。なんなら歌ってやろうか。」
「いや、やめとけ!最初はみんな笑ってるだろうけどだんだん気の毒になってきて最終的に誰も次の曲を入れられなくなる!!」
「…さっきから失礼にもほどがあるだろう。」
「う…やっぱり?」
「だがまあ…そういうのも…悪くない。」
「俺は嫌だぞ?重~い空気なんて。」
「そうじゃない。…さっきみたいな…」
「さっき?」
「あいつらの驚いた顔を見るのは悪くない。」
 先ほどの笑顔が嘘じゃないとわかった。
 持ち上げられることに慣れすぎた彼は。
 礼儀を無視したやりとりが新鮮で、楽しかったのだろう。
「…MなのかSなのか微妙なところだな…。」
「?なんだそれは。」
「気にすんな。次俺歌うからなんなら一緒に歌うか?」
「断る。」
「なんでだよ!」
 ホットコーヒーを手に、二人は部屋へと戻って行った。








――――――
?あとがきより反省。
流さんが音痴なのは公式です。詳しくは秘伝音盤聞いてください。相葉さんは上手なんだけどね。
殿に関しては推測です。でもあながち間違ってないと思うんだ…。
源太は殿に傷つけまいとしてるし、殿はそれに気づいてるから余裕があります。
うまく伝わってる気がしない…!!
久々なのでキャラがどんどんわかんなくなって困ってます。
お付き合いくださりありがとうございました!

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