月草雑記帳

スポンサー広告


スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



TB(-) | CO(-)  *Edit

創作文章(その他)


バレンタイン2011ラスト


いや~…今日はよく書いた…。
まさか5つもあげることになるとは、思いませんでした。
しかもほとんど全部今日書いたよ、私ちょっとすごい。
まあその分?ネタが薄いことは否定しません。荒川とか短すぎた。
SPと電王はバレンタイン2回目だからな…。かぶらないよーにかぶらないよーにしたら何故かこうなっちゃった…。
これでもう月草雑記帳的に書いてないのはWくらいかな?Wも…かけそーだけどもう時間的に無理だ。


というわけで最後はハヤテで締めるよ!!
いよいよアーたんの登場だあっ!!
「木の芽風」聞きながら書きました!
気になるかたのみどうぞ!!




『whole-heartedly④』 そして黄金の花が咲く


 白皇に戻ってきたハヤテは、とりあえず裏口に向かった。
「桂先生と鉢合わせしたら…なんて言い訳すればいいんだろう。」
 幸い誰とも会わずに中に侵入する事が出来る。
「裏庭は…確か…。」
 記憶をたどって薄暗い学園を歩き、裏庭へと向かう。
 裏庭の中に在る花畑。
 その柵鍵が開いている事に気がついた。
「もしかして、ここ…?」
 きい、と扉を開いて中に入る。
「あの…。」
 しん、と静まりかえったその場所からは、何の気配もしなかった。
「やっぱり遅すぎたのかな…。」
 辺りを見回してみると、足もとに何か光るものを見つけた。
 それは、見た事もない黄金の花だった。
「うわあ…。」
 寄り添うようにたった2輪咲いたその花をしゃがみ込んで見つめる。
「綺麗だな~。」
「そうでしょう?最近ようやく開発に成功した花ですのよ。」
 どくん。
 心臓の音がした。
 立ち上がり、声の方向に振り返る。
 夜風に金色の髪が揺れる。
 どことなく憂いを含んだ赤の瞳がまっすぐにハヤテを見ていた。
「アー…たん?」
「久しぶりね、ハヤテ。」
「え…と…この、手紙…。」
 ポケットからメモを取り出す。
「ええ、私が出しましてよ。」
 ばさ、と黒い扇子を広げる。
「気付かなかったのかしら?」
「ううん…そうじゃないよ。」
 青の瞳と赤の瞳がぶつかる。
「そうだと良いなって、想ってた。」
「…そう。」
 さっと風が吹く。ハヤテが一歩、アテネに近づいた。
「アーたん…遅くなってごめんね。」
「構いませんわ。『放課後』と指定したのはこちらですから。」
 くす、とアテネが笑う。
「でも、この私をこんなに待たせる事ができるのは世界中でハヤテ。貴方だけかもしれなくてよ?」
「う…ごめんなさい…。で、でもアーたん…何か、僕に用でもあるの?」
「用…といえばそう…ね。」
 コツコツ、とハイヒールの音が響く。
 コン、とハヤテの前に立つと、左手を上げる。
 キラ、と薬指に何かが光る。
「アーたん?」
「ハッピーバレンタイン…ですわ。」
 小さな白い包みに包まれたそれを、アテネがハヤテの顔面に突きだす。
「え?」
「あら、いりませんの?」
「い、要るよ!で、でも、なんで…。」
 ふ、とアテネが笑う。
「まったく…ハヤテはおばかさんね。」
 昔から変わらない、その大好きな笑顔にハヤテの顔が赤くなる。
「もっと他に言う事があるんじゃなくて?」
 包みを受け取って、ハヤテが呟く。
「ありがとう、アーたん。」
「どういたしまして、ですわ。」
「この為に、わざわざ?」
「ええ。…でも、ハヤテが気にすることはありませんわ。」
「え?」
「だって…ただ私が、貴方にそれを渡したかっただけですから。」
 ハヤテはしばらく包みを見つめて、それからアテネを見る。
「ホワイトデーは…何がいいかな?」
「ホワイトデー?別にお返しなど望んでは」
「僕が、何かしたいんだ。」
 そのまっすぐな瞳に、アテネはちょっと考えて呟くように言った。
「どこでも、結構ですから…。」
「?」
「会ってくれると、嬉しいですわ。」
 そのちょっと赤くなった顔に、ハヤテが笑って見せる。
「わかった。1ヶ月後、会おうよ。ここで。何かお返し、用意するから。」
「…ええ。」
 ふわ、と風が吹く。
 金髪をなびかせて、アテネが幸せそうに笑う。
「楽しみにしていますわ。」
「…僕も。」
 すっとアテネがハヤテに近寄り、頬に触れるようにキスをする。
「……!!ちょ、ちょっとアーたん!?」
「あら、駄目でした?」
「………いいけど。」
 にこ、とアテネが笑う。
「ではハヤテ。私はまだ仕事がありますから。」
「あ、うん。」
 ハヤテはちょっと迷って、アテネのおでこにキスを返す。
「じゃあね、アーたん。」
「ええ。」
 そして二人はそれぞれの家路を急ぐ。 


 ムラサキノヤカタにて。
 白い包みに水色のリボンの包みを、ハヤテはゆっくりと開ける。
 そこに入っていたのは、たった一つ、綺麗に作られたトリュフチョコレート。
 それを指でつまんで一口で口に入れる。
 カリ、とチョコレートを噛む。
 ほろ苦く、でも甘いチョコレートが口の中に広がる。
「こんなに美味しいチョコレートは、食べたことないや。」
 包みやリボン、箱までも綺麗に畳んで引き出しにしまう。
 だって、君がくれたものだから。
 どんな物だって、捨てられないんだ。
「ホワイトデー、何にしようかな…。」
 月を見ながら考えるハヤテは、とても幸せそうだった。










―――――
?あれえ?
なんでこんなに甘甘(私の中では)に!?
原作でイチャイチャしてたからでしょうね多分…。楽しかったからいいかな!?
アーたんはきっとずっと待ってたんでしょうね…パソコンとかケータイで仕事しながら。
お花はあの城に咲くものに似せたお花です。
いろいろ突っ込みどころはあると思いますがとりあえずこれにて!!
読んでくださった方、ありがとうございました!

スポンサーサイト


TB(0) | CO(0) *Edit

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
 ◆Home  ◆作品*  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。