月草雑記帳

創作文章(特撮系)


名に恥じないって言うか。


うちの学校の前の道。
そこは「学園花通り」と呼ばれています。
ていうかそういう名前です。
今日のその道はまさにその名の通り。
桜にあまり思い入れのない私も足を止めたくなる景色でした。
鼠色と青色を混ぜたような空に桜が鮮やか。
うちの学校には青空が似合いますが、桜はあの色の方が映えると思います。


で。
いろんな流れをぶったぎり、ゴーカイ捏造書きました。
今日は「ハカセ&アイム」です。…ほら、いろんな流れをぶったぎった。
なんか桜見てたらアイムに似合いそうだな~とか思ったんだもん!!
では、参ります。




「ハカセ&アイム」


「まあ…。」
 買い出しが終わり店の外に出て、アイムは思わずため息をもらした。
「うわ、すごいね。」
 続いて出てきたハカセも空を見上げる。
 店の前の公園に、桜の花が満開に咲いていた。
「美しいですね…。」
「『サクラ』って言うんだって。この星の、この国の人に好かれてる花らしいよ。」
 ハカセの解説にアイムが頷く。
 人々は桜の下に座り、喋ったり写真を撮ったりしていた。
「のどかですわね…。」
「ちょっと見て行く?」
「よろしいのですか?」
「そんなにすぐに腐るものはないし、大丈夫だよ。」
 そして二人は並んでベンチに腰掛けた。
 ハカセが荷物を置いて、頭上の花を見上げる。
「本当、すごいやー。」
 それからふと隣のアイムを観る。
 アイムは一瞬、寂しそうな顔になった。


「…もしかして、ふるさとのこと考えてる?」
 ハカセの声にアイムは驚いたように振り向いた。
「…どうして、おわかりになったのですか?」
「なんとなく。仲間だから?」
 その声にアイムが微笑む。
「寂しい?」
 遠慮がちに聞いたハカセに、アイムはまた桜を見上げた。
「以前は、寂しかったです。…でも、もう大丈夫です。」
 アイムはハカセの方を見て笑う。
「仲間がいますから。」
 ハカセも笑いかえしてみせる。
「じゃ、帰ろうか。」
「寄り道させていただいて、ありがとうございました。」
「あ、そうだ。寄り道ついでに『花見団子』っていうの買っていかない?桜を見ながら食べるお菓子なんだって。」
「それは素敵ですね。みなさんへのお土産にしましょう。」


 それからしばらくして。
 風が辺りを旅し。
 桜がはらはらと散っていく。
 海賊たちは土産と食料を持って。
 仲間の元へ。
 散る桜は、振り返らない。










ーーーーーーー
?補足。
買い出し途中ということで。
前回「なんか夜の見張り台しばりになった」とか書きましたがどうしても桜とアイムを重ねたかった。
ちなみにハカセはこの後風が出てきて桜が散るのがわかったからアイムに見せないように気を使ったと言う裏設定があったりします。
前回のゴーカイを踏襲してみましたー。
次こそ「ルカ&ハカセ」!…の予定。

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