月草雑記帳

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ポケモン捏造文章


母の日だからね!


こんばんは。
やー、インターネット繋がんなくて今日UP出来ないかと思った!


今日は母の日なので母の日捏造です。
去年からずっと温めてた(マジなんだなこれが…)ぽけすぺねた。
え?特撮?
去年電王も真剣も書いたから…いっかなって…(え)
あ、今日のゴーカイジャーはときめいた。それだけは書いておきます。


では、興味のある方のみどうぞ。



『それは最高の贈り物』



 こつん、と窓に何かが当たる音がした。
 部屋の主が窓を開ける。隣の家の窓から、女の子がひとり顔を出していた。
「ルビー!」
 藍色の瞳を輝かせた女の子、サファイアはウキウキと部屋の主の名を呼ぶ。
「おはようサファイア。」
 紅い瞳の部屋の主、ルビーは驚いた様子もなくサファイアを見た。
「相変わらず早いね。」
「アンタももう起きとったとやね。」
「僕は徹夜して寝てないだけ。どうしても気になるところがあったから。」
 朝日がようやく昇る頃、二人は窓越しにコソコソと話を続ける。
「で、どうなったと?」
「大丈夫問題ない。そっちは?」
「ぬかりはなか!後は…」
 バサバサと鳥の羽音が聞こえ、二人は同時に顔を上げた。
「「エメラルド!」」
「ったく、朝からいちゃつくなよな…。」
 ピジョットに乗った翠の瞳の少年、エメラルドがマジックハンドで頭をかく。
「おはようエメラルド。」
「用意はどうね?」
 口々に言われ、エメラルドはにっと笑った。
「バッチリ。その様子だと、そっちも大丈夫みたいだな。」
「勿論。」
「じゃあ、予定通り決行ったい。」
 三人は顔を見合わせ、悪戯を企む子供のように笑った。


「もしもし?…あら、ルビー。え?忘れ物?…ああ、これね。基地の近くまで持って行けばいいのね、わかったわ。」
 電話を置いて、女性…ルビーの母親は机に置き去りになっていた箱を手にとった。
「随分早くに家を出たと思ったら昨日あれだけ一生懸命焼いてたケーキを忘れていくなんて。まだまだ子供ね。」
 友人と秘密基地に行くからと、朝早くに出て行った。
 その時忘れたケーキを基地まで持ってきてほしいと、電話があったのだ。
「しょうがないわね。お散歩がてらいきましょうか。」
 もう長年使っているエプロンを外して、母親はケーキを持って家を出た。
 しばらく歩いて、彼らがよく行く秘密基地の洞窟の前にたどり着く。
「ルビー?」
 声をかけるとひょこっと息子が顔を出した。
「ママ。早かったね。」
「ええ、すぐそこだもの。はいこれ、ケーキ。みんなで食べるんでしょ?」
「うん。あ、ママ、ちょっと来てよ。」
「え?何?」
「いいから。」
 薄暗い洞窟を息子に続いて歩いて行く。
 ある程度広い、太陽の差し込む空間に出た。
「もうルビー…なんなの?」
 そう尋ねるのと、ぱんぱんぱん、と音が響くのとが同時だった。
 母親は驚いて足を止める。
 そこにいたのは息子の幼馴染の女の子、それに最近仲よくなった男の子だ。
「サファイアちゃん、エメラルドくん。」
「ほら、ルビー、何照れとっと?」
「さっさと言えよ。」
 二人につつかれ、ルビーは母親の前に立つ。
「ママ、いつもありがとう。」
 ルビーが差し出した包みを、母親は左手で受け取った。
「これは…?」
「今日は母の日やけん、何かしたいと思って。」
「俺達母親がいないから…えっと…。」
「エメラルドまで照れてどないするとね。はいこれ、あたしからったい。」
「これは俺から、です。」
 サファイアは籠に入ったたくさんの木の実を、エメラルドは赤い花束を差し出した。
「ルビー…サファイアちゃん、エメラルド君…。」
「あ、もう手がふさがっててうけとれないや。ママ、それ貸して。」
 ルビーがケーキの箱を受け取る。
 空いた右手で、母親は花束と木の実を受け取った。
「それ、あちこちで集めてきたと。ここらへんではちょっと珍しか木の実ったい。」
「そっちの花はグラシデアの花っていうんだ。遠い地方に咲く花なんだけど…。」
「あ、それよりママさ、ルビーの力作開けるが良かよ。」
 そう言われ、母親が一番最初に受け取った包みを開ける。
「エプロン…?」
 それは、真っ白くかわいらしいエプロンだった。
「今使ってるのボロボロでしょ?だから…。」
「ルビー、昨日夜なべしてつくっとったと。」
「サファイアばらさないでよ。美しくないんだから。」
「お前らこんなところでまでいちゃつくなよ。」
 わきゃわきゃと騒ぎ出した子供達を前に、母親は言葉もなく立ちつくしていた。
「あ。ママ。あとケーキが…。」
 ぱかり、とルビーが箱を開ける。
 そのケーキには大きな文字で「thank you」と書かれていた。
「ママ。」
「ママさん。」
「ルビーのおかあさん。」
「「「いつもありがとう。」」」
 その嬉しそうな、楽しそうな照れくさそうな声に胸が詰まる。
「みんなで食べようよ。」
 母親はそっとテーブルに贈り物を置いた。
「ルビー…サファイアちゃん…エメラルド君…」
 そして子供たちに近づいて、全員を思い切り抱きしめた。
「ありがとう!」
 その声と笑顔に、子供たちもまた顔を見合わせて笑う。
 秘密基地の中に、笑い声が響き合った。





ーーーーー
?あとがき。
途中駆け足になっちゃいました。
なんか…えっと…はいすみませんてきとうっぽくて。
一年あっためてこれかよ!的な突っ込みが聞こえますすみません。
でも書いてて楽しかったです。
来年はどんなネタにしようかな?
お付き合いくださってありがとうございました!

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