月草雑記帳

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電王捏造文章


今日は何の日


こんばんはっ!
6月10日は時の記念日ですね。
なのでこれはもう電王を書くしかないと思いました。
一週間くらい前から思ってはいましたが、UPするのがこんなに遅くなったのは理由があります。


数行書いては悶えてたからです。
悶えすぎて私の顔が赤いです。
悶えすぎてもう後半わけわかりません。


うわああんやっぱりハードル高かったー!!恋愛ネタってマジ苦手!!
でも時期的にもなんかもう今しかない!って感じだし…書きたいことは書きたかったし!!
というわけで!


侑斗×愛理さんネタ。
しかも恋人設定。地味に初めて。
甘くしようと頑張った。甘いです。私にしては最大級に甘い。
…ていうか此処に来てメンテナンスって何!?時の記念日終わっちゃったよごめんなさい!誤魔化します!
本当、間に合う時間だったんです!すいません!


気になる方のみどうぞ。
でもあんまり感想とか書かないで!顔から火が出るからっ!!














 夕暮れの道路を、二人乗りをした一台のバイクが走っていく。
 あまり車通りもない道だが、運転手は制限速度を守り、バイクを走らせる。
 それは運転手が生真面目だというよりも、――勿論、事故を起こしたくないというのもあるが――この時間を、少しでも長引かせたいのかもしれない。


『心惹かれる光』


 駐車場にバイクを止めると、同乗者が先にバイクを降りる。ヘルメットを取り、運転手に向かって笑いかけた。
「桜井くん、運転お疲れ様。」
 運転手―桜井侑斗はバイクに乗ったままヘルメットを取る。短い茶髪が風に揺れた。
「…ヘルメット、仕舞うよ。」
 同乗者―愛理がヘルメットを取る。侑斗がそれを受け取ると愛理はそのままくぐっていた髪をほどいた。
 長い髪が背中に広がる。
「本当に、ここでいいの?」
 侑斗の問いに愛理が頷く。
 今日は愛理のリクエストでこの場所に来たが、周りには何もないし、空は曇っている。
 星空も見えない。
「ええ。この時期に一度来てみたかったの。」
「…この時期?」
 侑斗の問いに答えず、愛理が歩き始める。侑斗も少し駆け足で愛理に追いついた。
「こっち。行きましょ?」
 愛理が指す方向には確かに数組のカップルや家族連れが向かっていた。
「何か、イベントでもやってるの?」
「それは、ついてからのお楽しみ。」
 少し不思議そうな顔をしながらも、侑斗は愛理と並んで歩き出した。


 周りに人の声は聞こえるものの、どこか静まり返っている気がする。そんな不思議な山の中。
 適当に整備された山道を二人は歩いていた。
 ぽつりと会話をしてはみるけれど、何故かあまり続く事が無く、気付くとまた無言で歩いていた。
 侑斗がたまに空を見上げ、何かを探すように顔を動かす。
 それをみた愛理が呟いた。
「桜井君は、いつも遠くの光ばかり見ているのね。」
 その声に侑斗が答える。
「…ダメかな。」
「…ね、桜井君。何か聞こえない?」
 少しいたずらっぽく言って見せた愛理に侑斗は耳をすませる。
「…水の音?」
「ええ。むこうに川があるの。」
 見える?と愛理が進行方向を指す。侑斗はしばらく目を凝らしていたが、首を横に振った。
「行きましょ?川の近くまで。」
「川が、今日の目的?」
「うーん…ちょっと違うけど、そうね。」
 曇っていて、電燈も申し訳程度にしかないその道を、ふたりはゆっくりと歩いて行った。


 たどりついたのは、川のほとり。
 さらさらと流れるその流れはとても涼しくて、触れたくなる。
「ここにいると後ろから来る人に迷惑だから…確か、こっちにベンチがあるの。」
 そういうと愛理が足場の悪い川べりをゆっくりと歩いていく。同じ目的地に向かっていた人々はどこに行ったのか。川の音が大きくて誰の音も聞こえない。
「あ、やっぱりあった。」
 そういうと愛理は見つけたベンチに座る。侑斗も少しためらった後、隣に座った。
「…ね、桜井君。さっきの話の続き。桜井君はどうして遠くの光ばかり見ているの?」
 侑斗がまたしばらく黙った後、話しだす。
「…昔、星が綺麗に見えるところに住んでいたんだ。母さんが死んで、そこに引っ越して…嫌な事もいっぱいあったけど、星を見ていたら…俺の時間に繋がる人とも繋がっていられるような気がして。」
「星の光は、もうずっと前の光だものね。」
「…うん。」
「ねえ、桜井君?私よりも貴方の方が、過去に囚われてしまっているのね。」
「……え?」
「だってそうでしょう?今も、過去の光ばかり、遠い光ばかり探してる。」
 でもね、と愛理がまっすぐに前を見た。
「たまには、近くの光にも目を向けてみたらどうかしら?」
 ほら、と愛理が一方向を指差す。侑斗がその方向に目を向けると、幾つもの光が輝いては消え、そしてまた輝いていた。
「…蛍?」
「正解。ちょっと季節外れかなって思ってたけど、まだちゃんと光ってたわね。」
 それはゆっくりと光を増し、またゆっくりと光を消し、また少し移動しては光り、そしてまた消える。
「綺麗でしょう?」
「…すごく。」
 素直にそう言った侑斗に愛理は嬉しそうに笑った。
「蛍も、星と同じなんじゃないかな。光って、消えて。人間もあれくらい光ることができたら…いいのにね。」
 最後の言葉に胸が痛くなる。


 例えばもし、人間が誰かを好きになって、その人のために輝けるとしたら。
 今俺の隣にいる人は、誰の為に輝くのだろうか。

 
「もう少し近くに見に行かない?」
 そう言って愛理が立ち上がる。侑斗も愛理に続いて、川のすぐそばに移動した。
 蛍は川の近くをふわふわと飛びまわる。愛理がさりげなくそのひとつの光に手を伸ばす。
 光は手に止まることなく、川の上を自由に飛ぶ。


 自由に飛んでいても、心の中は誰かへの恋心でいっぱいなのだろうか。
 今の自分と、同じように。


「…桜井君。」
 愛理が侑斗を手招きする。
 侑斗は首を傾げながらも愛理に近づく。
「ちょっと、ここ、見てくれる?」
 愛理が指さしたのは、別段変ったことのないような足元。
 侑斗は少ししゃがんでそこを見た。
「…何かいる?」
 愛理の方を見ようとした瞬間。
 頬に柔らかい感触がして、侑斗の身体と思考が停止した。
「……!?」
 ばっと愛理の方を振り返る。暗い中でもわかる、ほのかに赤い顔。
「…駄目だった?」
 侑斗は一、二度何か言いかけて、それから目をそらしながら呟いた。
「…仕返ししていい?」
「どうぞ?」
 侑斗は立ちあがって、それから愛理の頬に口づけた。
「…仕返し、終わり。」
 そう言って真っ赤な顔でぎこちなく笑う。
「…優しいのね。」
 それからしばらく、二人は川の上の光を眺めた。 


「…帰ろうか。」
 侑斗の言葉に愛理が頷く。
「そうね。今日はもう帰りましょう?あんまり遅くなってもいけないし。」
 侑斗が何か言いたげに自分の右手を見る。愛理はくすりと笑った。
「仕返しの仕返し、した方がいいかしら?」
「…いらないよ。」
 そう言って侑斗が愛理に右手を差し出す。愛理は笑いながら左手を差し出した。
 恐る恐る、宝物にでも触るかのように互いに手を繋いで、二人は駐車場に向かって歩き出した。

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~ Comment ~

ごちそう様です♪ 

「侑斗、そこはねぇ。頬じゃなく~」
と思ってしまった自分はダメですか?

コレこそ、妹ちゃんも?? 侑斗が補える!? はず。
・・・・・・でも、きっとデネブが(侑斗。良かった!)と見守っているはず。あっ、だから頬か。←一人納得。

駐車したバイクに戻る頃。
「ちょっと、ゴメン待ってて」
と、愛理に告げ。

「で、何してるんだ。デネブ」
にっこりほほ笑みつきで、プロレス技をかけている構図まで浮かんでしまった。


『歴代戦隊OP~』でシンケンジャーが第1位に。
News読んで嬉しくなった自分はやっぱり侍sのファン。


母上・姫参加のお泊まり会。
ふすまの向こうで丹波だけが眠れぬ夜になりそう。(でも、結局は爆睡してそう)←お約束!?


豪快の+1
DCDのケフンでゴホンなフォームを思い出した自分は・・・・・・。
ご家族で『劇場へGO』 いいなぁ。
感想待ってます。

1050だったので「税込か!」と思った自分って一体(汗;)

そんな、徒然なるモノ。

teddyさんへ 

こんばんは!コメントありがとうございます。


>「侑斗、そこはねぇ。頬じゃなく~」
えっと…侑斗じゃなくて書き手の問題です。耐えきれませんでした(脱!)

いやー妹は…えっと愛理さんならいいか…?
中村君好きなので嫉妬に走るかも…?と。
あ!!そうだ!デネブをオチに書くはずだったのにあまりの甘さに(自分で言うな)すっかり忘れてました!!
わたしの脳内設定ではデネブはデンライナーで良ちゃんたちが押さえてます(苦笑)。一番気になってるのは良ちゃんかもですが。
でもteddyさんのバージョンもいいですね~。目に浮かびます。


>『歴代戦隊』
真剣一位でしたね!やっぱり好きです。
個人的にはガオレンジャー3位がちょっと意外でした。
お泊まり会も(別ネタになるでしょうが)書いてみたいですね!…とりあえず流さんは緊張で寝れないだろう(笑)

豪快に関してはとりあえず明日のお楽しみにします!
コメントありがとうございました!
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