月草雑記帳

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創作文章(その他)


七色短冊の夕べ 1話


こんにちは。拍手パチパチパチパチありがとうございます。幸せです。レポートと発表とレポートとテストとレポートと………に追われてもなんとか生きてます。私負けない。


で。
ゴーカイ感想もそのうち載せますが、そろそろ七夕企画を載せないと間に合わないレベルに長くなってきたので載せ始めます。「七色短冊の夕べ」。完全オリジナルです。学園もののつもりです。
いろいろおかしい所はありますが読みたい方のみどうぞ。全何話になるのかは私にもわからないっ!




『七色短冊の夕べ』1話


「なータケ、お前はさー、ウチの学年の女子の中で誰がイケてると思うよ?」
帰り道にザワ(梅沢)がこっちに話を振ってきた。タケとは俺の事だ。竹田だからタケ。我ながらわかりやすいあだ名だ。
「女子って言うけどさ…一体何人いるんだよ。」
ウチの高校は、少子化問題などどこへやら。一学年に八クラスある。今は高校一年の6月なんだから、クラスの女子を覚えたくらいだ。
「そりゃあ俺だって全部は知らねぇけどよ。お前の隣のクラスの鈴木さ。あいつむちゃくちゃ可愛くね?」
隣のクラスと言うと、二組か四組。“鈴木”はよくある名前。だけど。
「あ、俺も同感!」
「あいつスタイルいいしやべぇよな!!」
ザワの隣に居たヨッシー(吉田)とコーノ(高野)が食い付いてくる。「それどの鈴木?」と聞き返す必要もない。
それほどに、二組の鈴木七実は人気があった。


「タケは?」
「んー確かに可愛いとは思うよ。」
「なんだよ、浮かない顔してんなよ。」
「はっ!まさかお前既に彼女が」
「いねーよ!…いや、たださ…可愛すぎねぇ?」
ザワもヨッシーもコーノも分相応って言葉を知らねぇのかな、と思ってたら後ろから三連続で叩かれた。
「いっ…なにすんだ!」
「タケよ、それはこっちのセリフだ!」
「そうだ!お前は七実ちゃんの魅力をちっとも理解してねぇ!」
「可愛すぎるとはなんだ!可愛すぎて何が悪い!」
「いや別に悪くはねえよ。」
「だろう!そしてだ!」
ヨッシーがず、と近寄ってくる。
「ザワは『誰を彼女にしたいか』と聞いたか?違うだろう。『誰がイケてる』かと聞いたんだ!分不相応であるかどうかは関係ねぇ!」
くっ、心を読まれていたか。俺が反論に困っているとコーノが割り込んできた。
「ん?じゃあお前は七実ちゃんを彼女にしたくはないわけだ。」
「馬鹿!誰がそんなこと言った!あのつぶらな瞳に見つめられながら『吉田くん(はぁと)』と呼ばれたいっ!」
「妄想の中ですら名字止まりかよ…」
コーノの突っ込みに苦笑していると、ふと、前に女の子がいるのに気がついた。ウチの学校の制服だ。
その子はこちらを見ていたようだったが、俺に気がつくと少しはにかみながら視線を逸らし、歩き出した。
「ん?タケ、どうかしたか?」
「いや、別に…。」
背中の真ん中くらいまである髪をユラユラさせながら歩く女の子に、何かを思い出しそうな気がした。
「な、ザワ。あいつ、知ってるか?」
「へ?…さぁ。こっからじゃ遠いしな。まぁウチの学校ってことは間違えないけど。」
「そうだな。サンキュ。」
ザワはちょっと不思議そうだったけど、そのままスルーしてくれた。ザワのこういうところが助かる。ヨッシーやコーノだったら、あの子を追いかけろと冷やかされたところだ。
「で?コーノもヨッシーも七実ちゃん狙いなんだな?」
「おうよ!」
「まぁね。あ、でさ、タケは誰がいいわけ?」
コーノの問いにしばらく悩む。
「んー…まだわかんねえ。」
「…お前、変わってんなぁ。」
コーノが呆れて首を振る。まぁ、俺もそう思うよ。
それから話は昨日のテレビ番組のことになって、女子の話なんて忘れてしまった。

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