月草雑記帳

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創作文章(その他)


七色短冊の夕べ 8話


こんばんは。拍手ぱちぱちありがとうございます。


今日は学校から帰った時点で体力と精神力何故か使い果たしてて、力尽きてたんですが。
趣味の時間を経て完全復活致しました。趣味って大事!!


というわけで「七色短冊の夕べ」もこれ入れてあと二つです。
勘の良いかたはお気づきでしょうが、最終日は相当長そうです(苦笑)。私の中編ってだいたいそうですよね(遠い目)。
今回は「ひにちごと」に一話とくくってます。そうしなければもうちょっと今日の分長かったんですが。
まあいいや。


とりあえず、興味のある方のみどぞです。






『七色短冊の夕べ』 8話


テスト最終日。
俺は全力で家に帰った。
「あら、春。お帰り。」
「あれ?母さん。まだいたの?」
「今日は仕事昼からだって言ったでしょ。ほら、ご飯はやく食べなさい。」
昼食をとって母親を送りだし、俺は部屋に戻る。
部屋の床には模造紙が広げてある。
正直これの所為で今回のテストはいきなり大ピンチな気がする。一年の一回目の期末だって言うのに。
でもテスト期間じゃなきゃできなかったよな。そう思って俺は仕上げの為に道具を用意し始めた。


「ザワ。」
とある公園にある建物の一室。
俺はまるめた紙を抱えてそこを尋ねた。
「おー、タケ。完成?」
笹の飾りつけをしていたザワが振り返って聞いてくる。
「おう。後は、そっちの仕事。」
「見ていい?」
「当たり前だろ。」
ていうか、見ないでどうやって仕上げるつもりなんだ…。
紙を広げたザワが全体を見回して、感心したように笑う。
「さっすが。名作じゃん。」
「サンキュ。」
クールぶってみたけど、内心すごくほっとしていた。
「じゃ、これ汚さねえように頑張るよ。」
「ああ。…しかし…」
「?何?」
「ザワ、お前ってすげーよな。」
「何が?『なっちゃん』と『ゆうちゃん』の正体について?」
「まあそれもあるけど…約束の叶え方とかさ。よく思いついたな。」
ああ、とザワが頷く。
「そりゃあ…まあ、タケが頑張ってたから?」
「…なんだそれ。」
いいからいいから、とザワが笑う。
「んじゃ、お疲れ。明日までにはなんとかするよ。失敗したらもう一個頼むな。」
「…無理。てか手伝うよこっちも。」
そういってからザワが使っていた梯子に登る。でっかい笹に短冊を吊るして行く。
「親父に頼めばバイト代出るぜ。」
「いいよ別に。金に困ってねえもん。」
そんな話をしながら笹を飾り付ける。ついでに会場の飾りも手伝った。


「じゃ、タケ。『招待状』、ちゃんと届けろよ。」
「頑張るよ。…ていうかザワ。お前の方は大丈夫なのか?」
そっちの方が難易度高いだろ?と言いかけたがザワの自信のありそうな顔を見てやめた。
「だいじょーぶ。伊達にイケメンのダチがいるわけじゃねーよ。」
「…んじゃ。明後日。」
「おう。ミスんなよ。」
「ああ。」
会場を後にする。なんだか既に緊張してきた。
明日。それに明後日が、勝負時だ!

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