月草雑記帳

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蛍雪降る御魂の祭り


超・電王&侍戦隊捏造 蛍雪降る御魂の祭り その一


こちらは1000ぱちぱち記念スペシャル捏造です。
500ぱちぱち記念捏造でもある「超越時空炎鳥伝説」の続編となっております。
正式名称は「超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー2 蛍雪降る御魂の祭り」です。ホタルユキフルミタマノマツリとお読みください。いやまあなんでもいいけど。


とりあえず注意書きをば。
・こちらは捏造小説です。
・仮面電王捏造小説です。
・侍戦隊捏造小説です。
・つまり、電王とシンケンを勝手にコラボさせちゃいました。
・キャラ崩壊注意報発令中。
・読みにくさクライマックス。
・お読みになる際は十分な妄想力をお持ちくださると楽しめるかと。
・長さクライマックス。
・キャラクターの多さクライマックス。
・八月中には完結希望。
・台詞が多い。
・どちらも詳しくないと読めない…なんてことはないけど詳しい方が楽しいかも。
・そしてシンケンにおいて、「帰ってきた」と「ファイナル」は無視。
・あと本家コラボ作品も無視。
・無視とはつまり「なかったことにしてください」ってこと。
・ギャグ。シリアス。そして怪談←?


超越時空炎鳥伝説はギャグロードを突っ走りましたが今回はちょっとテイスト違うと思います。
でも相変わらず世界の危機とか関係ない。
去年できなかったことをいろいろやってみました。でもなによりも…キャラクター多すぎます。
多分読んでて誰の台詞だかわかんないやつとかあります。自由に解釈しといてくださいませ。


それでは!!
多分読むのが凄く疲れる長編となりますが、よろしければお付き合いください。
蛍雪降る御魂の祭りへ、どうぞ!!









「超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー2 蛍雪降る御魂の祭り」 その一




 母親が泣いている。
 迷子になってしまった自分を探して探して、そしてようやく再会できた。
 泣きじゃくっていた自分を思い切り抱きしめた、その母の目から涙があふれた。
 泣いたところなど見たことのなかった母親の涙がやけに印象的で―――
 自分の肩を濡らしたその涙がとても冷たくて―――
 そして自分はまた泣いた。
 そんな夢を見た。暑い真夏の朝の事だった。


「良ちゃん、準備できた?」
 ひょいと愛理が顔を出す。紺色に縦縞模様の浴衣に白い帯をしめようと苦戦していた良太郎が苦笑いする。
「もうちょっとかな。」
「そうね。」
 愛理が手早く良太郎の帯を整える。
「はい、できあがり。」
「ありがと。」
「さ、もう出ましょう。」
 青色に白い鳥の模様の入った浴衣に黄色い帯をしめた愛理が小さな黄色い巾着袋を持つ。
「うん。」
 良太郎は玄関に移動し下駄を履こうとして…そのまま前につんのめった。
「うわ…っと。」
「良ちゃん?どうかした?…あら?鼻緒が切れちゃったのね。今回は片方だけ?」
「うん。でも…。」
 良太郎が鼻緒の切れた下駄を拾う。それは鼻緒が切れているだけでなく、踵の部分が割れていた。
「あら。これはもう直せないかしら…途中で買っていきましょ。」
「いいよ、サンダルで。」
「駄目よ、折角新しい浴衣なんだから。最初の日くらい、ピシッとしなくちゃね。新しいの買っていきましょ?」
 ね、と笑いかけられ、良太郎も苦笑した。
「うん。そうする。」
 外に出ると、茶色地の浴衣に同系色の帯をした侑斗と、水色に赤い金魚が泳ぐ浴衣に桃色の帯を飾り、髪をアップにしたハナが待っていた。
「桜井君、ハナちゃん、お待たせ。」
 愛理が小走りに二人に近づく。良太郎はサンダルを履きながらその風景を見る。
「…親子みたいだ。」
 そう呟いて苦笑する。現在の時間ではないとはいえ、あの三人は本当に親子だ。
「野上。何やってんだ。」
「踵が折れちゃったんだ。新しいの買ってくるね。」
「あ、あたしも行くわ。愛理さんと侑斗は、先に待ち合わせ場所に行ってたら?」
「そうね、あんまり三浦さんと尾崎さんを待たせてもいけないから。じゃあ桜井君。行きましょうか?」
「…うん。」
 侑斗と愛理が歩き出す。
「じゃ、良太郎。行こ?」
「うん。」
 ハナと良太郎は最寄りの靴屋に向かって歩き出した。
 今日は、夏祭りだ。
「それにしても、暑いね。ハナさん平気?」
「大丈夫。なんか、お祭りの熱気が伝わってきてるみたいね。」
「うん。…でも、なんだろ。お祭りって始まっちゃうと…ちょっと寂しいかな。」
「…あたしもちょっと、わかるかも。」
 二人はなんとなく同時に空を見上げた。
 空色に、入道雲と直視できない太陽が見えていた。


「丈瑠、支度は終わったな?」
 白色地に様々な赤い花が咲く浴衣に紅色の帯をしめた薫がわくわくと丈瑠に話しかける。
「はい。皆もそろそろではないでしょうか。」
 黒茶色の浴衣に蘇芳の帯をした丈瑠が黒子に留守中の指示を出しながら答えた。
「殿!支度が整ったようで。」
 彦馬が廊下から歩いて来る。そして、並んでいる二人の姿を見て目を細めた。
「姫!巾着をお忘れですぞ!」
 反対側からやってきた丹波も、楽しげな二人の姿を眺める。
「一時はどうなることかと思いましたが、これでよかったのでしょうな。」
「いや全く。やはり先代殿は素晴らしい御方であられた。」
「ジイ。皆の支度はできているのだったな?」
 丈瑠の声に彦馬が頷く。
「そろそろ玄関に集まるようにと伝えてあります。」
「よし、では丈瑠。我々も行くぞ。」
 丹波から巾着を受け取り、薫が丈瑠を見上げた。
「はい。」
 そろって玄関へと向かう。
 玄関の方では賑やかな声が響いていた。
 それは言うまでもなく、昨年の約束を果たす為に集まった、家臣達の声だった。
「丈瑠と姫さん、それから姐さんとことはもまだかよー。」
 深い緑色に竹の模様が入った浴衣に消し炭の帯の千明が玄関に座りこむ。
「こら千明!せっかく黒子さんが着つけてくれた浴衣が崩れる!」
「へいへい。ったく、久々だってのに変わんねえよな流ノ介。」
「千明もあんまり変わってねえ気がするけどな。」
 青色に渦巻き模様、灰色の帯をしめた流ノ介と千明のやりとりに、鼈甲色の浴衣と茶色の帯を付けた源太が苦笑する。
「ちゃんと大学合格したっての。あ、源ちゃんも変わんねえか。」
「まあな。」
「てやんでぃ!誰か一人忘れてねえかい!?」
「そうそう、あと、ダイちゃんもな。」
 何故か身体に紐をくくりつけた提灯侍ダイゴヨウが辺りをうろうろと漂う。
「三人ともお待たせ。」
 茉子とことはが玄関に姿を見せる。茉子は菖蒲色に桃色の花柄浴衣に深緑の帯をしめており、ことはは白地に黄色の花柄浴衣に空色の帯をしめていた。
「お、姐さん浴衣似合うー。」
「ことはもよく似合っている。」
「ありがとう。流さんも千明もみんな似合うてるで。」
「源太も今日は浴衣なのね。」
「おう。丈ちゃんに借りた。」
「あ、そうや千明、源さん、見て見て!」
 ことはが巾着から丁寧に畳まれた一枚の紙を出した。
「ん?…あ、これって去年の」
「『リュウちゃん』が描いたっていうポスターじゃん。」
「鳳凰折神を探してた時のやつね。」
「懐かしいな…あの時の殿の素晴らしさと言ったら!」
 ガッツポーズをとる流ノ介を千明が軽くあしらう。
「ハイハイ。」
「もう、一年経つんやね、あれから。」
 ことはが空をみた。太陽に似た鳥は、今は何処を飛んでいるのだろう。
「待たせたな。」
「丈瑠!おっせーよ。」
「そういうな。いろいろやることがあったんだ。」
「お、お姫さん浴衣もかわいいねー。」
「寿司屋もなかなか似合うな。それは私の父が着ていたらしいぞ。」
「お、マジで?サンキュ。」
「やっぱり親分が最高でさ!」
「じゃ、みんな揃ったところだし、行きましょ?夏祭り。」
「うん!」
 茉子の声に、それぞれが下駄をはき、祭りに向かって歩き出した。





ーーーーー
いきなり登場人物が多すぎる。
「その一」だけでえっと…14人(提灯含む)…!?
しかもまだイマジンズ出てきてないって…!!なんて恐ろしい(苦笑)。
登場人物が総勢何人になるのかもう想像もつきませんが、興味ある方は続きもよろしくお願いします。

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