月草雑記帳

スポンサー広告


スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



TB(-) | CO(-)  *Edit

蛍雪降る御魂の祭り


超・電王&侍戦隊捏造 蛍雪降る御魂の祭り その三


こんにちは。
合宿中なので予約投稿です。


キャラクターが多すぎてどうしようというこの捏造。
すみませんが次回まで我慢して下さい。
え?…いや大丈夫です。超展開は待ってるけどバッドエンドにはなりません。多分。


前置きが長くなってしまってます。モモタロスに怒られそう。
でも気になる方はどうぞ。






「超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー2 蛍雪降る御魂の祭り」その三


『あっちだ!』
 モモタロスの声に従って、良太郎は祭り会場から外れた林の方へと走った。
「…え?」
 そこにいたのは、赤と黄色の同じ形をした化け物。
「これって…あの、ナナシとかいう?」
『まーたこいつらか。とにかく行くぜ?良太郎。』
「うん。」
 良太郎は帯の上からベルトを巻き、パスを構えた。
「変身。」
 光が良太郎を包み、赤い電王、ソードフォームが現れる。
 そしてソードフォームの後ろに空からデンライナーが現れ、ウラタロス・キンタロス・リュウタロスそれにデネブをおろしていった。
「先輩ばっかりずるいよ。」
「俺らもたまには暴れな、身体がなまるわ。」
「わーい、全部やっつけちゃっていいよね?答えはきいてない!」
「あ、侑斗がお世話になってますー。」
「ったくしょうがねえなあ!お前ら、行くぜ!」
「オッケー。」
「おう!」
「わーい!」
「うん!」
 電王と4体のイマジンは一斉にナナシに突撃した。
 あちらこちらで武器がぶつかる音が聞こえる。
 その音に混じって、上空でまた電車の音がした。
「お待たせ、じいちゃん。」
「お久しぶりです。」
「幸太郎!天丼!」
「天丼じゃない。テディだ。」
 電車から飛び降りたらしい幸太郎…NEW電王ストライクフォームとテディがそれぞれナナシに向かう。
「なんか懐かしい奴等がいるじゃん。」
「幸太郎。油断は禁物だ。」
「ああ、分かってる。数が多いから別々に行くぞ。」
「わかった。」
 幸太郎とテディが走り出したのを見届け、電王もその場を離れ、林の奥に進む、と。
「助けて!」
 小さな声が聞こえた気がした。
『子どもの声?』
「あ?そんなもんしたか?」
『あっちから。とにかく、助けなきゃ!』
「わぁったよ!」
 電王がさらに林の奥に向かう。
 そして、ナナシに追いかけられているらしい小さな子どもを見つけた。
 着物を着て、肩口でそろえた黒い髪をゆらして走っている。
「モモ!」 
 後ろから声をかけられ、電王が振り返る。
「野上!デネブ!」
 祭り会場の方から侑斗とハナが走って来るのが見えた。
「おお、侑斗~。」
 デネブが駆け寄る。
「幸太郎とテディも来てるのね。」
「ちょうど良かった!ハナくそ女!コイツ見とけ!」
 電王が追われていた子どもを持ち上げ、ハナに走り寄ってその傍に下ろした。
「え、あ、うん。」
「ハナ、離れてろ。」
 侑斗がデネブを避けてハナを見る。
「…うん。君、歩ける?」
「…。」
 子どもが黙って頷く。
 ハナがその子どもを連れて、お祭り会場からも戦闘の場からも離れた岩壁に向かう。
 侑斗はベルトを取り出そうとして、ふとポケットを見た。
 そこに入っているものを見て、何かを考えるように動きを止めた。
「おお、侑斗!あっちに見覚えがあるのがいるぞ?」
 デネブの声に侑斗が指された方向を見る。
「あれは…。デネブ、行くぞ。」
「了解!」
 侑斗はポケットから手を放し、そちらに向かっていった。


 昼間でも真夏でも薄暗い林の中には、赤と黄色の怪物…ナナシが蠢いていた。
「ナナシがまたこんなに…。」
「丈瑠。避難誘導は任せろ。」
 黒子を従えた薫が林の入口で立ち止まる。
「はい。ショドウフォン!」
 丈瑠の声に、六人が一斉にショドウフォンを構えた。
「「「「「「一筆奏上!」」」」」」
 文字が空中に書かれ、それぞれがシンケンジャーへと変身する。
「行くぞ。」
「はっ!」
「おう!」
「オッケー。」
「がんばります!」
「ダイゴヨウ、暴れてきて良いぜ!」
「合点でぃ親分!」
 六人はバラバラの方向で戦い始めた。
 ナナシを斬り、突き、払い、蹴りと慣れた間隔で叩いていく。
 進むにつれて、なんだか騒がしい声が聞こえた。
「あれ?うち、あの声、どっかで聞いた様な…」
「っていうか…確実に知ってる声ね。」
「噂をすれば影っていうもんなー。」
 その視線の先に現れたのは、カラフルな怪人たちと見覚えのある人影。
「電王か。」
「く…我々とした事が…素人に先を越されるとは!!」
「いいじゃん今回は仲間だろ。」
 千明の声に流ノ介は何か反論しようとしたが、ナナシに行く手をふさがれて黙った。
「味方が増えるならいい。間違って斬りつけるなよ。」
「はっ。」
「向こうが覚えてくれてるといいけどな。」
 源太の呟きに、答えるものはいなかった。


「おい!」
 手近に居たナナシを蹴飛ばして、侑斗はシンケンジャーに近づいた。
「お、桜井侑斗じゃねえか!久しぶりだな!」
 源太が馴れ馴れしく近づいていく。
「ああ、やっぱり来たんだ。」
 ウラタロスがロッドを振りまわしてからポーズを取る。
「お姫様方、お久しぶりです。」
「…久しぶり。変わらないわねウラタロスさん。」
 茉子が半ばあきれたように答える。
「覚えてくれててよかったよな~。斬りかかられたらどうしようかと思ったぜ。」
 千明が合流する。侑斗は表情を緩めず答えた。
「一体どうなってるんだ。」
「さあな。夏だから大量発生してるだけかもしれねえし…丈ちゃんやお姫様にもわかんねえことは俺等にもわかんねえよ。」
「ばぁん!ところで、本物のお姫様何処行ったの?」
「ああ、あっちの方。」
 千明が指した方向は木々のせいでよくは見えないが、黒子が数人いるのは確かだった。
「…俺も合流する。デネブ、お前はこいつらなんとかしとけ。」
「え?…ああ、了解。」
 デネブは少し戸惑ったようだったが、大きく頷いた。
「おデブちゃんの出番なんてないよ!僕が全部やっつけちゃうからね!」
 リュウタロスが銃を乱射する。侑斗は教えてもらった方向へ走り出した。


「あれは、確か電王か。」
 一般人が林の方へ近づかないよう黒子に指示を出しながら、薫は黒子が用意した少し高い場所から戦闘の全体を見ていた。
 林の中ということがあって木が邪魔してあまりよくは見えなかったが、ナナシ以外はいないようだった。
「アヤカシの気配も…あまりしないな。」
 それでも何か首筋がぞわぞわと落ちつかない。
 『これは前兆にすぎない』と誰かに告げられているような気がして、薫は落ちつきなく、用心深くなるべく全体を見ていた。
 そうして何度目かに目をやった時。
 見覚えのある少女と見覚えない子どもが立っている岩壁の亀裂がボゥ、と赤く光った。
「隙間…!?」
 その隙間に近い者は誰も気がついていないようだ。
 薫は元いた場所から飛び降りる。すかさず黒子がシンケンマルを手渡す。
「隙間だ!」
 薫は声をあげようとするが、ナナシに行く手を阻まれた。
「ちっ!」
 咄嗟にシンケンマルでそれを払うが、やはり距離がありすぎた。
 赤い光が、どんどん大きくなっていく。
「――――」
 その声は誰にも届かずかき消されてしまった。



ーーーーー
戦闘シーンが長い!!
そういえば前回は降ってきたんですが、今回はサブタイトルがまだ降ってきません。
どうしようかな…
次回はいよいよ物語が動き出す!!
よろしければどうぞです。

スポンサーサイト


TB(0) | CO(0) *Edit

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
 ◆Home  ◆作品*  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。