月草雑記帳

蛍雪降る御魂の祭り


超・電王&侍戦隊捏造 蛍雪降る御魂の祭り その五


こんばんは。拍手ぱちぱちありがとうございます。
昨日合宿から帰還しました。なんで「無事」がついてないかっていうと昨日から顔ががっさがさになってるからです。なんかでかぶれたのか?まあ日常生活に支障はない。


さて、やっとその五まで来ましたが…話があんまり進んでない割にえらいややこしい事になってますね。
今の段階ではとりあえず「なんか大変なことになってる!?」くらいに理解していただけていればオッケーです。
ちゃんとフォローしますので。誰かが←?


しかし…今書いてたんですがびっくりするくらい展開遅いなコレ…
一日にもっといっぱい載せた方が良いんでしょうかね??
ううむわからん…意見あったらください。
とりあえず今日はいっぱい載せてみます。電王組とシンケン組の空気?の差がだせるといいな。


では、長いですがお付き合いくださる方のみどうぞ。








「超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー2 蛍雪降る御魂の祭り」 その五


「とりあえず、状況を整理しましょう?」
 茉子の声に薫が頷く。
「そうだな。作戦会議は重要だ。そこの赤いの。お前達も参加しろ。」
「俺はモモタロスだ!色で呼ぶな!」
「こら、姫に向かってなんたる口のきき方」
「はいはいとりあえず落ちつこうぜ?ほら、座れって。」
 源太の提案に、残った者が一か所に集まった。
「ところでさ。アンタ誰?」
 幸太郎の問いかけに薫がああ、と頷く。
「そういえば私もお前を知らないな。」
「…ああ、そういえば初対面かぁ。お姫様、こっちは野上幸太郎。未来から来た良太郎の孫だよ。」
 ウラタロスが幸太郎を示す。薫は戸惑うことなく答えた。
「未来から…時の列車でか?」
「そ。じいちゃんの助っ人みたいなもの。」
「そうか。私は志葉薫。先代志葉家当主だ。」
「ちなみに丈ちゃんのおかあさんな。」
「…過去から来てるとか?」
「そういうわけではない。」
「…ふーん。後は、みんな顔見知りなのか?」
 理解を諦めたらしい幸太郎に茉子が頷いた。
「そうね。」
「さて、と。じゃあまずは、そっちから情報くれない?あの良太郎が連れて行かれた隙間っていうの、なんなワケ?」
 ウラタロスの声に、しばらく考えてから薫が答える。
「あれはあの世とこの世の境目、外道衆の巣窟…と、言われている。」
「言われているって、どういうことだ。」
「実際に行ったものはいないからな。行ったとしても、帰って来たものが居ない。」
 侑斗の問いに薫が静かに答えた。
「…行く方法は無いのか?」
「無い。」
 きっぱりと言い放つ。侑斗は表情を歪めた。
「待つしかないってことか。」
「そう、なるな。」
 隣にいた薫も唇を噛んでいた。
「そこに行ったのは、じいちゃんとテディ、それから…」
「ことはちゃんとダイゴヨウだな。」
「ダイゴヨウって?」
「提灯。」
「なんで提灯を数に入れんだよ!」
「いやアイツ生きてんだって!!詳しくはめんどくさいから省くけど!」
「いやそこ省かないでよ…まあいいや。とりあえずそれだけだよね。」
「いや。もう一人…誰か知らない子どもがいたぞ。そっちの知り合いか?」
 薫の問いにイマジンズが顔を見合わせる。
「おいカメ公。わかるか?」
「さっぱり心当たりがないね。リュウタは?」
「僕知らないよー。おデブちゃんは知らないの?」
「全然!侑斗は知ってる?」
「知るか。」
「俺もわかんないし、テディも知るはずないよな。ってことは…この辺の子か?」
「それ、かなりまずいんじゃ…。」
 茉子が息をのむ。
「…いや…。」
「お姫さん、どうかしたか?」
「…あの子どもの事は…今は置いておく。」
「何か心当たりがあるのですか?」
 流ノ介がまっすぐ聞く。薫は一拍置いて答えた。
「当主としての勘だ。」
 そのいい方があまりにも威厳に満ちていた為、異議を唱えられる者はいなかった。


「それから、あの霧の後いなくなったのが…丈瑠と千明よね。」
 茉子の声に流ノ介が頷く。
「私がお傍にいながら…殿がさらわれるなどと!!」
「うーん…アレも隙間以上にわかんねえよな…そっちは誰が居なくなったんだっけ?」
 源太の声にリュウタロスが答える。
「ハナちゃんとクマちゃんだよ。」
「全部で四人か。…あの霧に心当たりは?」
「俺はない。外道衆とかいう奴の所為じゃないのか?」
「隙間センサーはナナシに反応しただけだったようだが…。ただ…まあ、可能性がないとは言い切れないな。」
「なんだよ、はっきりしねえなあ。」
「…そういえば先輩。イマジンの匂いはどうなったの?」
「……ん?」
「まさか忘れてたんじゃ?」
「い、いやぁ…だってあのナシとかいう奴がいたからよぅ。」
「梨じゃなくてナナシね。じゃあイマジンの仕業って言う可能性もあるんだね。」
「それは大変だ!」
「人間業じゃないことだけはわかるけど…それ以上わからないわね。」
「…仕方がない。丈瑠に賭けるか。」
 さらりと言い切って薫が幸太郎の方を見る。
「これ以上消えた者達を探しても仕方がないだろう。捜索は黒子に任せる。それでいいか?」
「…わかった。」
「幸太郎、本当にいいのか?だって、野上がもし」
「じいちゃんは死んでない。」
 デネブの言葉を遮り、幸太郎がおどけたように両手を広げて見せた。
「だってじいちゃんが死んだら、俺も此処にいないだろ?」
「…なるほどね。一理あるかも。」
 ウラタロスが頷く。モモタロスもバンと幸太郎の肩を叩いて言った。
「良い事言うじゃねえか幸太郎。良太郎が生きてるってんなら、なんとかなるだろ、な。」
「だね。」
「うん。良太郎なら大丈夫だよ。」
「…まあ、な。」
「うん、野上ならきっと大丈夫だ。」
「なんとかなるだろ。テディもいるしな。」
 それぞれにようやく僅かに笑みが戻る。
「…お前達は」
「俺等は、お姫様の決定に従います。な?」
「当たり前だ!」
「うん。異議なし。」
 源太、流ノ介、茉子の声を聞いて、薫も安心したように微笑んだ。


 ザァ…と林が風に揺れる。
 不意にモモタロスが顔を挙げた。
「…幸太郎、イマジンの匂いだ。来るぜ!」
「え?何処だよ!」
「上だ!」
 侑斗の声に咄嗟にモモタロスが幸太郎を押さえつける。
 その頭上を、白色の羽根を持つ何かが飛びすぎる。
「アイツか!?」
「ばーん!!」
 リュウタロスが銃を撃つがそれを避け、イマジンは林の中の大木の枝に立った。
 そして一瞬のうちに、大木を真っ二つに裂くとその中に飛び込んだ。
「なにぃ!?」
「過去へ飛んだ!?」
 大木はすぐに元の状態に戻る。侑斗がその木に駆け寄った。
「またあの木か。」
「おいおい、なんだよ今の!?」
「イマジンが過去へ飛んだ。」
 侑斗が空白のチケットをかざす。そこに先ほどのイマジンと、時間が浮き上がった。
「…これは…。」
 イマジンと侍がわらわらとカードを覗き込む。
「侑斗!カード見せろ!」
「随分昔だな。」
「木にも記憶ってあるもんなんだねぇ。」
「…先ほどのナナシと言い、この木は隙間と通じているのかもしれない。そうなると、木が意思を持っていてもおかしくは無い。ところで、記憶とはどういう意味だ?」
「イマジンは人の記憶をたどって過去に飛ぶんだよ!だから、覚えてない時代にはいけないんだ。」
「まあこんだけでっかい木だからな。昔にもなるだろ。」
「そうかもしれないけど…いろいろ、理解の範疇を超えてるわ。」
 モモタロス、流ノ介、ウラタロス、薫、リュウタロス、源太、茉子が好き勝手に話しだす。ふと、デネブが顔を上げた。
「あれ?なんか忘れてるような…。」
「そういや幸太郎どうした?」
 モモタロスが振り返る。と、そこには押さえつけられた拍子にイヤというほど額を打ったらしい幸太郎が声の無い悲鳴をあげていた。
「幸太郎!?」
「うわーぉ!大丈夫か!」
「…モモタロス…!」
「うわ、血が出てるよ~!?」
「悪ぃな幸太郎。お前の運の悪さ忘れてたぜ。」
「さすが良太郎の孫だね。」
「…運の問題かどうかは多少疑問だけどな。」
 源太が呟く。茉子が幸太郎の額に黒子から預かった包帯で止血をした。
「どうする?冷やした方がいい?」
「…いい。イマジン追う。」
 早くも赤く滲んで来た包帯を気にしつつも、幸太郎が顔を上げた。源太が頷く。
「ま、早い方がいいよな。とりあえず、半分に分かれるか。半分はこっちでアヤカシ退治。残りは」
「過去でイマジン退治ってわけね。」
「そゆこと。」
「うし、じゃあ行こうぜ幸太郎。」
「そうだな。」
 モモタロスの声に幸太郎が立ちあがる。
「待て。」
 なんとなく強制力のある声に、幸太郎達は立ち止まる。 
「私も連れて行け。」
「は?」
「ひ、姫!?」
「一度『時の列車』とやらに乗ってみたかったんだ。」
「…姫さん、本気?」
「ああ。源太、流ノ介。お前たちはここに残れ。外道衆は任せた。茉子は私と来い。」
「…いや、そんな勝手に…。」
「外道衆が絡んでいる問題だ。志葉家先代当主として、見届ける必要がある。現当主がいないのだからな。しかたあるまい?」
 そう言われ、侍たちは言葉を探して押し黙った。
「…なら、俺はこっちに残る。デネブ、お前は過去へ行け。」
「ええ!?」
 侑斗の声にデネブが体中で驚きを表現する。
「…僕も残る。お姉ちゃん心配だもん。」
「はぁ?何言ってんだ鼻たれ小僧?」
「じゃ、僕も残ろっかな。先輩、おデブちゃん、幸太郎をよろしく。」
「…じいちゃんのイマジンって、ほんっと勝手だよな。」
 幸太郎がため息をつく。
「もうなんでもいいよ。俺とモモタロスとデネブ、それからそっちのお姫様と姐さん連れて過去に行けばいいんだな。」
「ああ。オーナーに何言われるかわかんないけどな。」
 侑斗が頷く。なんとかするよ、と小さく呟いて幸太郎は侑斗から受け取ったカードをパスケースにセットした。
「じゃあ。」
「ああ。」
「流ノ介、源太。…任せた。」
「はっ。」
「了解。」
 短く挨拶を交わし、片方はデンライナーに乗り、そしてもう片方は大木に向かって歩き出した。



ーーーーー
ゼロ組が幸太郎をどう呼んでいいのかわからない!!実は本編であんまりしゃべってないぞあいつら!!
特に侑斗と幸太郎に関しては面識すらアヤシイ。気付かなかったな…。
そして思い出したかのように自己紹介し合う幸太郎と姫。書いてる人がここで思い出したことは内緒だ。
本当はここでもっと泣ける展開(!?)を入れてやろうかと思ったけどやめました。どっかで入れるかもだけど。
今回はギャグだけでない夏の話を目指していますので、色々期待…しておいて…ください。
まあとりあえずシャッフルユニット完成したので、次回からなんとか本編に入ります!!
では、懲りずによろしくお願いします。

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