月草雑記帳

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蛍雪降る御魂の祭り


超・電王&侍戦隊捏造 蛍雪降る御魂の祭り その八


こんにちは。
今日からしばらく祖母宅にいる予定ですが…
何故か動悸がおかしいです。気管支?が締まる感じがして違和感が。なんでかなぁ?なるべく早く実家に逃げ出した方がいいのかも?あ、これ肩こりかな?

まあいいんだけどね。倒れはせんだろう。ネットも(自由とまではいかんが)使えるし。マイパソ連れてきてるし。


そして、「蛍雪」のプロットがやっとできました。まだ作ってたんかっていう(苦笑)。
これで頑張って書きすすめられそうです。頑張る。


それでは今日の分の更新です。
明日はバイトだ!!…書けるかな?

「超・電王&侍戦隊シンケンジャー2 蛍雪降る御魂の祭り」 その八




「雪の…世界?」
 丈瑠の声に雪女はふっと笑った。
「そう。雪の世界。普段は夏には貴方達の世界とは繋げないのだけど、今は特別。」
「探し物してんだっけ?」
「ええ。とても、とても大切なの。この世界と引き換えにしてもいいくらい。」
「…なんやようわからんけど、そろそろ解放してくれへんか?」
 キンタロスが足元を示しながら言う。丈瑠・千明・キンタロスの足元は未だ氷に覆われたままだった。
「ええ加減冷たいねん。」
「…そうしてあげたいけれど…私には溶かすことはできないの。」
「ほんなら、ずっとこのままなんか?」
「時間が経てば溶けるわ。」
「…仕方ない。待つか。」
「しょうがねえな。そういやさ、ハナはなんで動けたんだ?」
「俺が抱えとったからな。足が地面についてなかったんや。」
「なるほどな。」
 千明の問い、キンタロスの答えに丈瑠が頷く。
「それで、探し物ってなんなんですか?」
「それは…。」
「話は後だ。」
 雪女の言葉を遮り、丈瑠がショドウフォンを取り出す。
 文字を書こうとして見るものの、どうもうまく使えない。
「…使えないか。」
「丈瑠、なんだよいきなり。」
「団体さんのおでましや。」
 千明が丈瑠とキンタロスの見ている方向を見る。
 そこにはどこから入り込んだのか、ナナシの大群がこちらに向かっていた。
「…どうやって来たのかしら。」
「…離れててください。」
 ハナが雪女に言う。雪女は戸惑いながらも後ろに退いた。
「ショドウフォンが機能しないのが面倒だな。」
 丈瑠が襲いかかって来たナナシの刀を受け止め、そのままナナシを振り払い、刀を奪う。
「はっ!」
 刀で足元の氷を叩き割る。ナナシが来たことで気温が上がったのか、思ったより簡単に氷は砕けた。
「千明!」
 丈瑠はナナシから奪った刀を千明に投げる。
「サンキュー!」
 それをキャッチし、振り向きざまに千明はナナシを斬り捨てた。
「よっと。」
 千明も足元の氷を割り、もう一体ナナシを斬る。
「そっちは刀要るのか?」
「俺はええわ。」
 キンタロスはどこからともなく斧を取り出し、それで足元の氷を割っていた。
「貸してください。」
「え?」
 手を出したハナに戸惑いながらも、千明が刀を渡す。
「えい!」
 ハナがナナシを刀で思い切り振り払う。ナナシが2・3体まとめて転がった。
「…強。」
 ぼそりと千明が呟く。キンタロスが隣で頷いた。
 丈瑠・千明・ハナが刀で、キンタロスが斧でナナシを叩いていく。
「くっそー。浴衣って動きにくいよな。」
「そんなことに文句を言うな。」
「へいへい。」
「ハナ、大丈夫か?」
「大丈夫。浴衣だから蹴れないのが面倒ね。」
「…心配なさそうやな。」
 順調にナナシを倒して行く。そんな中、一体のナナシが雪女に斬りかかろうとした。
「…危な」
 あと一歩で雪女に触れる。
 そう思ったところでナナシは停止した。
「?」
 ぴしぴし、と音がしてあっという間にナナシは氷の塊になる。
「私に触れると…皆、こうなってしまう。」
 とん、と雪女が凍ったナナシを押す。いとも簡単に、ナナシはバラバラに砕け散った。


- - - - -



「おお!!ここが過去か!」
 電車から飛び降りるように薫は地面に降り立った。
「すごいなデンライナーというのは!!」
「あんだけはしゃぐやつも珍しいよな。」
「きっと純粋なんだよ。侑斗も、初めて時を超えたときは驚いてた。」
「あいつがか?良太郎は…どーだったかな…。」
「…モモタロス、デネブ、置いてくぜ?」
「幸太郎さん、何からします?」
「とりあえずは聞き込み…かな…。」
 ぴく、とモモタロスが上を見る。
「幸太郎!イマジンだ!」
 その声に全員が上を見る。
 空を滑るように飛び、茉子達の前に降り立ったイマジンの、その姿はまさしく「天狗」だった。
 真っ赤な顔に長い鼻。
 何かの毛皮を着、下駄を履いており、手に持っているのは太刀とヤツデの団扇。
 その背中には何故か禍々しく白い、大きな羽根が付いていた。
「天狗イマジン?」
「ほぅ…匂いでわかるか。さすがは電王、とでも言っておくか?」
「てめえ…なんのつもりだ?」
「儂は儂の契約を果たしたのみ。お前達に拘束される謂れは無い。」
「そんなもん関係ねえ!幸太郎!」
「ああ。」
 幸太郎がパスとベルトを取りだす。
「茉子、行けるな。」
「はい。」
 薫と茉子もショドウフォンを掲げた。
「変身。」
「「一筆奏上!」」
 それぞれが光と文字に包まれ、NEW電王ストライクフォーム、シンケンレッド、シンケンピンクに変化する。
「…ん?おいおいちょっと待てよ。そっちのお前も変身できるのか?前はしてなかっただろ?」
「ああ。丈瑠が居る時は変身しない。一応引退した身だからな。だが。」
 モモタロスの問いに答えながら、薫はシンケンマルを構えた。
「今は丈瑠も居ないし、戦力が増えるなら問題あるまい。」
「そうね。」
 す、と茉子もシンケンマルを構える。
「…言っておくが、儂が素直に貴様らの相手をすると思うな。そんなことをする奴は…ただの馬鹿だ。」
「逃げられると思うなよ?おい幸太郎!行くぜ!」
「分かってるけど…ちょっと待ってよ。」
「はぁ?」
 妙な答えに全員が幸太郎を見る。幸太郎は、デンガッシャーの組み立てに手間取っていた。
「…おい幸太郎。」
「しょうがないだろ!あんまり使わないんだよ!」
「…おデブ。行け。」
「了解!」
「え、ちょっと待てそれ嫌だ」
 幸太郎の抵抗より早く、デネブが幸太郎に憑依する。
「おお、顔が現れた。」
「これが、フォームチェンジってやつなの?」
 NEW電王ベガフォームの誕生に、女侍達がおそるおそる近寄って来る。
「おいそこの侍!何よそ見してんだ!」
「あ、ごめん、つい。」
「後でじっくり見せてもらおう。」
「最初に言っておく!胸の顔は、飾りだ!」
『どうでもいい!!っていうか出てけ!』
「うし、じゃあ行くぜ!」
 モモタロスが取り出した刀で天狗に斬りかかる。
 天狗はそれをひらりと飛んでかわす。
 着地地点には茉子が刀を変化させた巨大な扇を構えていた。
「はっ!」
「風使いか?おもしろい。」
 茉子が発生させた風に乗り、天狗は持っていた扇で茉子の風を吹き飛ばす。
「余所見をするな。」
 いつの間に回り込んだのか、薫が烈火大斬刀を構えて上空から天狗を斬ろうとする。
 それを羽根一枚動かして避けると、天狗は抜いた刀で烈火大斬刀ごと薫を地面に落とした。
「いくぞー!」
 そして降りようとした天狗に電王ベガフォームが薙刀を向ける。
 天狗はその薙刀の切っ先に立ち、そのまま高く跳躍した。
「相手はしないと言ったはずだ。」
 そう言うと天狗は大量の白い羽根をまき散らした。
「うわ!」
「くっ!」
「わ…。」
「うわあ!」
 羽根に目がくらんだ4人をいとも簡単に蹴散らし、天狗はそのまままた高く跳び上がった。


- - - - -


「と言うわけです。」
 きちんと正座して話す流ノ介。あぐらをかきながらも真面目な表情の侑斗と源太。
 そして完全に遊んでいるリュウタロスとそれをなだめているウラタロスを見て、丹波は一言絶叫した。
「姫ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!私が…愚かだった…このような者達を信じるなどと!!」
「すげえ言われようだな。」
「お姫様は勝手にデンライナー乗りこんじゃったんだけどね…。」
「どっちかっていうとあの殿様の方を心配した方がいいんじゃないのか?」
「いいじゃん。別に僕たちの所為じゃないし。」
「…ま、ね。」
「何を呑気な事を言っているんだ!?大体、何をのこのこと帰って来た!姫をお連れするまでこの屋敷の敷居を…ん?何をする!?」
 丹波の両脇から黒子が腕をつかみ、そのままずるずると丹波を引きずっていく。
「ま、待て!まだ話は終わっていない!!姫をどこに」
 そしてぱたりと襖が閉められた。
「…いいのかよ、ジイちゃん。」
「まあ、仕方があるまい。」
 丹波の横に座っていた彦馬がため息をつく。
「それにしても、そのようなことになっていたとはな…。」
「こっちからも被害が出てる。協力してほしいんだが。」
「ああ、それは勿論。しかし…一体どうなっているのか。」
 彦馬がまたため息をついた。
「それは私たちにもよく…ただ言えるのは、確実にアヤカシが絡んでいるということ。」
「それから、アヤカシが絡んでるならシンケンジャーの出番って事だろ?流ノ介。」
「その通りだ。」
「…まずは、手がかりを探さないとな。」
 侑斗の言葉にその場にいた人間は考え込む。
「とりあえず…文献を見るくらいしか思いつかないが…。」
「何をてがかりにすればいいんだよ。文献ってったって、むちゃくちゃいっぱいあるじゃねえか。」
 その時、どぉん、と音が聞こえた。
「あ、花火だー。」
 リュウタロスが窓際に走り寄る。
「うわーい綺麗ー。」
「そういえば夏祭りだっけ。」
 リュウタロスの隣で空を眺めながらウラタロスが呟く。
「…そうか、夏祭りだ!源太!!」
 いきなり肩を掴まれ、源太は咄嗟に一歩引いた。
「な、なんだよ流ノ介?」
「祭りというからには何かを祭っているはずだ。それを調べれば、アヤカシについても何か分かるかもしれない!!」
 源太はしばらく考えた後、にかっと笑って見せた。
「…ま、やってみる価値はありそうだな。」
「よし、さっそく古い文献をあたるぞ!源太、お前は祭り会場で聞き込みだ!私は屋敷で」
「いや、別れて行動しない方がいい。」
 静かに言った侑斗に流ノ介が眉をひそめる。
「はぁ!?何を言うんだ桜井侑斗!二手に別れた方が効率的だ。」
「そうかもしれないけど…また誰か消えたらマズいだろ。」
 侑斗の言葉に全員が一度口を閉じた。
「…それも、そうだな。じゃあ流ノ介。どっちからやる?」
「…聞き込みが先だな。今なら祭り関係者がまだ会場にいるはずだ。」
「よし、なら行くか!」
「聞き込みなら僕に任せてよね。」
「わーいお祭りお祭りー!!」
 楽しそうなイマジン達に源太と流ノ介が顔をしかめる。
「また憑くのかよ…。」
「源太、耐えろ。これも殿の為と思えば!」
「じゃあ、今度は交代しよっか。」
「うん。」
 先ほどとは違い、ウラタロスが流ノ介に、リュウタロスが源太に憑依する。
「さて、やっと僕の出番だね。」
 茶髪に青を混ぜ、眼鏡の奥で楽しそうな青が光る流ノ介は、にっと笑って玄関に移動する。
「わーいカメちゃんすごい!」
 短髪に一部紫の長髪を混ぜ、帽子をかぶった源太はステップを踏みながらその後を追う。
「…お邪魔しました。」
「ああ。…あ、そうだそうだ。まだ名前を聞いていなかったな。」
 彦馬のその言葉に、侑斗は立ち止まり、一瞬唇を噛んでから答えた。
「桜井侑斗。」
 そう言い放つと、侑斗はそのまま玄関に向かった。
 玄関で二人のイマジンは、黙ってそのやりとりを聞いていた。






ーーーーー
「現在編」ラストで違和感を持たれた方いたら凄いです。もっといてください。
わかんなかった人は「超越時空炎鳥伝説」を読んだらいいんじゃないかな(え)?
そしてなんかNEW電王ベガフォーム出ちゃったよ。私じゃない。この手が勝手にやったんだ。
ますますキャラが増えてわけのわからん方向に進んでいるこの捏造!
よろしければお付き合いくださいませ。
では。

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