月草雑記帳

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蛍雪降る御魂の祭り


超・電王&侍戦隊捏造 蛍雪降る御魂の祭り その九


こんにちは!拍手ぱちぱちありがとうございます!
昨日の鬱は甲子園見てたらだいぶおさまりました!すごかった!9回表で満塁逆転ホームラン!!


それはともかく。
昨日さぼって申し訳ありませんでした。
「蛍雪」続きです。
大体の流れはもう出来てるんですが、細部まで決まってはいないので書いてる本人も何が起こるか読めません。
なんか…キャラが好きかってしてる感じ。楽しい。
書きあがるまでどうなるかわからない!いや結末は一応決まってるはずなんだけど。


戦闘シーンを交えつつも、そろそろ物事の本質に迫っていかないと…!
とりあえず今回でこの話の始まりを語ってもらいます。
語ってくれるのはあの方(笑)。もう予想はついていることでしょう。


それでは、興味のある方のみどうぞ!







「超・仮面ライダー&侍戦隊シンケンジャー2 蛍雪降る御魂の祭り」その九





「うーん…。」
 源太がアイスクリームをかじりながら頭を掻く。
「おい源太!何を一人だけ」
「おばちゃんにもらったんだよ!それより流ノ介、どうすんだよこれから。」
「ということは、そっちも手がかりなしか。」
 侑斗が少し困ったように表情を歪めた。
 お祭り会場で片っ端から聞いて回ったものの、この祭りの真の意味を理解している客など一人もいなかった。
「ちょっと気付くの遅かったよな。役員のおっちゃん達もう酒入っちゃってんだもん。」
「会話が成立しなかったからな…。」
 源太と流ノ介がため息をつく。
「関係者じゃなくても知ってそうな人、わかるけど?」
「お姉ちゃんトコ?」
 聞き込みに飽きて休憩していたウラタロスとリュウタロスの声に、流ノ介が喰いついた。
「それは本当か!?」
「結構なんでも知ってるよね、僕ちゃん。」
「…まあ、聞いてみる価値はあるか。」
「こっから近いのか?」
「ああ。野上の働いてる喫茶店の常連客で…」
「ていうか、噂をすればって言うよね。」
「あー!お姉ちゃんだー!」
 ウラタロスが示す方向を見る。そこには愛理・尾崎・三浦の姿があった。
「…まだいたのか。」
「一応良太郎探してたんじゃない?」
「あ、俺あの人知ってるぜ。『良ちゃん』のお姉さんだろ。」
「…なんで知ってんの。」
「なんで敵意むき出しなんだよ。一年前にお前の絵をたどって行ったら喫茶店に着いて…そっか、喫茶店ってあそこのことか。」
「で、どうすんの?愛理さん達行っちゃうよ?」
「あ、ああ。それにしても…美しい方だな。」
「だよなー。」
 愛理に対してそう言った侍は、すねたリュウタロスに気付かなかった。
「…聞いてくる。」
「僕も」
「ハイハイ、行ってらっしゃい。」
「カメちゃんのばかー!」
 リュウタロスを捕まえてウラタロスがひらひらと手を振る。
「あら、桜井君。一度帰ったの?」
 侑斗に気が付いた愛理がにこ、と笑う。既に普段着に着替えていた侑斗は頷いてから尋ねた。
「…野上は?」
「それが、まだ見つからないのよ。桜井君もまだ見つけられない?」
「ああ。」
「そう…どこに行っちゃったのかしらね。…あら?そちらの二人は?」
「…野上の知り合い。探すの、手伝ってもらってる。」
「あら、それはどうもすみません。」
 丁寧に頭を下げられ、流ノ介と源太はとんでもないと頭を振る。
「えっと…ところで、このお祭りについては詳しいのですか?」
 流ノ介の声に愛理は首を傾げたが、何か言う前に尾崎が間に割り込んだ。
「それなら任せてください!何を聞きたいのかな?」
「この祭りの由来って知ってる?」
「勿論。昔、この辺りに異常気象で吹雪が続いた時があって…たくさんの人が犠牲になったので、占いが行われたそうです。そして占いの結果は、『御神木に生贄を捧げよ』。それで、妻に先立たれ、子どもを吹雪で失った若い男が自ら首を吊って。そして吹雪は止んだそうです。」
「へー。それで、なんで祭りを?」
「それが、この話には続きがあって、実は子どもは生きていて、吹雪が止んで村に帰ってきたらしいんです。そして変わり果てた父親の姿を見て、ひどく悲しんで。子孫代々その勇気ある父親を祭り続ける事を約束したそうですよ。」
「そうなんですか。物知りなんですね。」
「いや~これくらいは常識ですよ…。」
「な、なら愛理さん!この辺りに霊界と繋がっている木があることは」
「みーうーらーくーん。まーたわけのわからない事を」
「それどこ!?」
「何処にあるんですか!?」
 話題に喰いついた源太と流ノ介に若干引きつつも、三浦はある方向を指さした。
「此処からでも見える、あの大きな木なんだけど…。」
 三人が顔を見合わせる。
「ありがとうございました。」
「サンキュー!」
「…じゃあ。」
「あら、もう行っちゃうの?」
 愛理の声に心の中で謝りつつも、三人は同じ方向に走り出した。
 三浦が指したその方向は、あの林の方角だった。


- - - - -


「てめえ、待ちやがれ!」
「言わなかったか?相手はしないと。」
 とん、と大きな木に立った天狗は手に持ったものを見せる。
「これに懲りたら、もう追っては来るな。まあ、もう追ってはこれまいがな。」
 その手に持っていたのは、黒いパスケース。
「…あ!」
 変身のとけた幸太郎が天狗を睨む。
「我々を舐めるな。戦力が一人減ろうが、問題ない。」
 薫がショドウフォンを構える。
「…ちょっと待って。…ショドウフォンが作動しない?」
「何?」
 茉子の声に薫が文字を書こうとするが、うまくかけないようだった。
「先ほどの羽根の所為か。」
「ではな。」
「あ…逃げられちゃった。」
 デネブががっくりとうなだれる。
「畜生…おい幸太郎!何やってんだ!」
「今のはデネブだろ!」
「…ごめん。」
「ちっ。しょうがねえな。おい、そっちの変な筆はどうなんだ。」
「…よくわからん。源太を連れてくれば良かったんだがな。」
 まあ、と薫が地面にショドウフォンを置く。
 そして落ちていた木の棒で地面に字を書いてみる。『煙』の字を書きあげると字は煙となって消えていった。
「モヂカラ自体は使えるからな。修理はできるだろう。」
「そうね。」
 茉子も『風』を試し書きしてから頷いた。
「じゃああの野郎を追いかけるぜ!」
「とは言っても…どこ目指すんだ?モモちゃん。」
「俺が知るか!」
「モモタロス。匂いはしないのか?」
「こんだけ羽根まみれじゃ、匂い混じっちまってわかんねえよ。」
「それもそうか。」
 話している五人に近づいてくる人影に気が付き、薫がある方向を見た。
「何か用か?」
 そこにいたのは、地元の者たちと思われる人々だった。
「モモタロスとかデネブが怪しまれてるんじゃ…。」
 幸太郎がぼそりと呟く。
「ええ!?そうか、ちゃんと変装してないから…。」
「いや、変装って…。」
 茉子が呟く。
「…どうやら違うらしいぞ?」
「は?」
 薫の声に、地元の人々のひそひそ話を聞いてみる。
「見ろ!あの男を!」
「なんだか妙な着物だな…。」
「さっきの天狗が変化したのかのぅ…。」
「えらい豪華な着物の娘もいるぞ。」
「さらわれたのではないか?」
 そしてその会話を聞いて、モモタロスはぽんと幸太郎の肩に手を置いた。
「…幸太郎。お前、疑われてんぞ。」
「なんでだよーーー!?」
「なんか、すごく目立つみたいね、その服。」
 幸太郎が着ているのは、一般的な『洋服』だった。
「らしいな…ったく、なんで普段着着てんだよ。」
「な…当たり前だろ!じいちゃんたちと違って別に夏祭りに行ったわけじゃないんだから!」
「運の悪さというのは、こういうところにも出るのだな。」
 薫がおもしろそうに呟く。幸太郎はため息をついた。


- - - - -


「ここまでくれば…追ってこないかな。」
 息を整えながら良太郎が海の方を見る。
「はぁ…疲れた。」
 ことはもその場に座り込んで息を吐いた。
「全く、飛んだ目にあいましたぜ!」
 ダイゴヨウも心なしか飛び方が弱弱しい。
「とにかく…完全に迷ってしまったわけだが。」
 テディの言葉に全員が四方を見渡した。
「うん…なんかもう砂しか見えないね。」
「…お兄ちゃん。」
「ん?あ、ごめん。大丈夫だった?」
 良太郎が抱きかかえたままだったケイを下ろす。
「うん。あのね…変なの来るよ。」
「変なの?」
「あっち。来た!」
 全員が同じ方向を見た。不気味な咆哮と共に、大きなものが近づいてくるのが見える。
「あれは…」
「またなんか出てきよった。」
「大変でぃ!どっちに逃げ」
「待って。…あれが、僕たちの探してた列車だよ。」
 レールが良太郎達の真横に伸びてくる。骸骨のような姿で、車輪部分が透けている奇妙な列車…幽霊列車が、レールをつたい、停止した。
「これが…幽霊列車?」
「ここで何をしている。生者が死の時間を荒らすな。」
 列車が開き、中から何かが降りてくる。
 ことはとダイゴヨウが慎重に構えるが、良太郎はまっすぐに立ちあがり、それを見上げた。
「丁度ね、僕達も帰りたいって思ってたんだよ。死郎。」
 黒い長い髪を無造作に流し、クマのある鋭い目で睨むようにこちらを見ている男、死郎は興味なさそうに答えた。
「ならば、帰ればいいだろう。姿が変わっても特異点だ。」
「それが、帰り道がわからないんだ。」
 死郎は初めて表情を変えた。
「貴様ら、どうやって此処に来た。」
「変な隙間を通って…。」
「隙間?」
「あの、うちから説明させてください!」
 ことはが警戒態勢を保ちながらも一歩前に出る。
「隙間って言うのは、あの世とこの世を繋いでるもので、外道衆もそこを通って現世に来るところなんです。」
「…そうか。ここ最近現れたドウコクとかいう輩の仕業だな。」
「…最近?ドウコクはもう300年以上も…」
「俺にしてみれば最近だ。」
「…?」
「あの、ことはさん。死郎は此処を何百年も彷徨ってるみたいなので…。」
「そ、そうなんですか?」
「まあいい。だが、どんな道を通ろうとも、お前が帰りたいと思えば帰れるだろう。それでも帰れないと言うのなら…。」
 死郎が良太郎・ケイ・ことは・テディ・ダイゴヨウを見る。
「生者でない者が混じっているか。」
「…?どういうこと?」
 その時、足元の砂が動いた気がして良太郎とことは、それからテディが下を見た。
「…これは…!」
 足元に茶色くくすんだ根が現れ、それがみるみるうちに伸びていき、幹が現れ始めた。



ーーーーー
あーあーなんか出ちゃったよーやっちゃったよー。
「さらば電王」未見の方いたらすみません。つい。なんかつい。
幽霊列車とセットになってたんだよな(何をいまさら)。
この人たちどうしてるのか全くわかんないから完全に捏造です。
「過去編」は洋服ネタをやりたくてしょうがなかったという。イマジンくらい怪しいといっそ疑われないのかなーと。すいません特に深い意味はないです。
現在編は…そろそろ出番終わりかなって人が二人ほど(笑)。ここまで便利に働いてくれるとは今日まで思ってもいませんでしたけど。ところで現在編、今何時なんだろう(え)。8時くらいかな?

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