月草雑記帳

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蛍雪降る御魂の祭り


超・電王&侍戦隊捏造 蛍雪降る御魂の祭り その十


「良い性格してる」が皮肉なのって関西弁だったのー!?


閑話休題。
「蛍雪」、やっとフタケタいきましたー!!
そういえば、昨日からこの捏造専用のカテゴリつくりました。いつかは作るつもりでいたし。
しかしコレまったく終わりが見えないなあ(苦笑)。


今回は戦闘シーンがあります!…って前回もあったっけ?
戦隊物と仮面ライダーのわりに戦闘シーン少ないよなあこの捏造。
だって書くの難しいし。だって文字で書いても伝わりづらいし。
正直に私の力量の問題だと認めるべきですねすいません。


そういや、毎回地味に悩んでいるのが「どの組から載せるのか」ってこと。
印象とか変わっちゃうかもしれないなーと悩むんですが、最終的に結構適当です。
でも次回はすごく考えないといけないな…
では、興味のある方のみどぞ。




「超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー 蛍雪降る御魂の祭り」その十


「ほんまに、なんやったんやアイツらは。」
「…すまないが、此処から出してもらえないか。外が気になる。」
「だな。えっと…『雪女』ってのも長いから…ユキさんでいいか?」
 千明にそう聞かれ、雪女は薄く微笑んだ。
「構わないわ。」
「じゃあ…ユキさん。此処から出たいんです。」
「…そうしてあげたいけれど…。」
「?なんや?アンタが作った世界なんやったら出口くらい作れるんと違うんか?」
「いつもはそう。でも、世界がおかしい。」
「おかしい…?どういうことですか?」
「さっきの者たちも私は招いていない…。この世界がおかしいわ。」
「…少し、調べてみるか。千明。」
「だな。えっと…じゃあ俺こっちに歩いてみる。丈瑠は反対行けよ。」
「ほんなら俺は別方向に行ってみよか。ハナ、お前はここで待っといてくれ。」
「わかったわ。」
 そして三方向に分かれて、丈瑠・千明・キンタロスがゆっくりと歩いていく。
 雪女から離れるにつれて霧が深くなっていくのがわかる。
 足元すら見えない霧の中を、まっすぐに歩いて行くのは至難の業だった。
「…大丈夫かなぁ…。」
「…ごめんなさいね。」
 呟いたハナに対して、雪女が寂しそうにうつむいた。
「…どうして、謝るんですか?」
「こんな時に…大丈夫よって、よしよししてあげられたらいいのに。できないから。」
「よしよしって…そんな…。」
 苦笑したハナの瞳を雪女が覗き込む。
「あら、駄目だった?」
 その慈しむような表情を見ていられなくなって、ハナは顔をそむけた。
「…あれ?」
 そして向こうの方から歩いてくる人影を見つける。
「丈瑠さん?」
「…戻って、来たのか。」
 別の方向から千明とキンタロスが歩いてくるのも見える。
「あれ?やっぱり元の場所か。」
「出口はあれへんみたいやな…ん?ハナ、どうかしたんか?」
「…みんな、まっすぐ歩いてたんですよね?」
「ああ。」
「足元見えなかったし自信はねぇけどな。」
「ちゃんとまっすぐ歩いてきたで。」
「でも、みなさんが戻ってきた方向は…歩いて行った方向と、まったく同じなんです。」
「…なんでや。」
「いくらなんでもそれはあり得ない…よな?」
「あり得ないと言う事は、何かワケがあるんだろう。例えば…結界とかな。」
 丈瑠の声に千明が頷く。
「さっきのナナシといい…やっぱアヤカシが絡んでることは間違いねえよな。」
「目的はなんなんや?俺達の足止めか、それとも」
「この世界自体、かもしれないわよね。」
 ハナの答えに全員が息をのむ。そんな中、雪女はのんびりと言う。
「少し、休みましょう?冷たいかもしれないけど座ったら?」
「…なんでそんなに呑気なんだよ!ユキさんの世界の事だぜ?」
 千明がいらいらと顔をしかめる。
「そんなに怖い顔をしていては駄目よ。大丈夫、貴方達は私が守るから、ね。」
 膝ほどまである長い髪をたなびかせ、雪女が笑う。
「だから、外の話をしてくれないかしら。探し物の途中なの。」
 その白い瞳の向こうに悲しげな色が見えた気がして、その場にいる全員がその場に座った。
「さぁ。お話をして頂戴。」
「…何を、探しているんだ?」
 丈瑠の声に、雪女が答える。
「こども。私の可愛い可愛い、とっても大切な子達なの。」


- - - - -


 現れたソレは、なんとなくニンゲンのような形をとった。
 全体的に茶色で、足の部分は根っこのようで、うねうねと動いている。
 腰に当たるであろう部分は鋭い葉が生い茂り、手に当たる部分は蔦のよう。
 そして顔だろう部分は目や口などが存在せず、代わりに大量の木の実をつりさげていた。
「あの蔦…僕達を引きずりこんだ奴だよね。」
「ていうことは触れるんや…。ダイちゃん。」
「合点でい!」
「…死郎。話しは後でもいいかな。」
「…ああ。お前が生き残ったのなら、聞いてやろう。」
「ありがとう。あの、ダイゴヨウ。ケイと一緒に隠れててもらえませんか?」
「え?しかし、オイラも侍で。」
「私も賛成だ。」
「うちも。ダイちゃんが見ててくれるんやったら安心やわ。」
「…じゃあ、そうさせてもらいまさ!」
「ありがとう。ケイ、待っててね。」
 ケイをつれたダイゴヨウ、それから死郎が幽霊列車の方へ避ける。
「良太郎さん、よろしくおねがいします。」
「こちらこそ。僕じゃ頼りないかもしれないけど…テディ。協力してくれる?」
「ああ。」
 ことはが筆を、良太郎がパスケースをそれぞれ構えた。
「一筆奏上!」
 シャッシャッっと心地よい音がして『土』の文字が現れ、ことはを包む。
「変身。」
 パスをベルトに触れさせ、電王プラットフォームが現れる。
「あれ?前に見た電王と形が違うんですね。」
「モモタロス達がいないから…。」
「サポートは任せてくれ。」
 テディが空中で回転し、銃機能を備えた剣へと姿を変える。
「行くよ。」
「はい!」
 電王とシンケンイエローは同時に走り出した。
「ランドスラッシャー!」
 巨大な手裏剣でうねうねと向かってきた蔦を切断する。
「やっぱり、これやったら戦えるわ!」
「油断しないで!」
 ことはが切った蔦を踏んだ瞬間、蔦が爆発した。
「きゃ…」
 良太郎がテディで胴体を叩く。少し軋んだ音がした代わりに、腰の部分の葉が光った。
「危ない!」
 そしてその葉は勢いよく良太郎を斬り裂く。
「うわっ!」
「良太郎さん!」
 体勢を整えたことはが今度は刀で根の部分を斬る。
「…え!?」
 その斬られた根はそれでもうねうね動き、刀に絡みついてこようとした。
「えい!」
 刀を振り払うことでなんとかその根を追い払う。
「テディ、行くよ!」
「ああ。」
 ことはが離れた瞬間に、遠距離から良太郎が弾を撃つ。
 それは多少はずれたもののあちこちに当たり、ダメージを与えたようだった。
「…これならいけるかも!」
「良太郎さん!」
 ことはが駆け寄って来る。
「どうしたんですか?」
「これ、見てください!」
 ことはが握っていたのが、先ほどまで絡みついていた根だった。
「これは?」
「切った後もしばらく動いてたんです。せやから、迂闊に斬らん方がええかもしれません。」
「そうなんだ…でも、蔦のところは動かなかったよね。」
「はい。あ、でもなんか爆発したり…。」
「そういえば…。」
 ふ、と良太郎が足元に目をやる。
「あ、危ない!」
 ことはが良太郎を突き飛ばす。良太郎はそのまま蔦が落ちている場所にころころと転がった。
「はっ!」
 先ほどまで良太郎がいた場所を突いてきた蔦をことはが受け止め、真ん中から斬る。
「…どうかしたのか?」
「…そっか。コレだったんだ。」
 良太郎は立ちあがり、ことはを見る。
「すいません!あの顔の木の実、全部落とせますか!?」
「え?」
「さっきの…手裏剣みたいなやつとかで、そこから!」
 ことはは繰り出される葉を避けて、刀を手裏剣に変化させた。
「やってみます!」
 ひゅん、と手裏剣が宙を舞い、顔の部分にあった木の実の茎部分を切断した。
 木の実が重力に従って落ちる。
「テディ!」
 その木の実を、テディで良太郎が撃っていく。
 命中したそれは、一気にはじけた。
「今や!」
 何発かの爆発が終わった瞬間、ことはが刀に戻したシンケンマルで頭から一刀両断する。
 それは声もなく崩れると、砂となって消えてしまった。


- - - - -


「そこの者たち。この辺りに村はあるのか?」
 薫の声に、人々が頷いた。
「すぐ近くにあるが…お前さんたちどっから来たんだね?えらく妙な身なりの者が多いが…。」
「私たちは、未来から」
「旅芸人の一座なんです!これ、舞台衣装で!」
 薫の前に立って茉子が弁解する。薫は不服そうにしていたが、人々は納得したように頷いた。
「そうか。うちの村にも寄っていってくれるのかい?」
「そのつもりなんです。案内してもらえますか?」
「ああ。」
「…ナイスフォロー。」
 幸太郎の呟きに茉子が笑みを返す。
「さ、とりあえず情報収集しましょう?」
「お前すげーな。」
「本当。かっこいい。」
 モモタロスとデネブもおとなしく茉子に続く。そんな中薫は一人、楽しげに過去を眺めていた。
「ここが村だ。」
「ありがとうございます。」
「とりあえずこの目立つらしい服をなんとかするか。これを売れば代わりのものくらい変えるだろう。」
 薫の言葉にモモタロスと幸太郎が顔を見合わせる。
「…それはやめといた方がいいんじゃないかな。」
「何故だ。」
「この時代に未来のものを置いていくわけにはいかないし。」
 幸太郎の言葉に薫はしばらく考えてから答えた。
「なら、質屋を探すぞ。」
「質屋、ですか?」
「後で取り返す。そうすれば文句は無いだろう。」
「…モモタロス。どう思う?」
「シチヤってなんだ?」
「…いいや。質屋で。」
「おい!おデブ、しってるか?」
「さあ…なんでも七円なのかもしれないなぁ。」
 そんな会話を後ろに聞きつつ、一行は質屋にたどり着いた。
「ここか。邪魔するぞ。」
「へい、らっしゃい。」
「この服を質に入れたい。代わりに一般的な服を貸してもらえるか?」
 薫の言葉に店主はじろじろと服を値踏みする。
「ま、いいだろう。ただし、そっちの男達の妙な服は引き取らねえからな。」
「ああ、構わない。これは衣装だからな。」
 そして茉子と薫の着物と5人分の着物を交換してもらう。
「そっちの男の服はこの辺に置いといてやるよ。一文にもならないけどな。」
「…幸太郎、大丈夫か?」
「…もうヤダこの立ち位置…。」
 すっかり落ち込んでいる幸太郎に、モモタロスとデネブはかける言葉が見つからなかった。
「何をしている?さっさと行くぞ。」
 村娘風に着替えた薫が外に出る。
「失礼。君たちは、天狗の知り合いか?」
 外ににいた30ほどの男性が薫を呼び止めた。


ーーーーー
「過去組」は何処に行ったのか。はっきりとは決めてませんが1600年代くらいだと思ってます。
そして幸太郎ごめん。
ああそれにしても…戦闘シーン書くのは大変だ。オリジナル怪人出さなきゃいかんのがまた…いやまあどっかからキャラ借りてきてもいいんだろうけど。あとでなんかフォロー入れないと。
次回はちょっとのんびり話を進めたいところ。…アイツがそうさせてくれなさそうだけど。
では!

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