月草雑記帳

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創作文章(特撮系)


ひっそりお祝い


こんばんは。今日は一日趣味に費やしたのですが、さすがに12時間耐久は飽きますね。
途中で「あれ。私なんでこんなことに時間と費用と体力つかってんだろ…」と泣きそうになりました。
多分シュウカツの所為だと思うんですけど、最近すぐ鬱になって困ります。


さて、話はがらっと変わりますが。
私がいつも楽しみに読ませていただいているサイトの管理人さんのお誕生日が先日ありました。
どこの誰とは書きづらいのですが(いえ別に変なサイトとかじゃないですけどね。リンクも貼ってないし勝手に書いちゃだめかと思って。)、とりあえずお祝い文でも勝手にプレゼントしたいなーと思って書いてみました。
その方が今多分ハマってらっしゃるゴーカイジャーの捏造を。
その方はとあるカップリングがお好きなのですが、まあここは私らしく、特に恋愛要素のないギャグ系となりました。サービス精神の足りない奴だと思われてしまう…リクエストがあれば書きます!大体のカップリングは!!
でも私が熱烈に愛してるカップリングの片割れの別の人、とかノーマル以外はちょっと…苦手かな?
うわ、話が盛大にずれてる!!
とりあえず!
・海賊戦隊捏造です!
・リオンより押しつけられた管理人さんのみお持ち帰り自由
です!!
興味のある方のみどうぞ。
しかし…若干季節外れになってしまったなあ…。暑いからいっか。






『いつもより華麗なチェンジ』


「みみみみみなさーんっ!たいっへんです!」
 巨大な箱を抱えてガレオンに飛び込んで来た鎧を、海賊たちはそれほど驚く様子もなく迎えた。
「どうした?」
「どうしたもこうしたもないです!見てください!」
 ドン、と鎧が箱を机に乗せる。直方体のその箱は、一抱え以上もあった。
「?なんだ?この箱。」
「ここにくる前に、黒子の皆さんにいただいたんです。」
 マーベラスの問いに答えた鎧にハカセが眉をひそめる。
「黒子?ってことはシンケンジャーの?」
「そうです!皆さんに差し入れだって!」
「肉か?」
「なんでよ。ここはやっぱり宝石でしょ!」
 ルカが生き生きと箱に手を伸ばす。アイムはお茶を置いて答えた。
「とにかく、開けてみましょう。」
 かぱりと開いた蓋の下に見えたものは。
「…布?」
 ルカがそれを手に取ってみる。
「まぁ、綺麗な布ですね。この手触り…すごく丁寧に作られたようですよ。」
「それに高そう…あれ?なんか縫ってある。もしかして服?」
「これは…侍戦隊シンケンジャー公式ヴィジュアルアルバム『五侍粋変化』でシンケンジャー初期メンバーのみなさんが来ていた着物の、アレンジバージョンじゃないですか!」
「…こうしきヴィジュアル…?」
 目をキラキラ輝かせる鎧に、ジョーが分からなかったらしい言葉を繰り返した。
「気にしないでください。とにかく、これ、先輩からの贈り物の服ですよ!!」
「なんだ服か。おもしろくねぇな。」
「おもしろいっていうか、この服はカッコイいしカワイイんですって!アイムさんルカさん、ちょっと着てみてくださいよ!」
「え?でも着方が…あ、丁寧に着方書いてくれてる…これなら大丈夫かも。アイム、ちょっと着てみない?」
 布の下から出てきた紙を見てルカが質問する。
「あ、はい。では。」
「ほら、男共はあっち行って!えーっと、これが袖で…」
 ルカはさっさと4人を追い出すと、アイムに布をかぶせた。




「じゃーん!うん、我ながら完璧ね!」
 ルカが満足そうに頷く。
「いかがでしょう…?」
「完璧です!これぞ浴衣!日本の夏!」
「へー。浴衣って可愛いね。」
「ああ。よく似合う。」
「悪くないな。」
 口々に感想を述べる男性陣は、関心を持ったようにもらった箱を眺めた。
「ありがとうございます。」
「いっぱいあるし、せっかくだから着てみる?ハカセ器用だし、そっちの着付けはお願いね。」
「え?あ、うん。…ってあれ?アイムが着てるの入れて5着しかないけど。」
「あ、俺は家から持参するから大丈夫です!では、マッハで行ってきます!」
 そういうと鎧は猛スピードでガレオンを飛び出して行った。
「…おい、あいつの家って」
「はいはい、マーベラスはあっちで着替えてきなって!」
 マーベラスに浴衣を一着押しつけ、ルカはマーベラスを部屋から追い出した。
「あたしも着替えるから、ジョーとハカセも出て行ってね。」
「ねー、そっちはルカ一人でこっちは三人もいるんだよ。広い部屋譲ってくれてもいいじゃない。」
「もー、相変わらずうるさいわね。嫌われるわよ?良いから行った行った。かっこいー姿、期待してるからね。」
 最後に楽しそうな笑みをつけて、ルカがハカセとジョーを部屋から追い出した。
「…しょーがない。着替えよっかジョー。」
「そうだな。マーベラスが浴衣を破壊しないうちに」
「ってああああ!何やってんのマーベラス!!」




「あ、ねえ見てあの人たち!」
「モデルさんとかかなぁ…。」
 多くの人が歩く川沿いの道。
 そこを歩いていた六人のうちの一人が不安げに隣の人物を見上げた。
「あの…なにやら、注目されている気がするのですが…。」
 桃色を基調として、花や和柄を散らした浴衣に濃い桃色の帯を重ねたアイムは、自分の着ている浴衣を見る。
 おろおろと頭をふった表紙に、鮮やかな牡丹色の飾り紐が揺れる。
「これはとても素敵なのですが…私には似合っていないのでは…。」
「俺は似合っていると思うが。」
 隣を歩くジョーは、模様のない薄い浅葱色の浴衣に浅葱色の帯をしている。いつもの髪型は浴衣にもしっくりと合っていた。
「ああ、そうだな。気の所為だろ。」
 一歩前を歩くマーベラスは光沢のある黒い浴衣に紅色の帯を締め、紅白の筋が入った上着を引っ掛けている。
「ありがとうございます。ジョーさんもマーベラスさんも、とってもお似合いです。」
「ま、悪くないな。」
 マーベラスが腕を組んだまま道を歩く。
「なんかだんだん人が増えてきたけど…どこ行くのよ、これ。」
 黄色に紅葉柄の浴衣に橙に花柄の帯を締め、透き通る羽衣のような上着を羽織ったルカが隣を歩くハカセをつつく。
「だから、さっき鎧が言ってたじゃない。『マツリ』があるからお参りに行くって。」
 答えたハカセは緑色に白と紺で花の模様が入った浴衣に、紺色の帯をしめている。
「そうです!さ、みなさん、もうすぐつきますよ…って、あれ?」
 マーベラスの隣を意気揚々と歩いていた鎧は、目の前に現れた女性二人に目を丸くした。
「あの…なにか?」
「あ、あの…」
「はい?」
「あ、えっと…こ、これ!良かったら!」
 女性がマーベラスに差し出したのは、まだ湯気の立つフランクフルト。
「なんだそれ。旨そうだな。」
「よ、良かったらどうぞ!!それで…お礼に一緒に写真っていうのは…」
「?別にいいぞ。」
 その言葉をきっかけに、大勢の人が六人の周りに集まり始めた。
「あの、よかったら写メ撮らせてもらえませんか?」
「…何故だ?」
「えっと…あ。これ、手羽先ですけど、あげます!だからそのお礼って事で…」
「…別にかまわないが…。」
 二人の女性からジョーが手羽先を受け取り、代わりにツーショット写真を撮る。
「あの…この後暇?良かったら俺らと」
「ちょっと、アイムに手出さないでくれる?」
「うわ、お姉さんもむっちゃいけてるじゃん!二人ともどう?かき氷奢るよ。」
「かき氷…とはなんですか?」
「え?知らねえの?じゃあもういいや。見返りなしで買ってやるよ!何味が良い?」
「ちょ、ちょっとルカにアイム!何やってんの?」
 かき氷につられた二人を引き戻そうとすると、ハカセが誰かにぶつかった。
「うわ、ごめんなさい!」
「あらーやだちょっとカワイイじゃない。アンタ、これ持ってきなさい。お代はいいから。」
「へ?ど、どうも。ありがとうございます。」
 おばさんに冷やしパインを押しつけられ、ハカセは曖昧に笑った。
「これもどう?」
「うわーおいしそう。いいんですか?」
 隣にいたおばさんから今度はわたあめを受け取る。
「…みなさん、何やってるんですか?」
「ちょっとどいて!あの、これ、やきそばって言うんですけどー!」
 知らない女性に突き飛ばされ、鎧は寂しく道の片隅に座りこんだ。
 五人はそれぞれすっかり地球人に取り囲まれ、しばらく近づくことすらできなかった。




「…わかったぞ。」
「なにがですか?」
「『マツリ』ってやつは、人に食べ物を渡す代わりに写真を撮れるイベントってことか。」
「成程な。この浴衣はその衣装ということか。」
「うん、そんな感じみたいね。」
「僕たちもカメラ持ってくればよかったね。」
「ええ。でも、他の方々は食べ物を買っていたように思いますが…。」
「う~…みなさん!なんかいろいろ勘違いしてます!それどっちかっていうとハロウィンですよー。」
「おもしれえ!鎧!次の『マツリ』はいつだ!?」
「だから違いますってばー!!」
 お参りに行ったはずなのに両手を食べ物でいっぱいにしてガレオンに戻ってきた海賊たちに、鎧は誤解を解く方法を考えてため息をついた。







ーーーーー
こんなんでなんかすみません。
ナンパとか見たことないししたこともされたこともないのでどんな感じかわかりません。
鎧の浴衣描写がないのは御愛嬌。勿論、思いつかなかっただけ。文句はゲンちゃんに言って!
とりあえず書いててなんだか楽しかったです。

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