月草雑記帳

スポンサー広告


スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



TB(-) | CO(-)  *Edit

蛍雪降る御魂の祭り


超・電王&侍戦隊捏造 蛍雪降る御魂の祭り その二十一


きょうは ばいと がんばりました。
拍手ぱちぱちありがとうございます。私は元気です。
なんとか「蛍雪」が更新できてよかったです。ネットの調子が本当悪くて…ダメかと思った。
そして今日の分が難しいわ長いわでダメかと思った(笑)。


いろいろミスもみつけてダメかと思った。


どんなミスかは…今は黙っときます。もう本当自分「特撮ファン」の看板下ろした方が良いんじゃないかと思った。
でも降ろしたくないからフォロー頑張る。


では、興味のある方のみどうぞ。






「超・仮面ライダー電王&侍戦隊シンケンジャー 蛍雪降る御魂の祭り」 その二十一


「…どうやって帰るの?…ケイ。」
 呼ばれた名前にケイは嬉しそうな顔になった。
「途中まで送るよ。多分、出来ると思う。」
「元居た場所にならおそらく行けるだろう。」
「…ありがとう。」
 くる、とケイが侍達の方を見る。
「ありがとう、えっと…お兄ちゃんたちは…」
「…丈瑠。せっかくの頼みだ。正式に名乗ってやれ。」
「は?」
 丈瑠が薫を振り返る。腕を組んだ薫は、にっと笑って見せた。
 その表情を見て丈瑠はしばらくためらった後、言った。
「…俺は、シンケンレッド、志葉丈瑠。」
 その言葉に、意を得たりと流ノ介が続く。
「同じくブルー、池波流ノ介。」
「同じくピンク、白石茉子。」
「同じくグリーン、谷千明。」
「同じくイエロー、花織ことは。」
「同じくゴールド、梅盛源太。」
「私は志葉気十八代目当主、志葉薫。天下御免の侍戦隊、シンケンジャーだ。」
「お、なんかかっこいいじゃねえか。」
 モモタロスの言葉にデネブが深く頷く。
「うん。侑斗、俺達も」
「デネブ、黙ってろ。」
「いいじゃん、僕達もやろうよー。」
「いや、そんなこと言われても…」
 びし、とモモタロスが右手の親指を立て、自分に向ける。
「俺達!」
「「「「「参上!」」」」」
 声をそろえたイマジン達が、同じポーズで楽しそうに笑う。
「俺はモモタロスだ。」
「千の偽り万の嘘。それでもいいなら…僕に釣られてみる?…改めてこんにちは。僕はウラタロス。」
「俺はキンタロスや。俺の強さは泣けるで?」
「僕、リュウタロス!こっちは良太郎と、ハナちゃん!お前たちは説明しなくてもいいよね?答えはきいてない。」
「あ、どうも、デネブです。侑斗をよろしく。」
「馬鹿。…桜井侑斗だ。」
「俺は野上幸太郎。こっちはテディ…って知ってるか。」
「ああ。」
「?あれ、侑斗はいつのもやつ言わないの?」
「…?いつものとは…何だ?」
 首を傾げた流ノ介に口を開きかけた良太郎を侑斗が止める。
「野上…!」
「そうだ!ちゃんとアピールしないと!さい」
「デネブ!お前は黙ってろ!」
 侑斗が顔を赤くしてデネブを蹴る。
 あはは、と笑ったケイがふと寂しげな顔になった。
「おかあさん。最後にお願い…だっこ、してくれない?」
 ケイの言葉に、雪女は戸惑い、首を横に振る。
「…無理よ。私に触れたら、貴方は凍ってしまうわ。」
「…せっかく、触れるようになったのに…。」
 しゅんとしたケイを見て、薫が口を開いた。
「…イマジンというのは…憑依ができるのだろう?ならば、私の体を貸してやろう。」
「え!?」
 全員がぽかんと薫を見る。源太が慌てて雪女と薫の間に入る。
「いやいやいやいや!!お姫様!ちょっと待てって!」
「姫!憑依と言うのは並大抵の事では」
「いくらお姫様でも…危ないっていうか…。」
 説得を受けても不満げな薫を見て、良太郎が口を挟む。
「やめた方がいいんじゃないかな。なんだか特殊なイマジンだし、特異点じゃない君には危ないかもしれないから。」
「ああ。」
「うん、俺もそう思う。」
「あたしも、そう、思うな。」
 薫は何かを言おうとして、その表情を見て声を飲み込んだ。
「…わかった。…まあ、玄人がそう言うのならば仕方がないな。」
 その代わり、と薫はぐっと前を向く。
「母上?」
 丈瑠を無視し、薫は雪女の前に立った。
「…貴女、すごい『火』の力ね。」
「当然だ。私は300年伝わる志葉家の跡取りだ。『雪』などに後れを取るものか。…息子が、世話になったな。」
 す、と薫が何かを差し出す。
「お前が望んでいるものだ。」
「…私は、何も望んでは」
「そういうことは受け取ってから言うがいい。」
 薫が手を開く。重力に従ったそれを、冷たい風が雪女の目の前に運ぶ。
「…これは…。」
 それは、六つの硬貨だった。
「金で解決するのは嫌いだがな。お前に必要だろう。」
「…ありがとう。」
「礼にはおよばない。息子と…家臣の世話をしてくれた報酬だ。」
 なんとなく泣きそうな顔になっている雪女とケイを見て、良太郎が口を開いた。
「あの…僕に憑いたらどうかな。」
 驚く侍達を後目に、モモタロスがため息をつく。
「…ったく。言うと思ったぜ。」
「僕なら特異点だし。能力も抑えられるんじゃないかな。」
「…その可能性はあるな。」
「でもじいちゃん。危なくないか?」
「…良太郎。あたしに、やらせてくれない?」
「…え?」
「は!!?」
 思いがけない申し出に、良太郎と侑斗、幸太郎にイマジン達は驚いて声の主を見た。
「あたしだって特異点だし…それに…ユキさんの、役に立ちたいの。」
「それなんていう嘘…ってわけじゃないよね。ハナさんだし。」
「うん。ハナちゃん嘘つかないもんね。」
「おいおい、本気かよハナクソ女。」
「…ハナがやりたいんやったら、やったらええんちゃうか?」
「…クマゴロウ。」
「キンタロスや。」
 キンタロスの突っ込みにちょっと笑って、ハナは雪女の方を見た。
「あたしの身体、ちょっとだけ、貸します。望みを、叶えてください。」
「…いいの?」
 問いかけた雪女にハナが頷く。
「こう見えて、あたしも頑固だから。止められたって気にしません。」
 それを聞いて、雪女は精神体に変化し、ハナに憑依した。


 流れる黒髪に白い髪が混じる。
 その瞳も透き通る白銀に変化し、冷たい色で、暖かい視線を送る。
 ゆっくりと手を広げて、優しい声で名前を呼ぶ。


「ケイ。」
 成り行きに驚いていたケイは、その声を聴いて恐る恐る近づいて…思い切り抱きしめた。
「…あったかいね。」
「…そうね。」
 しばらく目を閉じてそうしていたハナは、やがて目を開けた。
「見送ってあげたいけれど…ここでお別れね。」
「うん。」
 そっとケイを放し、その手に硬貨を握らせる。
「無駄遣いしちゃだめよ。ちゃんと、船に乗るの。わかった?」
「うん!ありがとうお母さん。」
 その満面の笑みに微笑み返し、もう一度強く抱きしめる。
「…行ってらっしゃい。」
「…うん。いってきます。」
 最後にケイの頭を撫でて、ハナはゆっくりと立ち上がった。
「…みなさん、いろいろ、ありがとうございました。…ケイを、よろしくお願いします。」
 動く視線が一人一人とぶつかっていく。
 全ての人と視線を合わせ、もう一度ケイを見てから、雪女はハナから離れて雪の世界へと戻って行った。
「…僕達も、そろそろ、行こうか。」
「うん、そうね。」
「…よろしく頼む。」
「おう!任せとけ!」
「ばいばい、シンケンジャー!」
 その言葉に侍達は顔を見合わせ、照れたように笑った。
「ばいばい。」
 代表するように、ことはが手を振る。
 侍達をその場に残し、一行はデンライナーに乗り込んだ。


「じゃ、俺等は丈ちゃん家戻ろうぜ。丹波のじいちゃん、安心させてやらなきゃな。」
「む。そうだな。」
「待て!」
 後ろから声をかけられ、全員が振り返る。
「アンタ達、何やってんだ?」
 林に駆けこんで来た少年が息を切らしてそこに立っていた。
「えっと…貴方は?」
「俺は、ここの木の子孫だ!」
 茉子の問いに少年が言い放つ。
「は?」
 全員がぽかんと少年を見た。
「こ、こら!どうもすみません。」
 後ろから追いかけてきたらしい女性が、少年の頭を持って下げさせる。
「いや、あの、木の子孫と言うのは?」
 流ノ介の言葉に噛みつくように少年が答える。
「俺の父ちゃんの父ちゃんの、ずーーっと父ちゃんがこの木なんだ!!」
 何を言わせる間も与えず、少年は叫ぶ。
「だから大事にしないといけないんだ。毎年ちゃんと、ありがとうって、言わなきゃだめなんだ!でも、今年は弟が…病気で言えなかったから。きっと怒ってる。だから」
「もう、やめなさい。すみません。祖父の話を真に受けちゃって。」
「いや…弟、もう良くなったのか?」
 かがんで聞いた源太に少年は頷いた。
「…良かったな。」
「何よりでい。」
「…え。今、提灯が喋った」
 源太がダイゴヨウを捕まえ、黒子に引き渡して苦笑いする。丈瑠はため息をついて、少年の前に出た。
「お前は…この木の子孫だと、信じているのか?」
 その言葉にカチンと来たのか、少年が丈瑠を睨む。
「そうだよ!俺のご先祖さまはな!すっごい人だったんだぞ!この町を救ったんだ!英雄なんだ!」
「…その気持ちがあれば、きっとこの木も救われる…えっと…喜んでくれるよ。」
「うん、きっとわかってくれはるよ。」
「…本当?」
 茉子とことはの言葉を聴き、不安げに見上げた少年に、薫は大きく頷いて見せた。
「ああ。間違いない。私なら、嬉しいからな。」
「…そっか。」
「…ほら、お供え、持ってきたんでしょ。」
「うん。」
 女性に促され、少年はお菓子や飲み物を大木の根元に置く。
「ご先祖様。ありがとう!」
 少年の声は晴れた空に響く。
 侍たちは、大きく開いた大木の洞が塞がっていくのを見た。





ーーーーー
今回の話は…展開は決まってたんですが…誰が「それ」をやるかで悩みました…。
結果、ここに落ちついたわけなんですが、個人的にもどうにも納得がいってないところです。書いてる本人がこうなんですから、読んでる人はどう思われる事やら…。
捏造という言葉を盾に…なんていうか…すみません!!
納得はしてませんが「蛍雪」としてはこれでいいと思ってます!!
まあ、あといろいろ言い訳すべきところはありますが…
それはまたまとめにでも(まとめ書く気か)!
次回、多分最終回!
よろしければ、お付き合いくださいませ。

スポンサーサイト


TB(0) | CO(0) *Edit

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
 ◆Home  ◆作品*  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。