月草雑記帳

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電王捏造文章


やっぱり平日って忙しい。


こんばんはー。拍手ぱちぱちありがとうございます。


昨日からそんな予感はしてましたが。
「砂時計(昨日書いた電王捏造)」の続き?が思いついちゃったので書きました。
なんかね…予想以上にシリアスっていうかつらーい感じになった。
そして妄想大爆発。
これといってカップリングとかはありません。
時間軸は多分侑斗が変身し始めたしばらく後。
設定とかちょっと捏造してるかもしれません。
よろしい方のみどうぞお読みください。


あ、昨日も書きましたが「時を刻む唄」に影響受けてます。…パクリジャナイヨ。
あと、昨日書いた「砂時計」っていうのを先に読んでいただけると嬉しいです。思いっきり続きなんで。
では。





「時を刻んだ砂」


 からん、と軽い音を立てて扉が開く。
「いらっしゃいませ…あら。」
 入ってきた男性客に愛理がすっと笑顔を見せる。
「こんにちは。お久しぶりですね。」
「こんにちは、愛理さん。しばらく出張だったんですが…ここのブレンドが恋しくて。」
「ありがとうございます。」
 カウンターに座った男性客に珈琲を出してから、愛理はふと思い出したかのように黒い砂時計を取り出した。
「あの、これ、以前忘れて行かれましたよね?」
 男性客はしばらくそれをみていたが、やがてぽんと手を叩いた。
「ああ、こんなところに。どうもすみません。」
「いいえ。これ、素敵ですね。どこでお買いになられたんですか?」
「え?ああ、いやこれは友人のものなのでわからないんですが…。」
「あら、そうなんですか?」
「ええ、預かりものです。」
「そうですか。」
 少し残念そうな愛理に男性客は慌てて声をあげた。
「あ!…よかったら差し上げますよ?友人もきっと」
「え?いえ。それには及びません。お返しします。」
 す、と愛理がカウンターを離れ、席の隣に立つ。
 男性客も立ち上がり、それを受け取ろうと手を伸ばした。
 刹那。
 手渡す腕と手渡される腕がほんの少しすれ違い、砂時計は手から離れた。


 かちゃん、と軽い音が響く。
 ぱりん、と壊れる音がして。


 声を上げる間も与えず、いとも簡単に砂時計は砕け散った。
 愛理と男性客はしばらくぽかんとしていたが、やがて愛理は口を開いた。
「…あら…すみません。せっかくの時計が」
「ああ、いえ、いいんですよ。どうせもらいものでしたから。それよりお店が…」
 男性は慌てて時計の破片を拾う。
 愛理はほうきとちりとりで破片を集め、袋に入れた。
「弁償させてもらいますね。おいくらでしたか?」
「いえ、言った通りもらいものですから。値段とかわからないっていうか、もう誰からもらったかすら忘れたくらいで…だから気にしないでください。」
「…そうですか?すみません。」
「いえ、こちらこそ。」
「では、珈琲一杯、サービスしますね。」
「え?いいんですか?」
 そうして二人は談笑に戻る。
 壊れた砂時計は、躊躇われることなく捨てられた。













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